発光ダイオード(LED)を利用して植物を通年で育てようと、秋田県の企業が研究会を設立した。植物の成長促進作用を持つ発光ダイオードの特長を活かし、日射量の少ない冬場でも安定した生産を確保するのが狙い。研究会とあきた企業活性化センターは16日、秋田市で設立記念講演を行い、研究への参加企業を増やしたい考えだ。
発光ダイオードは低電力で寿命も長く、信号機や表示板など工業用品で使われるが、発光ダイオードの光には植物の光吸収効率を高くして成長を促進するほか、熱射もない点から、植物生産に利用する企業も出ている。
秋田県内でも11月下旬、電子部品製造業3社による「発光ダイオードなどによる植物生産システム研究会」が発足。研究内容は未定だが、県の公的研究機関の協力も得ながら、発光ダイオードの制御技術や、栽培施設設備の在り方、成長管理システムの構築など、多分野に渡り研究したい考え。
研究への理解を深めてもらおうと、16日午後1時から、秋田市の県産業技術総合研究センターで記念講演を開く。東海大開発工学部の高辻正基教授が「日本における植物工場について」と、河北新報社編集委員の今野俊宏氏が「食の安全・安心からみた農業」と題し講演する。参加無料。
連絡先はあきた企業活性化センター018(860)5611。
河北
発光ダイオードは低電力で寿命も長く、信号機や表示板など工業用品で使われるが、発光ダイオードの光には植物の光吸収効率を高くして成長を促進するほか、熱射もない点から、植物生産に利用する企業も出ている。
秋田県内でも11月下旬、電子部品製造業3社による「発光ダイオードなどによる植物生産システム研究会」が発足。研究内容は未定だが、県の公的研究機関の協力も得ながら、発光ダイオードの制御技術や、栽培施設設備の在り方、成長管理システムの構築など、多分野に渡り研究したい考え。
研究への理解を深めてもらおうと、16日午後1時から、秋田市の県産業技術総合研究センターで記念講演を開く。東海大開発工学部の高辻正基教授が「日本における植物工場について」と、河北新報社編集委員の今野俊宏氏が「食の安全・安心からみた農業」と題し講演する。参加無料。
連絡先はあきた企業活性化センター018(860)5611。
河北
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