竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

22/09/22 濁川を釣る2

2022年09月22日 22時52分45秒 | 鮎修行
令和4年24戦目。





偵察をかねて竿出し。


ハネのある場所でやります。針は五郎中金

跳ねてる割りには反応は乏しいです。食い気がまったくなさそうです。

辛うじて、五郎中金でピックアップの時に触ってくる感触がありますが、いずれもハネが出ている場所からやや外れたエリア。なぜなんでしょう?


相変わらずハネは続いていて止む気配もありません。せっかくなので、この鮎達をしばらく観察してみます。


バシャバシャと跳ね出したかと思うと、また静かになる、しばらくしてまたバシャバシャやり出す…という繰り返し。

なんでだろ…と思って川面を凝視することしばし。

すると意外な事実が判明。

風が弱かった昨日とは違い、今日はソコソコの風が吹いているのですが、風が強く吹いた時、伏流水の澄み水と濁り水が混ざり、一面真っ白になります。すると、鮎達のハネがすっかりなくなり、水面がぴたりと静かになります。
ところが風が止むとまた澄み水と濁り水がくっきり分かれて、水の澄んだエリアでバシャバシャが始まります。
風向きによっては澄み水のエリアが広がる場合もあります。そうなるとバシャバシャはいっそう盛んになります。

鮎のハネと水の透明度とは深い関連性があったのでした。

何のことはない、鮎達は水の澄んだ支流を探しているだけなんですね。伏流水を支流と勘違いして、遡上しようとしていたのでした。
本流が濁っている間、支流で過ごし、しばらくして本流に戻って来ようという本能が働いているのでしょう。伏流水の中で過ごしても、水は冷たいし、食べるものが無くて痩せて行く一方ですからね。

納得しました。

もしかすると、体力を温存するために、一時的にホルモンの分泌が切り替わって活動量が少なくなるかも知れません。


釣果の方は0だったのですが、新たな知識を得て満足して撤収でした。






[日時]2022年9月22日(木)
[天候]曇り、弱風(ジャージ着用)
[水温]22°C、濁り、増水
[時間]11時半〜16時
[釣果]0
[バラシ]—
[アタリ]5(五郎中金4、アミダ1)
[誘い方]ピックアップ
[竿]旧オリムピック インストラクター鮎 ドブ100(φ1.9、#2〜5旧ブランク)
[毛鉤]上針:赤熊中金
    下針:五郎中金、アミダ他
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕60mm)
[道糸]バリバス鮎空中糸 1.2号
[先糸]スタークU 1号
[オモリ]ナス型3号
[中通し玉ウキ]ハヤブサ発泡シモリ5号
[小遣い]2千円(タバコ、食糧、定食他)
[感想]なんか魚影が薄い?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22/09/21 濁川を釣る | トップ | 22/09/26 偵察 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

鮎修行」カテゴリの最新記事