お肌の学校

敏感肌、トラブル肌と向き合って32年!シェルクルール化粧品 淳子先生の「お肌の学校」ブログです!

季節のトラブルークマの対処法ー

2019-04-28 11:00:00 | Weblog

間もなく前代未聞の10連休!これは皆さんうれしいのでしょうか?
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    Skin Care School    週刊発行  
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│淳│子│先│生│の│お│肌│の│学│校│ 
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□ 4月26日 vol.0862     
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編集・発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/   
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4月のCONTENTS
 5日発行済み≫季節のお手入れー老化、肌荒れの対応ー 
12日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
19日発行済み≫豆知識ー寒暖差疲労ー
26日発行   ≫季節のトラブルークマの対処法ー
※5月3日は休刊します。
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≪季節のトラブルークマの対処法ー ≫ 

今日は福岡にやってきました。昨日は神奈川県の小田原で個性的で素敵な洋服やビリケンシューズを取り扱っているお店でお肌の学校があり、今回は、メインにディスプレーしているデザイナーさんの服をスタッフ全員がユニフォームのように着て臨んでいらっしゃって、とても良い雰囲気の店内を作っていました。たくさんのお客様が来られ、その中にはしっかりと手入れされ、ほぼパーフェクトの肌感に仕上げているお客様もいらっしゃいましたよ!来店されたお客様のほとんどがしっかりお手入れをされて肌質アップされているのは、店長やスタッフの方々のマジメなフォローの賜物だと感じます。そして今日の福岡は、初夏の風で半袖でちょうど良いくらいの天気で、さすがにヒートテックはやめました(笑)

さて、今回はトラブルとして年中を通し、気になる人は気になる肌トラブル、目の下に発生するクマについて勉強してみようと思います。前にも取り上げたトラブルですので復習という事になります。目の下のクマと一言に言いますが、由来は歌舞伎の「隈取」から来ていると言われています。ですから、クマ=隈と書きます(熊ではありません)。専門用語は医学的にはないようです。目クマはひとつの状態や疾患ではなく状態の総称と考えられています。

白人の方はホリが深い顔立ちで、年齢ともに青いクマが現れるので、顔立ちと考えられクマは気にしないようです。ただし肌のたるみとシワは、肌性が違うため若い頃から気にするトラブルと言われています。目の回りは特に肌の薄い所で、眼球の回りはたくさんの毛細血管が通っており、目に栄養や酸素を送っている所です。まぶたの上と目の下に、目を守るための眼瞼脂肪がクッションの役割であり、まぶたはその脂肪を支えている役割になります。特にまぶたはデリケートで乾燥しやすい所なので、刺激によって色素沈着が起こりやすい部位です。目の下も同様にデリケートで薄い部位で代謝力も弱い部分ですから、発生したトラブルは対処を上手にしないと悪化させてしまいますから、しっかりとトラブル対処を学んでください。目の下のクマは、せっかくの顔立ちを疲れ顔に見せてしまいます。「今日体調悪い?」「疲れてる?」この問いかけは、案外顔色や目のクマから言われる率が高いので、改善努力をしてみましょうね!

まずクマにも一般的に種類があります。
1)黒クマ・・・目の下のくぼみから影でクマに見える。
2)青クマ・・・血行不良、睡眠不足、眼精疲労
3)茶クマ・・・そばかす、色素沈着
まず1)の黒クマですが、これは目の大きな方や加齢によって毛穴の開きやたるみなどハリのなくなった肌に影が現れる現象です。日々のスキンケアやコラーゲンなどを飲用したりすることによってかなり変わります。でも気になり始めたらすぐにスキンケアの見直しや老化改善の努力は必要ですので、これはクマというより老化対策と考える状態です。

2)青クマ、まず青クマと茶クマは簡単にチェック出来ます。目尻に指腹を当てて、上方向へ引っ張ります。青クマはクマが目の下に見えた状態で皮膚が引っ張られます。茶クマは皮膚と茶クマが同時に引っ張られます。ついでに黒クマは老化や影なので引っ張りますと内部のトラブルであると分かると思います。青クマの原因は血行不良と眼精疲労!これは現代人にとって最も気をつけたいクマになります。目の周りの毛細血管の血流の滞りなので特に色白の人は滞った血流が透けて見えるので青みのあるクマが発生します。仕事上、絶対必要なPCやスマホなど原因はたくさん思い当たりますね!そしてストレス、冷え、睡眠不足が考えられます。青クマは原因が分かれば出来るだけ上手に対処することが大切です。例えば、PCなど1日使っている人は仕事の合間にメークの上から人差し指、中指、薬指を使って軽くトントンと目の下や上を軽く叩くようにリズミカルにプッシュします。メークもとれたりしませんから、30秒くらいやってみて下さい。そして少しの時間、ぼーっと遠くを見るのも大切です。それから温活です。冷えや血行不良が原因になりますから、入浴でのリラックスタイムや温タオルで目を温めたりも効果的です。そしてやはりスキンケアで、軽いマッサージやアイクリームも効果的です。青クマは貧血や片頭痛の方も発生しやすいので食事にも気を使ってください。

そして3)の茶クマです。茶クマは色素沈着しているので色味が割と目につきやすいクマです。原因としては花粉症やアトピー、アレルギーによる痒みなどによる摩擦が挙げられます。紫外線によるものも考えられるので、ノーメークはいけません。エクステの接触から痒みのでる場合も考えられますので注意して下さい。目の周りは肌の中でも特に代謝が弱いため、茶クマをシミと考えて代謝させるようにしなければなりませんが、かゆみなどを伴っているとなかなかケアが出来ません。一番いけないのはマッサージなど過度な刺激です。沈着度が増すことも考えられますからマッサージはやめましょう。茶クマを意識しないでスキンケアを正しくするようにし、添加物の心配ないコスメを利用して保湿していきます。特にクレンジングの時、優しいピュアなオイルをつけてからクレンジングをしてあげると効果的です。ピュアなオイルは内部への働きかけも期待できますので化粧水などの後もクリームの前に使用して頂くと良いでしょう。乾燥対策をしっかりして日中は日焼け止めをする。これらを意識してケアして下さい!

どうでしょうか?今日はクマの勉強と対処法を書いてみました。それにプラス、食生活では良質のビタミン、ミネラルが大切です。やはり野菜をしっかり摂り、たんぱく質も摂っていきましょう。肌老化には動物性たんぱく質を少しでも入れてあげた方が効果的と言われ、その他植物性たんぱく質もしっかり取り入れて下さいね。やはりビタミンA、B群の多いかぼちゃ、人参等、緑黄色野菜、うなぎ、レバー、かつお、まぐろ、青魚などしっかり食事で摂っていきましょうね!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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