バスに乗って思ったこと。
始発でしたので私は席に着いた。
まもなくして学生さんなど結構混んできた。
「優先席」も埋まっていた。
皆さんは高齢者でした。
その中のお一人が目の前にいらした奥様に声を
掛けられた。
その奥様は
生後7か月ぐらいの子供を抱きかかえており
背中にはリュックを背負っていて、小学生の男の子と
手を繋いでいた。
彼女は重そうに体を動かしていた。
「大変ね~、変わってあげるわ」と
高齢のおばあ様は
彼女に声をかけた。
高齢のおばあさまは80才ぐらいだろうか
え?・・・いいです、いいです・・・と言いながらも
おばあ様の好意を受けた。
「よかったわね~ちゃんとお礼を言って」と
小学生の男の子に言って
彼をその席に座らせた。
え?????それはないだろう!!!
そのおばあ様は小学生の子を座らせるために
その席を譲った訳ではない。
私はそのおばあさまと目があった。
その話の「やりとり」は周りは聞いてていた。
私はとても不愉快になった。
「子供がすわって当然」なのか?
男の子が
「お母さんが座って」と男の子は以前にも
気が付かないのだろうか?
以前にも同じことがあった。
同じく子供を抱いていた奥様に
私の娘が席をたち譲ったところ
やはり彼女が座るより
子供を座らせ娘が憤慨していた。
アメリカで育った娘には考えられない事だった。