Tさん宅の「夢二君」です。会話をしながらの撮影のため、音声は消してあります。
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先週土曜日、2月14日、約8ヶ月ぶりに「夢二君」に会いました。
*その後、オケ広報の仕事、うさぎ「ミミ」の健康診断、さらに、新しい家族のうさぎ「チビ」も迎えることになり、その準備等で投稿が今日になってしまいました。
Tさんご夫妻、スカイランサーさん、先日は本当にありがとうございました。夢のような時間を過ごさせて頂きました。決して忘れることはないでしょう。
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私が「猫ちゃん」と初めて会ったのは2006年夏のことです。「猫ちゃん」は、飼い主に阿武隈川の土手に捨てられたのです。私には、今もこの「飼い主」の気持ちが理解できません。「何でこんなかわいい子を!」

(バレンタインの日で、チョコで迎えて頂きました。おいしかったです。)
私が「猫ちゃん」に深く関わるようになったのは、「猫ちゃん」が額に怪我をしてからです。そして、「猫ちゃん」の足底の傷が化膿し腫れて、一歩も歩けない状態になり、自分では食べ物は勿論、水も飲めず、寒い北風のビュービュー吹く中、雨が降り出したら、死ぬのは目に見えていました。

(私はモロゾフのプリンを持って行きましたが、スカイランサーさんのこの「猪苗代ぷりん」は、それ以上で、濃厚で、一口食べて「うまい!」と叫んでしまいました。)
必死で動物病院を探し、何とか治療・入院させることができました。でも、治っても、動物を飼えない集合住宅、家にはオカメインコと、介護を必要とする老うさぎが居るため、自宅には連れて帰れませんでした。このことが、今でも、心の底で「猫ちゃん」「レビン」「夢二君」に、「ゴメン!」と言い続けています。

(Tさん若ママに抱っこしてもらっている「夢二君」です。)
「猫ちゃん」が入院中、ホームページ、ブログを公開し、「猫ちゃん」を引き取ってくれる人を探しました。「成猫」それに「野良猫」の引き取り手は、子猫とは違い、難しいと聞いていました。

(私も以前に何回も見た姿です。なつかしいです。)
私もこの年の1月に、「脳梗塞」で、左目の「視界」を失うところでした。早期発見・治療で、何とか難を逃れることができたばかりでした。このようなこともあって、「猫ちゃん」を死なせることはできなかったのです。「私の命は「猫ちゃん」を救うために延命されたのだ」、その使命感で私は必死で行動していました。

(体重は5.1キロとのこと、でも、やさしい性格はそのままです。)
応援のコメントをくれる人も現れました。しかし、「猫ちゃん」を引き取ってくれる人は現れませんでした。ブログには毎日の「猫ちゃん」の状況を知らせる写真を掲載しました。すべての状況を知って「猫ちゃん」を引き取ってもらいたい為、辛い写真も紹介しました。

(台所にて、なつかしい「猫ちゃん」の姿です。)
何日かして、猪苗代町のスカイランサーさんからメールがあり、しばらく「猫ちゃん」をあずかって頂くことになりました。「猫ちゃん」をあずかってもらい、郡山駅から徒歩で自宅へ着くまで、「猫ちゃん、ゴメン!」と涙を流し謝り続けていました。自分の家に連れて帰れなかったからです。

スカイランサーさん宅にあずかってもらっている間も、必死で「引取先」を探し続けました。この間も、色々な人から応援のコメントを頂きました。しかし、数週間過ぎても、何の変化もありませんでした。この頃、ある覚悟をしていました。「自宅を改造しよう。何とか「猫ちゃん」が住める場所を作り出そう。」そう決めて、自宅の家具を移動しようとしている最中に、Tさんからメールがあったのです。

自分が引き取ることを決めたばかりでした。でも、自分はひとり暮らし、先日「脳梗塞」を患ったばかりです。この先何年生きられるかわかりません。「猫ちゃん」は少なくともこれから10数年は生きる。私より、まだ若い親切な夫婦に引き取ってもらう方が、「猫ちゃん」にとっては幸せなこと。そう悟り、Tさんに引き取って頂くことにしました。それでも、「ゴメン!」の気持ちは心の底に残っています。

スカイランサーさんに「レビン」と名前をつけて頂きましたが、「猫ちゃん」の額をみて「雷」を連想し名付けたそうです。それに、Tさんの話しによると、「夢二君」は「ノルウェージャン・フォレスト・キャット」の血が入っているとのこと、「雷神」にまつわる話もあり、不思議なことが続きます。

「猫ちゃん」「レビン」「夢二君」、不思議な猫ちゃんです。自分は不幸のどん底に居た時から、周囲の関係者を幸せにしていました。本当に、不思議な猫ちゃんです。

Tさんご夫妻に、7月お子さん誕生のニュースを知るにつけ、「夢二君」が来てからのことも考え、またまた「幸せを呼ぶ猫ちゃん」のイメージ・アップです。
「猫ちゃん」を捨てた飼い主さん!あなたは、すばらしい「いのち」を捨てたのですよ!「夢二君」は本当に幸せに暮らしていますよ!