
女性からはスナックと聞いていたが
スナックというより
食事もしっかりできそうな
意外に大きな店だ
今、仮にHB(スナック名)としておこう
女性から指示された通りの時間に
HBに行き
失礼しますと声をかけ
中に入った
奥から女性が2人出てきた
その2人が姉妹だ
姉の方が
ママさんだろう
ワタシの顔を見て
「Nさん(父)に似てるのね〜」
さも父を知るように言うも
ワタシはこの店のことを
父に聞いたことがない
HGのママさんは
女性とは違い
日本語は普通に日本人と変わらない
喋り方で
どんどん話を始めた
兄を説得して女性に遺産をすべて相続させろと言い
父親が大切にしていた女性なのだから
今後は女性を母親と思って敬い
助けてあげないといけない
そんなことを話し
どんどんヒートアップしていき
怒り口調になってきた
遠いところから来てくれて
父と一緒になってくれた女性を
ワタシ達兄妹が優しくするどころか
辛い目にあわせたと
文句というより
罵倒してくるHGのママの顔が
薄暗い店の中では
とにかく怖かった
同胞の女性から
いろいろ聞かされたのだろう
実家もよく知るような口振りもする
それがほんとに真実かどうか
わかりもしないのに.....
女性の本性も知らないのだろうか.....
実家も何故知っているのだろうか....
疑問だらけなことばかりだったが
非難ばかりされる
この場所から
早く離れたい
香典返しを渡し
とにかく生前の父がお世話になりましたと
社交辞令で頭を深く下げ
何とかその場をしのぎきった
この事態を招いた
当の本人の女性は
兄や司法書士さんが
困るのを知ってか知らずか
母国へ戻ったま
しばらく実家に戻って来なかった
つづく
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