我が家の好きなスポットは、湯の川温泉街にある「熱帯植物園」。
あんまりザワザワ・ちゃらちゃらしたところが好きぢゃない地味な我が家(?)の外出先としては最高のスポットではないでしょうか。
まず、入園料を払って門をくぐるといきなりちっちゃなサル山があります。

餌が100円で売っていて、餌をあげつつ猿社会を観察することができます。猿山を見ていると人間社会とおんなじで知らず知らずに自分と同じタイプの猿を探してしまう…なんてよく聞く話ですが、別にずっと猿社会を見ていても自分と同じタイプの猿は発見できませんでした。ほんとかよ、なんて思っちゃいます。まーいいんですけど。

鳥に今現在魅せられているわが息子は猿なんぞに見向きもしません…。ハト一直線です。ハト…。
ずーっと猿を見るのにも飽きたら、子供らはすぐ隣の遊具で遊びます。
遊具。遊具といっても一般の公園とほぼ変わらない遊具です。滑り台・砂場。砂場には親切にバケツやスコップなどがたっぷり用意されています。
またこれも親切に幼児用の三輪車&自転車&手押し車もふんだんに用意されています。
手ぶらで近所の公園に遊びに来たような感覚でなかなか子供は大喜びです。
大人だって大喜び。

子供がえんえんと遊具で遊んでいる間、 ↑ このような怪しいものに腰掛けられます。これはベンチなんだけど、中に温泉がぐつぐついっていて(どういう仕組み?)座ると尻が温かくなります。寒風の中、ぶるぶる震える必要もありません。このベンチが敷地のあちこちにあります(座っている人は少ないような気がします)。
さらに

なんと足湯まであります。さすが温泉地。足湯に浸かって子供が遊ぶ姿を見られます。
足湯の唯一の難点は、足湯に浸かっていると気持ち良すぎて全身入浴したくなってしまうことです。
思わず服を脱ぎ捨てそうになる衝動を必死にこらえます(←怪しすぎ)。
外遊びにも飽きると、いよいよ温室の中に入ります。

温室の中には、色とりどりの南国の植物があるほかに、こんなヤツもいます。鳥好きのムスコはここでもかなり時間を所要します…。いつも疑問に思うのだけれど、ここにいるインコって函館市民からの寄贈ってことになっていますが、どういう事情で寄贈することになったのでしょうかね。引越しで飼えなくなったから?それとも世話するのが嫌んなっちゃったとか?(まさかなぁ…)
インコのほかにも色々な小動物が寄贈されている模様です。
(世の中には色々な動物を飼っている人がいるね)

パイナップルとかも普通になってて、日曜日にみんなで食べたりしているようです。ムスコや夫は「沖縄みたいだね~、ここにくれば沖縄に行かなくてもいいよね」的発言をしていましたが(ムッ)、「それはちがうだろ」と頑なに思ってしまいます。
でもけっこう結構沖縄のフルーツ園的雰囲気だよね(でもあんなに商業主義的ではない)。
温室の奥には、「水の広場」なるものがあってとってもきれいな水遊び場がありました。いや、まるでどっかホテルのリゾートみたいなプールです(大げさかな?)。今にも服を脱いで水に入りだしそうなムスメ(やっぱ母娘)を止めるのが精一杯でした…。
夏は無料開放されるそうで、と て も 混雑するみたいです。海を見ながらの水遊び。なかなか気持ちよさそうですな。
函館って、大々的な遊園地やら動物園やら…っていうのはありませんが、こういうひっそりした公園がなかなかすてきです。
蝶の採り方とかも、日程に合わせれば学べるようで(忘れなければ)子供を連れていってみようかなぁ…なんて思ったりもしています。