美郷町のJA秋田おばこ千畑支所種子センターのタンクから10日、農薬約35リットルを含む消毒液が付近の農業用水路に流出していたことが11日、分かった。町は「地下水への影響が考えられるため、井戸水を飲むのは当面控えるように」と住民に呼び掛けている。
町や大曲保健所など関係機関は12日から付近の地下水の調査を行い、影響を調査する。
同支所営農センターによると、流出したのは、ばか苗病やもみ枯細菌病を防ぐため種もみに吹き付ける農薬。10日昼ごろ、臨時職員が種子センター敷地内のタンク(容量500リットル)に原液35リットルと水道水などを混ぜて希釈する作業中、水道を止めずにほかの仕事に移ったため消毒液がタンクからあふれ出し、近くの農業用水路に流れ出た。
さきがけ
町や大曲保健所など関係機関は12日から付近の地下水の調査を行い、影響を調査する。
同支所営農センターによると、流出したのは、ばか苗病やもみ枯細菌病を防ぐため種もみに吹き付ける農薬。10日昼ごろ、臨時職員が種子センター敷地内のタンク(容量500リットル)に原液35リットルと水道水などを混ぜて希釈する作業中、水道を止めずにほかの仕事に移ったため消毒液がタンクからあふれ出し、近くの農業用水路に流れ出た。
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