@Guitar & Music & China

日本・中国を中心とした主に音楽と楽器を紹介します(節操はありません(笑)楽器は主にGuitarです)

【音楽猫(Musicat)】Musicat Meets Mozart(CD)

2006-11-17 | 楽坊フォロワー

Amazon.co.jpより引用

サントリー・ウーロン茶、人気CM曲、「姉さんはよく食べる・・・なのにずるい」編
使用楽曲「姉さんの恋」オリジナル・フル・バージョンを収録。
音楽猫流「究極の癒し」を体感できます!


正直な所”まだいたんだ~”と言うのが新譜発売を知った時のリアクションでしたね、私。
新譜が出るのを知ったのもある意味偶然で”Barks”のお気に入りとして”女子十二楽坊”を
登録していたのですが、更新情報が来て飛んで見たら”音楽猫”だったと言う訳の分からん展開でした。
まぁそんな感じなのに買う私も私ですけど~(いつもの事でんな(笑))

解説にもあるように、サントリー烏龍茶の”姉さんは・・・”と言うCMに使われていたと言う事も
今回初めて知りました・・・まだ”音楽猫”の色が出来ていないと言う事かと思います。
今回のアルバムを聴いて見て”前作よりはアンサンブルが出来てきたな”と感じましたね。
それは何かと尋ねたら・・・

元々弦楽器系は西洋楽器、その他は中国古典楽器と言う編成で始まった”音楽猫”ですが
前作は”西洋楽器と中国古典楽器の融合”と言いつつ、ミックスダウンの関係だと思いますが
”中国古典楽器が西洋楽器に吸収合併されて閑職に追いやられた”と言うくらい
古典楽器の音色が西洋楽器に埋もれていました。
言われなければ、単なる弦楽演奏集団と言う感じでしたね、私的感想としては。

また(これは今作にも言える事ですが)正式採用となっていない楽器が前面に出過ぎの感があります。
ディストーションの掛かったエレキギターソロ、ピアノ、ホーンセクション等々
つまり、それらがバックとしてではなくメインで出てくる事自体が、メンバーだけでは
演奏不可能と言うか、表に出るべきメンバーが単なるバックバンドに変貌してしまうシーンが
多々見受けられる結果となってしまう感じです(他集団もバックはいますが、前面には出て来ません)

アンサンブルを考えた上でのアレンジなのでしょうが、結果的にはマイナス方向に働いています。
楽坊フォロワーからは抜け出す事が出来て来ているかも知れませんが、無個性集団と
化してしまう危険性があります、これも欧米コンプレックスの成せる業なのでしょうか?
現状ではバックバンドも含めての”音楽猫(Musicat)”と言う集団と考えるのが妥当な線かと思います。
それぞれの演奏力があるだけに”惜しい”と思いますね・・・

【Musicat Meets Mozart】
(CD)

【CD】
1. 姉さんの恋《サントリー・ウーロン茶2006年夏CM曲》(中川俊郎:作曲)
2. Muscat Meets Mozart!(モーツァルト:作曲/中川俊郎:編曲)
3. 夢境(叶敏:作曲)
4. カノン(パッヘルベル:作曲/中川俊郎:編曲)
5. 情縁(叶敏:作曲)
6. 猫的未来(叶敏:作詞、作曲/音楽猫:歌)
7. 紫竹調(中国民謡/叶敏:編曲)
8. 世界名曲メドレー
 《梁祝~赤い河の谷間~歓喜の歌~エーデルワイス~新世界交響曲~恋はみずいろ~昴》(叶敏:編曲)
9. 涙のバラ(日本語バージョン)(只野菜摘:作詞/叶敏:作曲/音楽猫:歌 )



Musicat Meets Mozart
音楽猫
キングレコード

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