Like A Blue Gale

ここは地の果て流されて俺

スーパーヒーロータイム08/29HALF

2004-08-30 00:39:32 | スーパーヒーロータイム
今日はアテネオリンピック特番で、
「仮面ライダー剣」がお休みのため、HALFサイズでお送りします。

特捜戦隊デカレンジャー28話「アリエナイザー・リターンズ」。
タイトルからしてそのまんまですが。
デカブレイク登場以降、ボス以外の各メンバーとテツが絡む話が続いてきましたが、
今回と次回はテツ主役の話だそうで。
初回に比べれば随分良くはなったものの、
ここ数回のテツ=デカブレイクの玩具宣伝色の濃い話で辟易している私には、
正直しんどい話です。しかも、また元ネタのはっきり解る話だし。
前々回のホージーとテツの話は「ファイトクラブ」の雰囲気が元ネタだったし、
他にも「張り込み」とか「ダイハード3」(或いはスピード?)なども、
過去に元ネタとして使われています。
今回の元ネタはハンニバル・レクター。
テツの両親を殺した犯人がそうなのですが、口調から特別扱いの独房から、
何から何までそのまんま。(流石に着ぐるみですが)
事件自体も、そのジェニオなるアリエナイザーの信奉者が起こしていたりする辺り、
つい先日観た「レッド・ドラゴン」そのまんまです。
まず、テツとジェニオの関係が「レッド・ドラゴン」の主人公(名前失念)とレクターの関係そのまんまだし。
情報提供のために過去のトラウマを話させる下りは「羊達の沈黙」でしょうか。
ちょっとやりすぎだと思います。

結局、過去にデリートしたアリエナイザーの姿を借りて犯行に及んでいた犯人は、
ジェニオの情報で特定され、デカレンジャーに敗れるわけですが、
「デカレンジャーは日々進化しているんだ!」というよりは、
「過去に勝てなかった相手に変身しても中の人がヘタレ」というのが勝因だったような。

最後にジェニオが脱獄する下りは唯一ちゃんとしてた気がしますが、
その後のラストカットがいただけない。
背景ミラーワールドの使いまわしかよ!一発で解った。
パ○リと使いまわしはほどほどにして欲しいものです。

スーパーヒーロータイム08/01

2004-08-02 01:44:54 | スーパーヒーロータイム
特捜戦隊デカレンジャー24話「キューティー・ネゴシェーダー」。
テツ登場以降、デカの失速が始まっています。
犯人が立てこもるお菓子工場は森永、
ウメコが取り出すお菓子も全部森永・・・ってタイアップかよ!
ウメコは公式設定だと交渉のプロという事ですが、
仲間に「お前じゃ無理」とか言われる上に、
「資格取った・・・通信教育で」などともう設定無視しまくり。
デカレンジャーってプロの集まりなんじゃなかったんですか?
ウメコの中の人は脚本読んでなんとも思わんかったのか・・・?
後、デカブレイクのバイクは全景写すの止めた方が。
せめて役者だけでも実写で撮って合成したものをバンクにして欲しいです。
ザコには強いくせにあっさりつかまるし。
戦闘シーンの「一つ!・・・」を、
今回のケースに合わせていたのも無理やり臭かった。正直上手くない。
デカレンロボがジャッジしてんのに止めさすのがデカバイクロボってのも納得行かないし。

個人的にはウメコの頭髪が茶髪を通り越して金髪になりつつあるのが気になります。

仮面ライダー剣第27話。
前回が好印象だったのは、
やはりその前のタイアップ編があまりに酷かったからだと確信しました。
今回は良くも悪くも、「剣」の持ち味をふんだんに発揮していた回です。
伏線はあっという間に回収するわ、先週と今週でキャラクターの言動が不一致だわ・・・。
代表的なのが嶋に対する虎太郎の言動。
先週は「アンデッドは人間の敵」とか言ってたのに、
今週、嶋がレンゲルのカテゴリーAの意志を抑える為に、
自ら封印されるとか言い出すと庇う始末。
橘さんは支配された睦月に突き飛ばされて入院するし・・・。
最近の上級より強そうな牛アンデッドはカテゴリー8だし。
しかし、序盤の支離滅裂さに比べれば、今回もまともだったと言えるでしょう。
もっとも、視聴者がその支離滅裂さに慣れたと言えなくも無いですが。

スーパーヒーロータイム07/25

2004-07-25 23:52:53 | スーパーヒーロータイム
特捜戦隊デカレンジャー23話「ブレイブ・エモーション」。
21話から続いてきた「ヘルズ三兄弟編」の最終話及び、
「デカブレイク登場編」の最終話・・・なわけですが。
正直、この三部作は酷すぎる。
悪役は良かったんですが、それに対する主人公側と新加入の戦士が酷い。
唯一、テツが純粋培養のエリートで、「ガキ」な事だけは充分伝わってきましたが。
今回は「気持ちで戦う」という事の見せ方を、決定的に間違っています。
「負けるもんか」だけでスーツが耐えられないような攻撃を防ぐなんて、
それこそ「ナンセンス」でしょうに。これがジャリ番の限界というヤツでしょうか。
それを見たテツが「なんか、イイ!!」とか言うのがまたハァ?なわけで。
それを「彼はガキだから」だけで片付けてしまっては、
散々言ってる「ナンセンス」はどこへ行ったと。
その辺りのキャラクターの作りこみの弱さというか、矛盾が大きすぎます。
後、テツ専用のバイク。
変に一輪車とかにしてるせいで、「何処のクソゲー?」と思えるくらいの酷いCG。
ロボのCGは無機物だから多少ショボくてもまだ良いとして、
人体が乗るような物であのショボさは酷すぎます。
人体だけ実写で素材撮影して、バイクはCGとか出来ないものか・・・。
そんな予算も時間も無いか。週一の放送じゃぁ。

仮面ライダー剣第26話。
メインライター帰還の回ですが、タイアップ編のあまりの酷さに、
今回の話は良かったとすら思えました。
というより、まだまだ細部に「古臭さ」が残るものの、
メインの人も「このジャンル」の雰囲気を掴んできたような気がします。
ただ一点、前回みゆきとの絡みからアンデッドを信じたいとか言ってた虎太郎が、
「アンデッドは皆人類の敵だ!」とか吼えたのは酷かったですが。
お前何いきなり草加化してんの?っちゅうか、脚本家は前回の話を見てないのか?
今回はチベットから来た男、嶋昇の存在が大きかったですね。
相変わらず出てきて速攻で正体がバレるという、超スピード展開ですが。
嶋が剣崎に「使命感や義務で戦う以上、ヤツ(大地)には勝てない」と諭したり、
その後、剣崎が逃げ遅れた子供を庇って自分の「動く理由」に気づいてから、
ようやく所長からの預かり物(と言う名の新アイテム)を託す等、
半分終わってやっと主人公である(ハズの)剣崎のキャラクターを示す話が出てきた気がします。
そのあおりを食らって、大地は三週で封印されてしまいましたが。
水浴びのイメージトレーニングで「パオーン!」とか、
象のくせに「相手を見極めてから倒す」という慎重な戦い方をしたり、
伊坂以来の強い上級アンデッドだっただけに残念です。
敗因は、脚本の超展開による「見切り」の速さでしょう。
もうちょっと慎重に暗躍して欲しかった。
カリスの正体を知っているそぶりも見せただけに残念。

しかし、やっぱりというか必然と言うか、
睦月はレンゲルに乗っ取られかかってます。
次回は橘さんを病院送りにするほどボコる模様。

DVD告知に関しては敢えて触れません。
そんなだから「イケメンのプロモ番組」とか言われるんだよ。

スーパーヒーロータイム07/18

2004-07-18 10:59:36 | スーパーヒーロータイム
特捜戦隊デカレンジャー第22話「フルスロットル・エリート」。
主なあらすじはブックマークしてある公式を参照していただくとして、
ここでは個人的に良かった所、突っ込み所等について。

五人のチームワークで編み出した難敵の攻略法が裏目に出て事態が悪化、
派遣されてきたエリート刑事があっさり事態を収集、
早速赤と対立というある意味無難な新戦士登場回といった感じでした。

ただ、細かい所で良かったのが、そこに至るまでの展開でしょうか。
先週はこっ恥ずかしいだけだった「正義は勝つ」というセリフが、
今週はヘルズ三兄弟の強さに沈みがちなメンバーのムードを変えるために使われていたし、
それを支えにしてチームワークを発揮したのが裏目に出てしまう所などは、
「正義は勝つ」だけでヘタすれば本気で勝ちそうだった先週に比べると雲泥の差かと。
で、そういう「団結」のためのセリフを言葉のままの解釈で「ナンセンス」と言い切り、
圧倒的な強さで証明するデカブレイクと、それに反発するバン。
デカブレイクことテツの演技はさておき(w、
登場回で「コイツはこういうキャラか」というのが解りやすいというのは、
お子様的にも、普通に見てる大人にもあり難いです。
そういうのが全く出来てないのが「仮面ライダー剣」なので。

仮面ライダー剣第25話。
詳しいあらすじは(ry
先週、今週と鈴鹿8耐参戦タイアップ話で滅茶苦茶です。
突っ込み所が多すぎて何から突っ込んでいいか解らないのは剣のデフォルトではありますが、
それにしても先週と今週は酷すぎる。
普通に話が展開していたかと思うと、唐突に鈴鹿でレースが始まって、
しかもそこそこの尺をその無意味なシーンに割いている辺り、
唖然として声も出ません。
昨年の「仮面ライダー555」も鈴鹿8耐に参加しましたが、
こんな露骨なタイアップ話や、テロップ流しなどはやりませんでした。
タイアップといえば、数話前にも突然剣崎が万引き容疑をかけられて、
それがオロナミンCとのタイアップだったと言う事がありました。
こっちは別の意味で「おいおい、これで良いのか?」と思いましたが。
少なくとも今回の8耐絡みよりは百倍マシです。
バイクの絡む話をやるためだけに登場したようなブラックファング&ウルフアンデッドにも萎えました。
せめて解放直後からボードに研究員として潜り込んでいて、
自分専用のマシンを作るためにファング製作チームを立ち上げていたとか、
そういった上級アンデッドらしい策謀があればマシだったのですが、
ファングは普通に烏丸所長が作ろうとしていたもので、新命(ウルフ)は盗んだだけなんて・・・。
「オレは最強になった!」とか言いながら、
ご自慢のマシンから出す衝撃波が一般ライダーすら転倒させられないばかりか、
特別出演の8耐ライダー山口辰也氏にスリップストリームで破られる始末。
しかも、明らかにスリップストリームを間違ってる。バリア張ってるし。
真似した剣崎がバリア張れないのに。
橘さんも「剣崎!スリップストリームだ!」って。天然なんですか?橘さん!
ダブルライダーキックは良かったですが、それ以前の展開が・・・・。

悪巧みの「全てが裏目に出た」事にようやく気づいたオーキッドアンデッドこと吉永みゆきの、
あまりにも間抜けでバカなキャラには萌えましたが、
その貴重なキャラクターもとうとう封印。
結局虎太郎も何がしたい&言いたいのかさっぱりだったし。
アンデッドでも惚れてるから助けますたか。おめでてぇな。
車内での二人の会話のズレが痛々しかったです。

そして完全に出番が無かった睦月。
先週橘さんに痛いところを突かれてまだ拗ねてるのでしょうか。

エレファントアンデッド大地が戦いを好まない理由が、
「お前ら勝手に潰しあえよその後で俺様が勝者になるから」
という漁夫の利を狙う策だったというのは、
「めんどくせぇ」発言からは想像出来なかったので良い感じです。
いざ戦うと充分強い所も、久しぶりに上級の格を見せてくれている。
伊坂以来の強敵として今後に期待したい・・・・。

でも、来週からまた今の剣の体たらくを作り上げた張本人(脚本家)が戻ってくるんだよなぁ・・。
鈴鹿タイアップ編は、正直その張本人の脚本よりもキッツかったわけですが。

おまけ。ふたりはプリキュア。
ピッコロさんもどき倒された・・・・。
なんかペース早すぎるんですけど。
それとも来週以降「真の展開」に以降すると?