嗚呼、若王子

かつて栗塚旭さんが経営していた喫茶「若王子」。かなり前に閉店（休業？）されたのは聞いていましたが、あの可愛い風見鶏の時計台だけでも見ようと哲学の道を訪ねてみましたが…。んが？


　ないっ、ないっ、若王子がないっ！？？？


確かこのへんだったはずと必死で捜すと、ようやくうっそうと繁る木立の中に時計台を発見。どうやら手入れされずに放置されているようで、可愛いかった喫茶店↓も右のような変わり果てたお姿に。ああ、何故こんなことに…。　

　　　　　　　　　


この階段を下りていくと敷地内へ入れたのですが、今は門扉が堅く閉ざされています。怖くてちょっと近寄りがたい。

　

動いているのはノラにゃんこだけ…。




何度か再開の噂も聞きましたが難しいんでしょうかねぇ？哲学の道のはずれとは言え立地的にそう悪くはないと思うし、現に私が訪れたときもお客さんでいっぱいだったんですが。十数年前、明るい日射しのなかでにこやかにお店を取り仕切っていらっしゃる栗塚さんにお会いして天にも昇るような気持ちになった思い出の場所だけに、なんとか甦ってほしいもんです。