令和4年27戦目。
なんとなく0時半に目が覚めました。
ぼけーっとして、ただルーチン的に道具をクルマに積み込み…
なんかもう、初夏にはワクワクだったあの遠足気分もすっかり消え…
一昨日の偵察では何ら好材料を見出せず、前々回も大大惨敗。希望も何もなく…
全然行く気なんかなかったんですが、天気予報見てたら風なさそうですし…
ほんともう、修業でしかないんですが、、
気付いた時には釣り場に居ました(笑)
現着4時。
あーあやる気出ねえな、と。でも、身体はルーチンどおりオートマチックに動きます。ちゃんと仕度できてるし。点検すると先割ソックス忘れてて仕方なく予備のソックスで。
で5時開始。
水温は20度。まだ真っ暗です。
眠気覚ましに一発勝負で行くか?と黒系の王道磨墨の大針でスタート。
アタリなし。
なんか妙にハネが少ないし、水はさらに濁ってるし、気配は何もなし。で、瀬の方は立ち込めるかな?と偵察に行きますがどうも芳しくない様子。水位は下がってるんですが、伏流水も早々と止まっちゃってますね。
で、再び淵に戻ってきます。
先ほどとは逆パターンで明るい配色の五郎中金。
アタリなし。
6時。だいぶ明るくなりました。気分転換に上針を八ッ橋、下針を苔虫に交換してみます。
するとツツーンとそれっぽいアタリがあり、サクッと釣れたのは…
え!?にわかに信じられません。
当たったのは深場の底なんですが、ちゃんと下流に引っ張って行くアタリでしたね。
苔虫といえば一般的には濁りにそれほど強くないとされている毛鉤。
なんでこんな毛鉤に釣れたんだろ?
そこで半信半疑ながら、今度は上針を苔虫に、下針をお染に交換してみます。するとその上針の苔虫に謎の魚がヒット。まったく予想外の展開ですが、そういえば昨年秋もこんな感じでしたね。
時刻は6時10分。苔虫を下針から上針へと付け替えた第一投目でした。ということは、ハリスの長さかそれとも錘からの距離なのか。
それにしても苔虫、なんだかよく分からないけど今日の水色では効くようですね。
その一方、今まで安定した実績を残しているお染が今日はなぜかアタリなしです。よく見ると主巻きのファイバーが切れて飛び出してます。そこで新品のお染に交換。それでもアタリなし。うん、今日は何かが違う。
7時。ここはひねって下針を国華11号。
釣れたのは…
ウグイ。顎の硬いところに掛かっていて、外す時にハリスがすっぽ抜けてあっさり国華11号殉職。
さっきからオモリ着底寸前〜直後にプルプルがあるので気になって仕方ありません。そういえばたしかクルマにサビキ仕掛が1組だけ積んであったはず!
最後の駄目押しで下針にも苔虫を付け、もはや反応がないことを確認し、狙いを変更。渓流竿にハイパーパニックをセットして降ろします。
最初はウグイの猛攻。なぜか鮎毛鉤よりも反応いいっすね。
ダブルでも来ます。
7時40分。
仕掛をメチャメチャにされないよう、注意深く取り込み、再放流を繰り返しますが、途中でウグイは中層から上でしか来ないことに気付き、ボトムに集中します。これで効率アップ。
8時。
調子よく謎の魚を釣り上げていると、またしても強烈な引きが!
ウグイでしょ。あーあまた来ちゃったよ…タモで掬う…えっ、マジ!?
あっ、鮎ずら、鮎!!
たまげました!中型鮎です。
スレじゃないです。ちゃんと口に掛かっています。
超〜絶ミ・ラ・ク・ル!!
そして8時10分。濁ってるからこういうこともあるよね、と、まったく同じパターンで誘っていると、やっぱりヒット! 再現成功!
と思ったら、足元で石に当たってオートリリース。なんとしても写真だけは撮らないと、とかなり慎重に取り込んだんですが…フロックじゃなかったことを証明するには至らず。ウグイだったらこんなに簡単に外れないんだけどなあ…
バラした後は案の定鮎のアタリはパッタリと途絶えました。天秤仕掛だったら獲れたかもと思うと残念で仕方がありません。
その後はウグイの攻撃をかわしながら太刀魚の餌を確保。渓流竿が鱗だらけになりましたとさ。
本日の釣果。
【総括】
[日時]2022年9月30日(金)
[天候]晴、弱風(ジャージ着用)
[水温]20°C、濁り、やや増水
[時間]5時〜16時半
[釣果]14cm×1、16cm×1、ウグイ、オイカワ、謎の魚
[バラシ]1(鮎)
[アタリ]多数
[誘い方]ボトム〜中層(水深2.2mカケアガリ)
────── 5:00〜7:15 ──────
[竿]旧オリムピック インストラクター鮎 ドブ100(φ2.3、#1〜4旧ブランク)
[毛鉤]上針:赤熊中金→八ッ橋→苔虫(ハリス5cm)
下針:磨墨→五郎中金→苔虫→お染→国華11号→苔虫(ハリス30cm)
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕60mmスイベル付)
[道糸]スーパーカメレオン 0.6号
[先糸]なし
[穂先から錘まで]2.6m
[中通し玉ウキ]なし
[オモリ]ナス型3号
────── 7:30〜16:30 ──────
[竿]天龍 マグナ渓流STATE 720(改φ1.3)
[仕掛]オーナー ハイパーワカサギ10G 2号(ハリス0.2号、枝長1cm、幹糸0.6号、枝間15cm、全長1.6m)
[穂先から錘まで]2.7m
[オモリ]ナス型3号
─────────────────────
[小遣い]5千円(タバコ、コーヒー、食糧、ケミホタル、太刀魚仕掛他)
[感想]釣行するかどうか悩みましたが、最終的に決行して良かったです。朝から夕方まで一日楽しめました。
なんとなく0時半に目が覚めました。
ぼけーっとして、ただルーチン的に道具をクルマに積み込み…
なんかもう、初夏にはワクワクだったあの遠足気分もすっかり消え…
一昨日の偵察では何ら好材料を見出せず、前々回も大大惨敗。希望も何もなく…
全然行く気なんかなかったんですが、天気予報見てたら風なさそうですし…
ほんともう、修業でしかないんですが、、
気付いた時には釣り場に居ました(笑)
現着4時。
あーあやる気出ねえな、と。でも、身体はルーチンどおりオートマチックに動きます。ちゃんと仕度できてるし。点検すると先割ソックス忘れてて仕方なく予備のソックスで。
で5時開始。
水温は20度。まだ真っ暗です。
眠気覚ましに一発勝負で行くか?と黒系の王道磨墨の大針でスタート。
アタリなし。
なんか妙にハネが少ないし、水はさらに濁ってるし、気配は何もなし。で、瀬の方は立ち込めるかな?と偵察に行きますがどうも芳しくない様子。水位は下がってるんですが、伏流水も早々と止まっちゃってますね。
で、再び淵に戻ってきます。
先ほどとは逆パターンで明るい配色の五郎中金。
アタリなし。
6時。だいぶ明るくなりました。気分転換に上針を八ッ橋、下針を苔虫に交換してみます。
するとツツーンとそれっぽいアタリがあり、サクッと釣れたのは…
え!?にわかに信じられません。
当たったのは深場の底なんですが、ちゃんと下流に引っ張って行くアタリでしたね。
苔虫といえば一般的には濁りにそれほど強くないとされている毛鉤。
なんでこんな毛鉤に釣れたんだろ?
そこで半信半疑ながら、今度は上針を苔虫に、下針をお染に交換してみます。するとその上針の苔虫に謎の魚がヒット。まったく予想外の展開ですが、そういえば昨年秋もこんな感じでしたね。
時刻は6時10分。苔虫を下針から上針へと付け替えた第一投目でした。ということは、ハリスの長さかそれとも錘からの距離なのか。
それにしても苔虫、なんだかよく分からないけど今日の水色では効くようですね。
その一方、今まで安定した実績を残しているお染が今日はなぜかアタリなしです。よく見ると主巻きのファイバーが切れて飛び出してます。そこで新品のお染に交換。それでもアタリなし。うん、今日は何かが違う。
7時。ここはひねって下針を国華11号。
釣れたのは…
ウグイ。顎の硬いところに掛かっていて、外す時にハリスがすっぽ抜けてあっさり国華11号殉職。
さっきからオモリ着底寸前〜直後にプルプルがあるので気になって仕方ありません。そういえばたしかクルマにサビキ仕掛が1組だけ積んであったはず!
最後の駄目押しで下針にも苔虫を付け、もはや反応がないことを確認し、狙いを変更。渓流竿にハイパーパニックをセットして降ろします。
最初はウグイの猛攻。なぜか鮎毛鉤よりも反応いいっすね。
ダブルでも来ます。
7時40分。
仕掛をメチャメチャにされないよう、注意深く取り込み、再放流を繰り返しますが、途中でウグイは中層から上でしか来ないことに気付き、ボトムに集中します。これで効率アップ。
8時。
調子よく謎の魚を釣り上げていると、またしても強烈な引きが!
ウグイでしょ。あーあまた来ちゃったよ…タモで掬う…えっ、マジ!?
あっ、鮎ずら、鮎!!
たまげました!中型鮎です。
スレじゃないです。ちゃんと口に掛かっています。
超〜絶ミ・ラ・ク・ル!!
そして8時10分。濁ってるからこういうこともあるよね、と、まったく同じパターンで誘っていると、やっぱりヒット! 再現成功!
と思ったら、足元で石に当たってオートリリース。なんとしても写真だけは撮らないと、とかなり慎重に取り込んだんですが…フロックじゃなかったことを証明するには至らず。ウグイだったらこんなに簡単に外れないんだけどなあ…
バラした後は案の定鮎のアタリはパッタリと途絶えました。天秤仕掛だったら獲れたかもと思うと残念で仕方がありません。
その後はウグイの攻撃をかわしながら太刀魚の餌を確保。渓流竿が鱗だらけになりましたとさ。
本日の釣果。
【総括】
- 今回、苔虫で釣れたのはまったくの想定外で、古典針の威力を再認識させられた。
- ハイパーパニックで、試しに渓流竿からドブ竿に変更してみたら、なぜかアタリの数が極端に減った。原因はまったく不明。更なる検証が必要と思われる。このところ柔らかい竿で成績が良い傾向があることを補記しておく。
- 謎の魚はあまり沖を攻めても無駄で、当たって来るのはカケアガリすれすれが多い。水深が変わる付近の底をピンスポットで丹念に叩く必要がある。中層〜表層にも魚は回遊しているがなかなか食ってこない。枝針の舞い方とも関係がありそうである。午前中はあまり良くない傾向。
- ハイパーパニックに鮎が食ってきたのは下から2本目の針。鮎の泳層・注視してる層を判断する上で参考になるか。もしかしたら錘からある程度距離が空いている方がフッキングしやすいという可能性も。通常の天秤仕掛けでアタリがない場合でも、実際には底付近で鮎が針を咥えているということもあると思う。参考:2021年9月23日
- 天秤仕掛での鮎のアタリはツツーと下流に引っ張るアタリ。ハイパーパニックでのアタリはウグイとほぼ同じアタリ。
[日時]2022年9月30日(金)
[天候]晴、弱風(ジャージ着用)
[水温]20°C、濁り、やや増水
[時間]5時〜16時半
[釣果]14cm×1、16cm×1、ウグイ、オイカワ、謎の魚
[バラシ]1(鮎)
[アタリ]多数
[誘い方]ボトム〜中層(水深2.2mカケアガリ)
────── 5:00〜7:15 ──────
[竿]旧オリムピック インストラクター鮎 ドブ100(φ2.3、#1〜4旧ブランク)
[毛鉤]上針:赤熊中金→八ッ橋→苔虫(ハリス5cm)
下針:磨墨→五郎中金→苔虫→お染→国華11号→苔虫(ハリス30cm)
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕60mmスイベル付)
[道糸]スーパーカメレオン 0.6号
[先糸]なし
[穂先から錘まで]2.6m
[中通し玉ウキ]なし
[オモリ]ナス型3号
────── 7:30〜16:30 ──────
[竿]天龍 マグナ渓流STATE 720(改φ1.3)
[仕掛]オーナー ハイパーワカサギ10G 2号(ハリス0.2号、枝長1cm、幹糸0.6号、枝間15cm、全長1.6m)
[穂先から錘まで]2.7m
[オモリ]ナス型3号
─────────────────────
[小遣い]5千円(タバコ、コーヒー、食糧、ケミホタル、太刀魚仕掛他)
[感想]釣行するかどうか悩みましたが、最終的に決行して良かったです。朝から夕方まで一日楽しめました。