Like A Blue Gale

ここは地の果て流されて俺

「ほ、ホアァァーッ!」

2004-09-29 12:52:44 | Weblog
・・・・・・・・。

えーと、まずは記事を読んでください。
話はそれからだ。
最後まで読みましたか?

私はアニメやらゲームやらのイベントで、
声優の方が出演してトークしたり、
歌ったりする事を否定するつもりはありません。
歌手がCD出せばインストアイベントでライブやったり、
仏頂面でトークイベントやったりするのと同じ事です。
そこには高度なマーケティングに裏打ちされた経済戦略が絡んでいるらしいですし。
しかしながら、この記事に取り上げられた客、
所謂ヲタの人は明らかにメーターが振り切れてます。
萌え商売(今命名)か・・・。おっそろしいなぁ・・・。(藤岡隊長風味)

正直、このような「声援とも奇声ともつかない物」を送られている、
声優の方はどういう気分なんでしょう。
一部の人ははっきりと「ヲタキモイ」発言をしてるそうですが。

私も自分ではライトな方だと思い込んでいますが、
傍から見れば立派にヲタなので、
かつては世間のヲタに対する侮蔑の目に憤り、
「ちょっと好きなものが偏ってるだけで、人間は人間だ」と思っていましたが。
私自身の過去の体験(ディープな仲間にコミケに連れて行かれて見た実情)や、
今回の記事のような「イッっちゃった人々」を見ると、
私の考えは絵空事だと気づかされます。

だって、明らかにコイツら普通じゃあねぇ。

取り留めのない事を

2004-09-29 01:35:55 | 駄文
あまり更新が無いのもアレなので、
少し取り留めの無い事でも書いてみようかと。

私は、他人の外見を迂闊に褒める人間が好きではありません。
(これは同性、異性に関わらず。)
正確に言うと、信用できない。
本人にその気が無くても、下心を疑ってしまう。

勿論、キレイな女性に「キレイですね」と、
カワイイ女性に「カワイイですね」と、
(男性についても同様に)
素直に言えるという事は一種の才能であり、
私には無いものですから尊敬しますし、
私もさりげなくそういう事を言える術を得たいとは思います。

しかしながら、世の中にはあまりにも簡単に、
迂闊にその手の褒め言葉を言う人間が多い。
言われた相手は悪い気はしないとは思いますが、
あんまり執拗に言うと「この人何考えてるんだ?」と困惑するでしょう。
顔合わせて言ってれば、口説いてると判断するでしょうが、
ネットの発言では相手の真意が見える事は無いので、
迂闊な褒め言葉を連発する人間は不気味に見えます。
私はあまり外見を褒められる事は無いので、
これは第三者として見ていて感じることなのですが。

私に限った事を言わせて貰うと、
私は子供の頃に太って以来、外見の事でからかわれる事が多く、
コンプレックスを抱えてしまった為に、
「他人の見た目の話をすれば、次には自分の見た目の話になる」
という恐怖感から、あまり他人の見た目に言及しません。
そりゃあカワイイ女性には「カワイイなー」とは思うし、
カッコイイ同性には「良いなー」と思いますが、
それを迂闊に口にして自分の外見の話題になった時に、
お茶を濁すようにされるのがイヤなんです。
デリカシーというものが欠如した人ははっきりと「ブサイ○」と言ってくれます。
(そこまで言われるとある意味清々しいものがありますが。)
今だって一時期に比べれば痩せたものの、
常に私の中には「もっと痩せたい、細くなりたい」という強迫観念があります。
(その割りに健康的な食生活を送ってますがorz)

そんな私ですから、迂闊な褒め言葉を連発する人に対しては、
心密かに侮蔑の眼差しを送ってみたりします。
もうお分かりですね。僻んでるだけなんです。

以上、器の小さいダメ男の駄文でした。

改悪?

2004-09-15 10:31:37 | 映画
発売日まで約一週間となった、「スターウォーズトリロジーBOX」。
DVD屋に行くとでっかいベイダー卿のポップが置いてあったりするので、
SWに興味の無い人もなんとなくご存知なのではないでしょうか。
(あれだけ見るとまるでベイダー卿が主人公のように見えますが。)

その「トリロジーBOX」に於いてEP6「RETURN OF JEDI」の邦題が、
原題に忠実に「ジェダイの帰還」に変わっているらしいのですが、
それ以外にも変わった所があるようです。
詳しくはこちら

えーと・・・・。
確かに来年?公開予定のEP3で、アナキンがベイダーになるわけで、
その際に全身サイボーグ化するとなると話の整合性のためには解らんではないですが。
ベイダーのセイバー捌きがもっさりなのもサイボーグ化のせいって事になるんでしょうか?
あれはオビワンと同じく加齢のためのもっさりと解釈してたんですが・・・。
或いは、マスク取るシーンはそのままで、
ラストにフォースの一部として出てくる時に若くなってるとか?
それだったらオビワンもユアンに・・・・いや、ギネス翁で良いか。
吹き替えまで若アナキンの声になってたらある意味笑える・・・・orz

しかし、猛烈に欲しくなっている自分が居たりします。
微妙に余裕あるし、今からでも予約しようかな・・・・。
なあに、某歌手のチケットは最終日だけ押さえておけば、
後はどうせ当日券でもうわなにをするやめじgp:btいごあbbjfqぺお:

悪ふざけとユーモアの境界線

2004-09-08 09:52:58 | 駄文
ふと思う所があったので今回は、
「内輪ネタがユーモアとして機能するか否か」
という事について私なりの見解を述べてみようかと。

結論から言えば、「否」です。
人を笑わせるための「ネタ」或いは「ユーモア」、
「ウィット」、「ジョーク」の類は、
少なからず公共性を必要とするものであると思います。
ここで言う公共性というのは、
より多くの人に「共感」を与えるという事。
さらにここで言う「共感」とは「面白い」と思わせるという事です。
内輪ネタというものは、基本的にターゲットが狭いものなので、
より多くの人間に対する公共性はむしろ皆無に等しいのがデフォルトです。
扱うネタが密度の濃いものでなく、
世間一般にも「何の事かある程度解る」ものであれば、
コアな笑いを提供出来るかもしれませんが、
それでもやはり解らない人間には解らない。

世間一般にあるものですらそうなのですから、
極々内輪の、
ある個人をネタにした内輪ネタが公共性など持つはずがありません。
それを多くの人間が見るかもしれない、
「公共性の高い場」でやろうとするなど、愚行の極みです。
それが面白いと思ってるなら、その感覚は間違っている。
ただの悪ふざけと、ユーモアは違うのです。
ユーモアとして機能する悪ふざけもありますが、
それは前述した「コアな笑い」であり、
少なからず多くの支持を得るからこそ、機能しているわけで。

例えすぐに引っ込める事が出来たとしても、
一瞬でも「公共性の高い場所」にそれを出してしまう事が、
ネタにされる個人と、
ネタにした個人にどれほどのリスクを与えるか。
そういう事を考えられない人間のセンスは、
下の下以下と言ってしまって良いでしょう。

ただでなくとも、
ネットには個人攻撃の大好きな人間が集まる傾向があるのですから。
ウケを狙おうと思っている人は良く考えてやるべきです。