AKABANE under THE SKY

あかばねじん。

リスボンとパリで思ったこと

2012年08月07日 | 日記
ちょっと遅くなりましたが旅行の総括です。

1.ユーロの実験
2.豊かさとツーリズムについて
3.言語について
4.体型と顔型と鼻高と行動様式とバリアフリーについて

1.ユーロの実験

今回欧州に旅行して思ったのはユーロの大いなる実験の結果が
ギリシャ、スペイン、ポルトガル、イタリアの状況になってると
つくづく思ってしまった
経済学者でないので単なる素人の感想ですが強く感じてしまった。

調べたわけじゃないけど人類の歴史上
  1国家、あるいは1帝国がその中で使う通貨は1つだけ

という大前提がある。

つまり、通貨はその国の権力機構が制御する。

ところが人類史上初めてユーロは、国が違うのに通貨は同じという制度を創り出した。
(多分です、上にも書きましたが調べたわけじゃないです。)

これは、やまたのおろちみたいなもので頭は8つあるのに胴体は一つしっぽは8つみたいだけど
この場合、どこに進んでいいのかわからない、進もうとおもうと必ず各8つの頭で話し合いが
必要になる。まとまらなければ先に進めないそうおもうとあの神話に書かれてるおろち俊敏性に欠けるから
必ず人間に負けることになる。あの神話の書き手はこんなことを考えて登場させてるのかな
ちょっと話それました

両替をする旅行者の立場にたつとユーロを使用してる国の状況がどうであろうとレートは同じだ
当然、ポルトガルのユーロ、フランスのユーロと分かれていない。

そう思うとなかなかおかしな状況になる
例えば、ポルトガルの経済状況がどうなのかわからないが
ギリシャの影響を受けてユーロが安くなった
これは、ポルトガルの経済の実力とは関係がないレートで貿易がされるわけだ。

その典型がドイツだと思う、ユーロ安はドイツにとってまたとない好材料
経済に好影響を与え空前の貿易利益を生んでいる。
反対に日本は円高というとばっちりを受けいる
またまた話はそれたけど

だが、どうだろうポルトガルにそのユーロレートが合っていれば貿易はいままでどおり
だけど合っていなければ必ずひずみを生んでいく

ドイツは現在ギリシャを救うべく多大の援助を与えなければならなくなっている
これは当然の話だ、テレビで何故ギリシャにそこまで援助するのかと
ドイツ人が怒って言っていたが
見方をかえればドイツはギリシャのおかげで儲かってるだから援助する

やわたのおろちとすると自分の胴体を守りたいわけだから
あたりまえの話ではないですか

今回の旅行者私(日本人)の感覚からすると1ユーロ 交換手数料を入れて約100円
ほぼ適正なレートと思われる。特にパリはあまり違和感がなかった。東京と同じだ

だけどリスボンに住んでる人にとっての物価はどうなんだろう
ポルトガルの人に話は聞いていないので何ともいえないのですが若干高いのではないだろうか?
リスボンで入ったレストランそのグレードでいくと私の感覚では通貨レートがもう少し安くてもいいのではと思えた。
まあ、日本でも割安感を感じるレストランもあれば割高と感じるレストランもあるので
なんとも言えないといえばいえないのですが
20ユーロ札で払らおうとするとお釣りがないと言われる
日本ではちょっとありえないですよ、20ユーロ、レートでは約2000円です。
結構この拒否が普通だったので

欧州の国をまわる旅行者にはユーロは便利だと思う、一度その通貨に慣れれば
どこでも使用でき同じだし両替を各国ごとでする必要はないし
だけどやっぱり今回欧州旅行してこのユーロどこかおかしな通貨だと思えたのは私だけでしょうか?

私の感覚だとこのユーロ破たんするしかないのではとおもえるのですが
いろいろ現在ギリシャを救おうとやってますが救うのは無理かなと
破たんを回避するには欧州連合より強力な欧州合衆国を創るしかないと思えるけどちがうかな

2.豊かさとツーリズムについて
35年も前との比較なので変わってて当然だけど
人類の豊かさについて
多くのツーリストがリスボンにもパリにも訪れていました
こんなに多くのツーリストを35年前見たことがありません
見てても気付かなかっただけかもしれませんが

その結果、エッフェル塔に登るのに5時間、ルーブルもノートルダム寺院に入る人で長蛇の列
35年前はありえなかったです。
旅行ブログにも書きましたが中国の人が多いです
35年前の中国はどうでしょうか?多分考えられないです

当時台頭していたのは日本でした。
農協さんがツアーコンダクターの旗を先頭にして各国を巡ったのです。
日本の豊かさの始まりだったような気がします。

そして、欧米、日本の豊かさは、恐らく35年前とあまり変わってないように思うのです
この数年豊かさの増加率はアジア、中国、インドです

そして、アジアの国々は人口母数が大きいだけパワーがあります
その豊かさのパワーを見せつけるのがツーリズムではないでしょうか
国が平和になり、生活が安定し、
旅行できる豊かな人々が増えることはうれしいことです。

単に数日の旅行で感じたいたって狭い範囲だけの感想です。

しかし
ロンドンオリンピックをテレビ観戦してて聞えてくるのは中国選手を応援する
「加油」の大合唱、北京以降これはオリンピックの風景になるんでしょうね

3.言語について
大量のツーリストを受け入れる国、地域はその人たちとのコミュニケーションを
取る必要があるため自分たちが話す言語以外の言葉を話す必要があるんですね

欧州においてラテン系の国々ではあまり英語を話してくれないと思っていたのですが
今は、無条件に英語をしゃべってくれます。

ただ、これは私たちが非常に困って尋ねたからだけなのでしょうか?
つたない英語に関して、相手もつたない英語で返してくれました。
コミュニケーション重要ですね

日本にもパリと同じくらいのツーリストが来てくれるといいですね
混雑するのは嫌ですが、互いに相手を知ることは重要かなと
それにやっぱりツーリストが来てくれるということは魅力があるということなので

ただし今は海外のツーリストにとって円高だからつらいよね

4.体型と顔型と鼻高と行動様式とバリアフリーについて

リスボンにいた人たちと日本人を比べて一体何が違うんだろう
あまり差がなかったです。
体型:違和感ないです
顔型(?):違和感ないです(豊かになれば人間顔が同じになっていくのかもしれません)
鼻高:あまり感じませんでしたちょっとだけ日本人の方が低いかもしれません
行動様式:街での行動様式、日本の方がいいかもしれません
バリアフリー:リスボン同じくらいか東京、大阪のほうが進んでるかもしれません
明るさ街と人:リスボンとにかく明るかったです

パリにいた人たちと日本人を比べて一体何が違うんだろう
体型:違和感ないです
顔型(?):少し白人ぽかったかもしれません(リスボンより差があるかな)
鼻高:日本人が負けてたかな
行動様式:街での行動様式、日本の方がいいかもしれません
バリアフリー:パリより東京、大阪のほうが進んでいます
明るさ街と人:パリ少し灰色がかっていました街も人も
       東京も同じです灰色がかってます

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2 コメント

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お薦め (風間)
2012-08-09 21:15:10
海外で日本のアニメや番組などを見たいとき、www.tv-rec.comをお勧めいたします。画質がいいし、とても便利です。
返信する
Unknown (あかばねじん)
2012-08-19 22:49:06
風間さん

遅くなりましたがコメントありがとうございます。
次回、海外旅行に行ったとき見てみます。
返信する

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