気ままに一筆

心に引っかかった居心地が悪い出来事や、心の隅で湧き上がってくる日本の風習への思いを感じるままにつぶやいています。

気ままに一筆 成年後見人

2022-06-04 16:22:04 | 日記

 日本人の平均寿命は、2020年(令和2年)男女とも80歳を超えた。あくまでも統計の数字だからその年まで必ず生きられると言う事ではないのだけど、「自分の寿命は、あと何年」と思う時この数字を基準に考えてしまう。20代は、寿命など関心もなく、不慮の事故とは言葉だけで自分の周りに起こる事などありえない「死」は哲学や文学の別世界の物語だ。世間一般の常識や人間関係に悩んだり、矛盾・ハラスメントに怒ったり、チョットした事で幸せを感じ、仲間が集まると言った時間が流れる30代、人並みの生活・家庭、何となく周りと同じと40代、50代、60代に近づき年金は?老後の資金は?と考え経済的な準備をどうするか、何歳まで働こうかと、仕事を離れるまでに貯蓄した資産で生活するとなると何年分になるのだろうかと考え、急に寿命が気になるのではないでしょうか。人間って具体的な数字を見ると何となく量がわかるから安心するんですよね。後どの位って、目標に向かって貯蓄する。老後のために、、、、。

 どんな老後を思い描いていますか。「有料老人ホームに入って気ままに過ごす。」「子供や孫と一緒に時には家族旅行がしたい。」「たまには、友人と交流、昔話をしたい。」思いはどんどん広がりますが、年齢を重ねれば体は、心の思いから離れて行きます。自分が思うより体が動かなくなります。人の支援が必要になになります。その時、この人といえる人が居ますか。思い浮かびますか。思い浮かんだ人がいたとしたら、貴方はその人にとってどんなん位置の人になるのだうと思いますか。お互いがお互いの事が理解できる関係だったらいいと思いませんか。そんな人を貴方の後見人と指名出来たら、貴方が逆に指名されたら、それを快く受け入れることができたら、お互いが支え合う新しい関係が始まると思いませんか。

寿命って人それぞれ。思わぬ事故に有ったり、病気が見つかったり、平均寿命まで必ず生きるとも、平均寿命を超え世界一の長寿者になれるとも分からないのです。

成年後見人という新しい制度は、お互いがお互いの後見人になれる可能性がある制度です。後見人というと後見される人(被後見人)の財産を守るための人と理解されがちですが、人としての権利、尊厳を守り自分らしく生涯を過ごすことに協力する制度でもあります。お互いに活用する方法を話してみませんか。今悩まれていることの解決になるかもしれません。話相手にしてください。

 

 

 


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