池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

タイ料理

2013-02-16 20:34:55 | ベトナム生活あらかると
事後報告となりますが、テト休暇はバンコクで過ごしておりました。

かつて赴任していたので、馴染みがありますし、ハノイに比べて、より”東南アジア的”雰囲気が強く、その雰囲気を味わい、英気を養うべく、です。

しかし、まぁ、暑かったです。

まだ一番暑い時期ではありませんが、同じ東南アジアとはいえ、ハノイから来たので、毎日汗だくでした。

が、ゆえに、辛いタイ料理は美味しいし、もちろん、ビールも旨い♪

飲んで(飲んだくれて)食べて充実の一週間でしたね。

さて、何はさておき、バンコクでの休暇の目的は、第一にタイ料理です。

ベトナム料理も大好きですが、タイ料理も大好き。

似たところも多いですが、違いと言えば、ベトナムのマイルドさに対し、タイの辛さでしょう。

加えて、余人にはあまり賛同を得ませんが、しょっぱさ。

ナンプラーが、特にプリック・ナンプラー(唐辛子を漬けたナンプラー)が好きです。

もちろん、(マヨラーの如く)そのまま舐めたりはしませんが、卵焼き(目玉焼き)、炒飯には必須です。

この辛いのと、しょっぱいのが、ビールに合うんですね~♪

料理のセレクトが、ビールに合うかどうかという点で、余人には賛同はされませんが、いいのです^^;

今回も存分に堪能しました。

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折角、数年ぶりに来たバンコクですから、色々な料理を色々な場所で、という考えもありますが、

お気に入りを、お気に入りの場所で、というのが私のスタイル。

ここハノイでもそうなっちゃっていますね。

同じコムビンザンで、同じ料理をいつも食べていても飽きません。だって、お気に入りだから。

今回、たくさん食べようと思った、私のお気に入りトップ3は、

ヤムウンセン(辛い春雨のサラダ)

カイティオ(卵焼き)

ガパオ(挽肉のバジル炒め)

他には、ラープ(辛い挽肉のサラダ。タイというより、私にはラオス料理の印象が強い)、ヤム・ヌア(辛い牛肉サラダ)、ガイヤーン(揚げ鶏。焼き鳥もこう言ったりしますね)etc

6泊7日、ホテルの朝食を除けば、都合、12食。どんだけ楽しめるか!

まずは、ヤムウンセン①(左)とカイティオ①(右)


名前は知らないのですが、これまでに何度も食べに来ているスリウォンのカフェ。通りに対しては、オープン(ガラスがない)なので、熱気を感じつつ、食事ができます。

お洒落な感じで、外国人だらけのスリウォン(タニヤとパッポンの間)にあるので、意外ではあるのですが、ここのヤムウンセンとカイティオは美味しいのです。(お店の売りは、BBQらしいのですが、違うところに良さを見つけています)

カフェのナリですが、味付けは外国人風になっておらず、辛さも旨さもローカル風です。量が少なめで、値段も、通りの他の店に比べると安いのでお気に入りです。

この店の入口のテーブルに陣取って、カラオケやゴーゴーの女の子を連れ歩く、観光客を眺めるのも面白いです(悪趣味^^;)

他方、外国人向けの典型、美味しくなく、値段の高いところでの失敗。ヤム・ヌア(牛)ならぬヤム・ムー(豚。そんな料理名があるのかは自信なし)


ヌア(牛)だって言ったのに、出てきたのは豚だし、美味しくないし、高いし(上記のカフェの2倍)、まあ、タニヤ近くのスリウォンの店だから仕方ないか、、、お会計も間違っていたし。。。唯一の失敗ごはん。

ラープです。スクンビットの33、夜にはカラオケのネオンが艶かしいエリアですが、昼はひっそり。


高級そうなナリのタイ料理レストランでしたがトライ。でも、暑い中、外の席で。実は、そこは譲れない私の店選び。

エアコンが効いたような場所は、嫌なんですよね。折角、暑いんですから、その熱気も込みで料理を味わわなければね。

なので、外で食べたい。

通りの屋台は、衛生面で不安なので、器を使う料理はダメだけど(桶で洗っているところを見たら無理。焼き鳥とかの買い食いはOK。)、食堂のナリをしていればベスト♪(食堂なら、水道で洗うだろうから)

加えて語ると、料理って、味覚だけではないですよね。

視覚(料理の見た目。そして、食べながら見る風景)、聴覚(音楽であったり、周囲の会話なのどの雑音、通りの雑踏、車のクラクションも)、触覚(ピザでも、フライドポテトでも、寿司でも、おにぎりでも、その触った感じ)、嗅覚(料理の匂いに加えて、場所の匂い、たまに嫌な臭いであったりもするけど)も、食事の重要な要素。

その五感をフルに、バンコクでのタイ料理を味わうには、人通りがあって、オープンになった食堂がいいんですよね。

話がそれましたが、ここのラープは美味しかった。カオニャオ(もち米)で食べたかったけど、なかったのでしょうがない(残念)

でも、そんな私のこだわりを満足する店を発見しました。

後でWEBで調べると、有名みたいですね”イムちゃん”。


何ヶ所かあるようですが、私が”通った”のは、スクンビットの24/1と26の間。BTSプロンポン駅のすぐ近くです。
(24/1と26は、エロマッサージ店が多いので誤解を受けそうですが^^;)

人通りの多い通りに面して、オープンです。


一見、日本語メニューがあったりすると敬遠しがちですが、値段は一品50バーツ程度、ビールも大瓶80バーツと、観光客向けの値段ではなく、外国人に限らず、ローカルの方々もいるし、持ち帰りしています。


気に入ったので、ほぼ毎日通っちゃいました^^;(5食食べている)

カイティオ②です。


ご飯とのセットです。ご飯の上にドーンと。

チリソースでもいいのですが、今回はプリック・ナンプラーにこだわり、しょっぱ辛く食べます。(もともと、味付けはナンプラーなので、そのまましょっぱいのですが、そこはお好みで、いろいろ味付け加減するのがタイ風^^)

ただ、パクチー(香草)がないのは残念。他の店もそうだけど、「パクチーないの?」って聞くと「ない」と言われる。何故?やっぱり、私が入るところは、観光客メインで、多くの外国人が嫌いな香草を用意しないののかな。。。

ガパオ①です。鶏肉で。


このブログの前身である「料理と散歩と仕事で海外」をご存知の方は、私がこれを日本で自分で作っていたことはご存知でしょう。

目玉焼きをくずしつつ、黄身の甘さと、料理の辛さが混ざり合い、ナンプラーでしょっぱさも加わり、、、たまりません。

ヤムウンセン②と、ガイヤーンです。


このヤムウンセンはイマイチだったけど(赤い割には辛くなくて。辛くして、って言わなかったからかも)、ガイヤーンが美味しくてお代わり♪


右上に写っているとおり、ビールもお代わりでした^^;

ガパオ②。今度は牛肉で。


カイティオ③(右)とソムタムタイ(左)です。


夕飯なので、カイティオ単品を注文しましたが、ご飯付きと、ご飯なしで、値段が同じなのは何故?

まぁ、お世話になりました。お店のおばちゃんも、何で毎日来るんだろう?とか思いましたかね。

なお、美味しかったですが、絶品というわけではありません。

でも、私の五感で、すべてが満足させられるお店でした♪

他には、

スクンビット23の奥まった辺りのローカル食堂(というか、ガレージみたいなところ)で食べた、ガパオ③+カイティオ④。


目玉焼きを乗せて、と言ったつもりが、カイティオが乗ってきました。

一粒で二度美味しい^^

翌日も行ってもみたけど、閉まっていた。滞在期間の後半だったので、一食しか食べられず、これも心残り。

これもスクンビット23の奥。オープンな感じは私の基準を満足、こぎれいタイ料理レストラン。

値段もそう高くなく、一品100バーツ強。

ヤムヌアとグリーンカレー


一応、カレーも食べておかないと、と思い。

ここも洗練された感じの味で美味しかったです。ちょっと、スクンビットの通りからは遠いけど。

最後の日は、ホテルの朝食を抜いて、ローカル食堂で、バーミーナム(汁麺)。


ホテルの朝食に、麺があればなぁ、、、インドカレーはあるんだけど、なぜ麺がない!?と、ホテルに言ってみても、、、

WEBでは、旨いと情報があったので行ってみたのですが、なんかイマイチでした。味の素がキツイ。。。
昼時に通りがかると、地元民でごった返しているので、本当は美味しいのかも、というか、私の味覚が変だったのでしょうね。

最後の料理は、やっぱりヤムウンセン③ スクンビット19のビアレストランにて。


ここもスクンビットの通りからは奥に入るけど、客層は西洋人の年寄りが多く(若い人は、もっと違うところへ行くでしょうから)、なんかのんびりした雰囲気なので、今回、夜、飲みにだけ何度か来ました。

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実は、最初の2日くらいで、一週間の滞在は長すぎたな~

なんて感じていましたが、やっぱり、あっと言う間でしたね、楽しい時は。

非常に楽しい”非日常”でした。

切り替えができないと、バンコクに沈没してしまうのでしょうが、一応、責任のある身なので、さくっとハノイの”日常”に戻っています。

明日は、その”日常”の一環、お客様とのゴルフです^^;

祝日の少ないベトナム勤務(今年の祝日の半分以上が終わりました)では、バンコクに行くことは当分ないでしょうけど、

初めての海外(実は、バンコク赴任が最初の海外渡航)、それまでの仕事に遣り甲斐を見いだせなくて迷っていた若かりし自分に、アジアのビジネスで生きていこうと、遣り甲斐、生き甲斐を感じさせてくれた地。

それがなければ、その後も様々な海外での仕事も、現在のハノイ赴任もなかったでしょうから。

歓楽街のイメージも、その実態もありますので、
(日本も3連休だったせか、うじゃうじゃいましたね^^;)

男性のバンコク行きには、よからぬイメージが付きまとうものですが、

私にとっては、今ある私にとっては、かけがえのない場所です。

迷ったときには、感謝の気持ちを込め、初心を思い出し、そして、アジアで頑張るエネルギーをもらいに行きたいものです。

# と、きれいにまとめてみました^^;


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