今年、大発生した水田のカメムシ。その被害はこれまでになく大きいことが明らかになってきた。
県中央部のライスセンター内にある色彩選別機は、連日フル稼動し、色がついたコメを取り除く作業が行なわれている。その量は例年の8倍近くで既に1万トンと過去最大規模。原因の多くはカメムシによる食害だ。カメムシがついたコメは、黒い斑点米となり検査での等級を下げてしまう。中には、収穫したコメの3割から4割もカメムシの被害を受けた農家もある。今年の夏のカメムシの発生は異常で、県の病害虫防除所の調べでは、例年の3~4倍の発生量で、特に出穂期の早いアキタコマチは真っ先に被害を受けた。例年、12月で終わる選別は来年の2月ごろまでかかるみこみ。また、選別機にかけるとコメの量は1割ほど目減りするうえ、使用料が1俵当たり200円から700円かかることから、農家にとっては新たな負担となる。盛岡市をはじめ玉山村や胆沢町では選別機の使用料を補助することになった。カメムシの大量発生は数年続くことが多く、農家からは早くも来年に向けた対策を求める声もでている。
IBC
県中央部のライスセンター内にある色彩選別機は、連日フル稼動し、色がついたコメを取り除く作業が行なわれている。その量は例年の8倍近くで既に1万トンと過去最大規模。原因の多くはカメムシによる食害だ。カメムシがついたコメは、黒い斑点米となり検査での等級を下げてしまう。中には、収穫したコメの3割から4割もカメムシの被害を受けた農家もある。今年の夏のカメムシの発生は異常で、県の病害虫防除所の調べでは、例年の3~4倍の発生量で、特に出穂期の早いアキタコマチは真っ先に被害を受けた。例年、12月で終わる選別は来年の2月ごろまでかかるみこみ。また、選別機にかけるとコメの量は1割ほど目減りするうえ、使用料が1俵当たり200円から700円かかることから、農家にとっては新たな負担となる。盛岡市をはじめ玉山村や胆沢町では選別機の使用料を補助することになった。カメムシの大量発生は数年続くことが多く、農家からは早くも来年に向けた対策を求める声もでている。
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