二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【しまなみ海道ツーリング 2日目】

2008-04-29 | 道中帳ーCubの巻
 
4月30日(水) 晴れ

本日の走行:163キロ


東予→R11(桜三里)→松山市→<20>→道後温泉→クルクル?→松山城→R196→今治市   
→<15>→伊予水軍→サンライズ糸山→来島海峡第一大橋・来島海峡第二大橋・来島海峡第三大橋
→大島→R317 <49>→カレイ山展望公園→大島大橋→伯方島→R317→大三島橋→大三島   
→R317 <21>→しまなみの駅御島→<21>→宿                      
           
 


定刻6時10分に東予港に到着した。
キック一発!快調のカブ。
大型トラックの間に挟まれながら下船する。なんて自由なんだ~。
寝ている間に四国上陸。
カブでも近い愛媛県♪あぁしかし、フェリーの下船行為のあまりの素早さに、朝ご飯を食べずじまい。
途中のコンビニでモグモグ。。。

腹ごしらえをして国道11号を疾走。
桜三里街道は山の中を通る快走路。大型車も多いけど、(カブにとっては)結構なペースで進む。
車について走って行くうちに、あれよあれよと街の中に入っていた。松山市街だ。

目指す道後温泉は市街地のはずれに位置する。

市街地をブーンと走って路面電車などに見とれたりしていたが、すぐに『温泉本館』に到着した。

ここは朝の6時から開いてる公衆温泉場。
あたし達は7時30分ぐらいに到着。

近所の子供と何度も観(せられ)た『千と千尋の神かくし』に出てくる湯殿の様な風体の温泉場。
脱衣場や湯船もかなりの歴史を感じますねぃ。
それに、温泉に浸かってる人々も相当な年期ものが多いし…?
じんわり浸かった温泉で体はツルツル、ホッペもピンク色で再びカブに跨がる。

ここまで来たんだし折角だから『松山城』に行ってみようではないかと向かう。
でも、バイクでお城近くまで行けないということが判明。

仕方がない、歩道にカブを放置プレイして、往復500円を支払って恐怖体験をすることにした。ス
キーリフトの雪無しバージョンに乗り、お城のある場所まで運んでもらう。
リフト降り場から少し歩いてお城。

暑い。砂埃がすごい。ここで温泉効果は終了。

「ほぉーっ」とお城を見学し、伊予柑ソフト(美味だった)を食べ、再びリフトで恐怖と戦いながら下山。

さて、そろそろ しまなみの方へ向かいましょうか?
今度は一転 海沿いの広い国道を疾走。
ええ~い!90ccをなめてもらっちゃ困りますよ。そこのけそこのけ!カブ様のお通りだぃ!とばかりの激走。(たかがしれてるが…)


今治に入ると リーダーは国道をはずれて海近くの道をチョイスした。
え?ホンマにこの道で行けるん?的な裏山のような中を走ると(一部ダート?)、あたしのリクエストの「伊予水軍」に到着。
リーダーすごいよ。地元民みたいだよ。

お楽しみのお昼ご飯は「伊予水軍」での『鯛釜飯』

鯛の味とご飯のダシ味の微妙なバランスがグー。しかしこの釜飯、お茶碗に3杯はあった。
飽きる事なく食べたが お腹はいっぱい。
ポンポコポンのたぬきっ腹になったとしても カブだからモーマンタイ。

サンライズ糸山に寄って、さぁ、ここからがいよいよ『しまなみ海道』。
自転車道の表示をたどって行くと、原付との分かれ道がある。

来ましたよ、来ました!一番最初は「来島海峡第一大橋」馬島を挟んで「来島海峡第二大橋」もう一つ「来島海峡第三大橋」(合わせて200円)

この橋は原付道のすぐ横(というかすぐ下)が海。数カ所、柱をよけてプチクランクになってる場所があって、海に突っ込んで行きそうな感覚になる。
これはスピードがのっちゃうと危険。ちょっとした絶叫マシンだ。
でも、眺めは最高!カブで来てよかったねぃ~としみじみ。のんびり渡ろう。



下りループをグルーンと回って降りて行くと大島に上陸。

大島の中をトコトコ走る。
バラ園がある。これまでにも あちこちで宣伝してるから期待度120%で寄ってみるが、何ですか?バラはどこですか?真ん中にちょこっとだけ。しょんぼり。。。
入園せずに、それ以前にカブから降りる事もせずにUターン。

次は大きな道からはずれ、林道に毛が生えたような上に 砕石銀座っぽい所を通る舗装道をグイグイと登って行く。
カブ頑張れ!頑張れ!

着いたところはカレイ山展望台。
しまなみの橋が見える。なんと美しい瀬戸内。
時間によると思うが(それとも運が良ければ?)うず潮も見えるらしい。



展望台を下って伯方・大島大橋(50円)を渡り伯方島へ上陸。この島はスルー。

次は大三島橋(50円)を渡る。
渡ってる本人は気付かないが 美しいアーチ橋だ。大三島に上陸すると お次の橋の多々羅大橋が見えた。
これまた美しい斜張橋。
今夜はこの大三島で1泊するので、チェックインの時間まで 島探索。

まずは「藤公園」。
約300メートルもの藤棚に満開近くの藤がズラーリ垂れてた。

香りは薄めでも、まさにこれぞ藤色、美しい~。
あたしは藤娘になった気で写真に収まろうとしていたが、「何それ?」とつれないリーダー。ふん。

その後、本日の民宿の場所をチェック。
予約した宿の住所も地図も持って行ってないという大胆さ(マヌケ?)。
故に、場所探しにかなりの時間を費やしちまった。
ここで学習。老人に道を聞いても理解不能ですよ。

そうして多々羅温泉でほっこりしてから民宿にチェックイン。
民宿の女将さん、枚方ナンバーを見ただけで大阪から来たって事がわかったようだ。
枚方って全国区な市名だなぁ~。

民宿の夜ご飯は地元の魚料理が中心。
魚の煮付けは「コブダイ」

これでもかのコラーゲン攻撃で、10歳は若返った気がしたよ。ハイ、気だけですが。

3日目へつづく