Like A Blue Gale

ここは地の果て流されて俺

スーパーヒーロータイム07/25

2004-07-25 23:52:53 | スーパーヒーロータイム
特捜戦隊デカレンジャー23話「ブレイブ・エモーション」。
21話から続いてきた「ヘルズ三兄弟編」の最終話及び、
「デカブレイク登場編」の最終話・・・なわけですが。
正直、この三部作は酷すぎる。
悪役は良かったんですが、それに対する主人公側と新加入の戦士が酷い。
唯一、テツが純粋培養のエリートで、「ガキ」な事だけは充分伝わってきましたが。
今回は「気持ちで戦う」という事の見せ方を、決定的に間違っています。
「負けるもんか」だけでスーツが耐えられないような攻撃を防ぐなんて、
それこそ「ナンセンス」でしょうに。これがジャリ番の限界というヤツでしょうか。
それを見たテツが「なんか、イイ!!」とか言うのがまたハァ?なわけで。
それを「彼はガキだから」だけで片付けてしまっては、
散々言ってる「ナンセンス」はどこへ行ったと。
その辺りのキャラクターの作りこみの弱さというか、矛盾が大きすぎます。
後、テツ専用のバイク。
変に一輪車とかにしてるせいで、「何処のクソゲー?」と思えるくらいの酷いCG。
ロボのCGは無機物だから多少ショボくてもまだ良いとして、
人体が乗るような物であのショボさは酷すぎます。
人体だけ実写で素材撮影して、バイクはCGとか出来ないものか・・・。
そんな予算も時間も無いか。週一の放送じゃぁ。

仮面ライダー剣第26話。
メインライター帰還の回ですが、タイアップ編のあまりの酷さに、
今回の話は良かったとすら思えました。
というより、まだまだ細部に「古臭さ」が残るものの、
メインの人も「このジャンル」の雰囲気を掴んできたような気がします。
ただ一点、前回みゆきとの絡みからアンデッドを信じたいとか言ってた虎太郎が、
「アンデッドは皆人類の敵だ!」とか吼えたのは酷かったですが。
お前何いきなり草加化してんの?っちゅうか、脚本家は前回の話を見てないのか?
今回はチベットから来た男、嶋昇の存在が大きかったですね。
相変わらず出てきて速攻で正体がバレるという、超スピード展開ですが。
嶋が剣崎に「使命感や義務で戦う以上、ヤツ(大地)には勝てない」と諭したり、
その後、剣崎が逃げ遅れた子供を庇って自分の「動く理由」に気づいてから、
ようやく所長からの預かり物(と言う名の新アイテム)を託す等、
半分終わってやっと主人公である(ハズの)剣崎のキャラクターを示す話が出てきた気がします。
そのあおりを食らって、大地は三週で封印されてしまいましたが。
水浴びのイメージトレーニングで「パオーン!」とか、
象のくせに「相手を見極めてから倒す」という慎重な戦い方をしたり、
伊坂以来の強い上級アンデッドだっただけに残念です。
敗因は、脚本の超展開による「見切り」の速さでしょう。
もうちょっと慎重に暗躍して欲しかった。
カリスの正体を知っているそぶりも見せただけに残念。

しかし、やっぱりというか必然と言うか、
睦月はレンゲルに乗っ取られかかってます。
次回は橘さんを病院送りにするほどボコる模様。

DVD告知に関しては敢えて触れません。
そんなだから「イケメンのプロモ番組」とか言われるんだよ。