僕はサクラが大好き。
毎年、地元の都市公園のサクラの開花を追っかけていて
春になると
「究極のサクラバカ」となる。
しかし
那須が好きで
サクラが好きにもかかわらず
「えっ!見たことないの?」
と突っ込まれそうな
僕自身、モヤモヤすることがいままであった。
それが
「ミネザクラ」探訪である。
ミネザクラ。
正式には「タカネザクラ」と呼ばれ
日本では奈良県よりも北側の
「亜高山帯」・・・
つまり、「ちょっとした山々」で見られるサクラなのである。
那須でも見られるが
そこは山の上。
簡単にみられるわけではない。
僕は恥ずかしながら
いままで肉眼で見たことはない。
通常は5月中旬から6月中旬ころ
那須では微妙に位置を変えて咲く。
ロープウェイよりも下では
5月の中旬頃。
大丸温泉のやや南に長寿木があるらしい。
今回は
ツイッターにて
フォローをさせていただいている、地元の園芸店さんと
知り合いのアマチュア写真家さんの情報をいただき
6月1日・2日がおすすめ、という目安をいただいた。
天気が良いのは今日、1日。
明日は天気がよくないとの事前の予報。
ならば・・・
行くなら、「今でしょ!」というわけで・・・

那須に来ました。
ここは町営スキー場の入口。
梅雨入りとは思えない青空。
ズバリ快晴でしょう!
茶臼岳もはっきり見えます。
おまけに
テスト運行中のロープウェイまで。。。
気分はハイテンション!
ワクワク感がたまりません。
で
ロープウェイ駅を越え
さらに上の「峠の茶屋駐車場」を目指しますが・・・
なぜか
すでに
上から下ってくるクルマが数台。
「まさか、満車?」
恐る恐る峠の茶屋にたどりつくと・・・
どうやら数分の差で
「満車」でした。。。
悔やんでも仕方ありません。
次に近い駐車場は「ロープウェイ駅」周辺の駐車場。
ここはなんとか空車があり

8時15分、駐車場着。
万が一、帰りにロープウェイで下山することも想定すると
ここはよかったかもしれない。
クルマで登山の準備をしていると
隣りで同じく準備をしていた紳士に声をかけられた。
長野を昨夜出て
今朝5時に、ここに着いて
いままで休んでいたらしい。
「那須は初めて。朝日岳にゆこうと思って」
紳士はロープウェイに乗り、目指すという。
梅雨時期に晴れた日に登れることを嬉しいと言った紳士と
あいさつを終えると
僕は
歩いて峠の茶屋登山口へ。

ロープウェイは8時30分が始発。
すでに多くの列ができていました。

今回は「熊鈴」を2連で用意。
さらにうるさくなったので
熊よけは安心です。

峰の茶屋駐車場。
すでに多くの人は出立したらしく
人はまばらだった。

8時36分、入山。
登山カードはなくなっていたので
初めて無記入。
でも
今回は
「登山」ではなく
「サクラ観察」が目的なので
山には上らないので
安心です。

初めの石段上りで
はやくも息が荒くなる。
僕は通常、スタート30分は死にそうな顔をしているらしい。
正常な呼吸になるまでは
「つらい」ことしかない。
暑い
そして
ゼイゼイ。。。
そんな状態でも
足は止めない。
不思議な身体。

中の茶屋跡を越えると
森が消え
青空と山々が広がる。
このあたりから
だんだん落ち着いてくる。

後ろからワンちゃん。
写真を撮っている間に
そうとう先に離されてしまった。
休まないんです。ワンちゃんって。

いままでは
秋の紅葉のころの
真っ赤に染まる朝日岳を見てきた。
青空のもとの、深緑の朝日岳は
初めてだ。

こちらは
朝日岳に向かう前に通る
「剣ヶ峰」。
登山道は中腹に横断するようにあるが
この「剣ヶ峰」の頂上には
登山道はない。
だが
この日は
天頂部に
一人が立っているのが
肉眼でも確認できた。

奥に「峰の茶屋」避難小屋が見えてきた。
さすがに何度も歩いてきたので
見慣れた光景である。

9時16分
峰の茶屋避難小屋。
いつも風が吹いている「風の通り道」である。
ココでの休憩は3分以内。
あまり長く休むと
身体が疲れやすくなる。
水分を一口含んで
いざ出発。

目指すは「牛ヶ首」。
ちょうど
茶臼岳の「うら」
つまり「奥」に位置する。
ここを目指す。

北の方
福島方面を望む。
はるか遠くの山々は
まだ雪に覆われているようだ。

初めての道ではないので
緊張がない。
とても楽しい。
最近は
三脚をかついで
カメラメインで登る人が多いが
僕は
できるだけ
目に映る景色を楽しんだ。
独り言ぶつぶつ。
「ぶはぁ・・・気持ちいい!」

卵の腐るにおい
硫黄の噴気孔ゾーンに入る。
前でカメラを写す人がいると
後ろで終わるまで待った。
細い道は
対向の人が来るまで待った。
とにかく「こんにちは」を言った。
すべてが気分良かった。
こんな日は初めてだった。

「日暈」と「飛行機雲」をみた。
珍しいものではないが
それも
嬉しかった。

今日は
飛行機がよく見えた。
そして
気になりすぎた。

震災で
ホットスポットといわれながら
それでも
多くの県外の方が
こうして
那須に足を運んでくれる。
素直にうれしい。
だから
僕は
できるかぎり「リアル」を伝えたい。
このブログは
決して「美しい写真」を見ていただくものではありません。
図鑑にもなりませんが
見たままを
できる限り
伝えるつもりです。

今日も
噴気孔は
活発でした。

まもなく「牛が首」です。

望遠で
その先の「日の出平」方面の尾根をみると
人が歩いているのが確認できました。
そして

9時43分。
牛ヶ首。
ここも「風の通り道」。
だから
草木は生えません。
風は常に吹いていますが
広場なので
絶好の休憩場所となります。
あっ
そうそう
牛ヶ首。
ミネザクラはどこに・・・???
ここからの視線には
サクラの樹はありません。
知り合いのアマチュア写真家さんは・・・
確か
茶臼岳を背に
ミネザクラを写していたっけ・・・
・・・
ということは・・・
・・・
まだ
歩くってことですね(笑)

雲海は観られなかったけれど
下界がはっきり見えたということで
・・・
さぁ行きますか。
サクラを追って
さらに奥、
南月山の手前
日の出平を目指します。
しかしながら
今日は
ここまで。
では
続く!
毎年、地元の都市公園のサクラの開花を追っかけていて
春になると
「究極のサクラバカ」となる。
しかし
那須が好きで
サクラが好きにもかかわらず
「えっ!見たことないの?」
と突っ込まれそうな
僕自身、モヤモヤすることがいままであった。
それが
「ミネザクラ」探訪である。
ミネザクラ。
正式には「タカネザクラ」と呼ばれ
日本では奈良県よりも北側の
「亜高山帯」・・・
つまり、「ちょっとした山々」で見られるサクラなのである。
那須でも見られるが
そこは山の上。
簡単にみられるわけではない。
僕は恥ずかしながら
いままで肉眼で見たことはない。
通常は5月中旬から6月中旬ころ
那須では微妙に位置を変えて咲く。
ロープウェイよりも下では
5月の中旬頃。
大丸温泉のやや南に長寿木があるらしい。
今回は
ツイッターにて
フォローをさせていただいている、地元の園芸店さんと
知り合いのアマチュア写真家さんの情報をいただき
6月1日・2日がおすすめ、という目安をいただいた。
天気が良いのは今日、1日。
明日は天気がよくないとの事前の予報。
ならば・・・
行くなら、「今でしょ!」というわけで・・・

那須に来ました。
ここは町営スキー場の入口。
梅雨入りとは思えない青空。
ズバリ快晴でしょう!
茶臼岳もはっきり見えます。
おまけに
テスト運行中のロープウェイまで。。。
気分はハイテンション!
ワクワク感がたまりません。
で
ロープウェイ駅を越え
さらに上の「峠の茶屋駐車場」を目指しますが・・・
なぜか
すでに
上から下ってくるクルマが数台。
「まさか、満車?」
恐る恐る峠の茶屋にたどりつくと・・・
どうやら数分の差で
「満車」でした。。。
悔やんでも仕方ありません。
次に近い駐車場は「ロープウェイ駅」周辺の駐車場。
ここはなんとか空車があり

8時15分、駐車場着。
万が一、帰りにロープウェイで下山することも想定すると
ここはよかったかもしれない。
クルマで登山の準備をしていると
隣りで同じく準備をしていた紳士に声をかけられた。
長野を昨夜出て
今朝5時に、ここに着いて
いままで休んでいたらしい。
「那須は初めて。朝日岳にゆこうと思って」
紳士はロープウェイに乗り、目指すという。
梅雨時期に晴れた日に登れることを嬉しいと言った紳士と
あいさつを終えると
僕は
歩いて峠の茶屋登山口へ。

ロープウェイは8時30分が始発。
すでに多くの列ができていました。

今回は「熊鈴」を2連で用意。
さらにうるさくなったので
熊よけは安心です。

峰の茶屋駐車場。
すでに多くの人は出立したらしく
人はまばらだった。

8時36分、入山。
登山カードはなくなっていたので
初めて無記入。
でも
今回は
「登山」ではなく
「サクラ観察」が目的なので
山には上らないので
安心です。

初めの石段上りで
はやくも息が荒くなる。
僕は通常、スタート30分は死にそうな顔をしているらしい。
正常な呼吸になるまでは
「つらい」ことしかない。
暑い
そして
ゼイゼイ。。。
そんな状態でも
足は止めない。
不思議な身体。

中の茶屋跡を越えると
森が消え
青空と山々が広がる。
このあたりから
だんだん落ち着いてくる。

後ろからワンちゃん。
写真を撮っている間に
そうとう先に離されてしまった。
休まないんです。ワンちゃんって。

いままでは
秋の紅葉のころの
真っ赤に染まる朝日岳を見てきた。
青空のもとの、深緑の朝日岳は
初めてだ。

こちらは
朝日岳に向かう前に通る
「剣ヶ峰」。
登山道は中腹に横断するようにあるが
この「剣ヶ峰」の頂上には
登山道はない。
だが
この日は
天頂部に
一人が立っているのが
肉眼でも確認できた。

奥に「峰の茶屋」避難小屋が見えてきた。
さすがに何度も歩いてきたので
見慣れた光景である。

9時16分
峰の茶屋避難小屋。
いつも風が吹いている「風の通り道」である。
ココでの休憩は3分以内。
あまり長く休むと
身体が疲れやすくなる。
水分を一口含んで
いざ出発。

目指すは「牛ヶ首」。
ちょうど
茶臼岳の「うら」
つまり「奥」に位置する。
ここを目指す。

北の方
福島方面を望む。
はるか遠くの山々は
まだ雪に覆われているようだ。

初めての道ではないので
緊張がない。
とても楽しい。
最近は
三脚をかついで
カメラメインで登る人が多いが
僕は
できるだけ
目に映る景色を楽しんだ。
独り言ぶつぶつ。
「ぶはぁ・・・気持ちいい!」

卵の腐るにおい
硫黄の噴気孔ゾーンに入る。
前でカメラを写す人がいると
後ろで終わるまで待った。
細い道は
対向の人が来るまで待った。
とにかく「こんにちは」を言った。
すべてが気分良かった。
こんな日は初めてだった。

「日暈」と「飛行機雲」をみた。
珍しいものではないが
それも
嬉しかった。

今日は
飛行機がよく見えた。
そして
気になりすぎた。

震災で
ホットスポットといわれながら
それでも
多くの県外の方が
こうして
那須に足を運んでくれる。
素直にうれしい。
だから
僕は
できるかぎり「リアル」を伝えたい。
このブログは
決して「美しい写真」を見ていただくものではありません。
図鑑にもなりませんが
見たままを
できる限り
伝えるつもりです。

今日も
噴気孔は
活発でした。

まもなく「牛が首」です。

望遠で
その先の「日の出平」方面の尾根をみると
人が歩いているのが確認できました。
そして

9時43分。
牛ヶ首。
ここも「風の通り道」。
だから
草木は生えません。
風は常に吹いていますが
広場なので
絶好の休憩場所となります。
あっ
そうそう
牛ヶ首。
ミネザクラはどこに・・・???
ここからの視線には
サクラの樹はありません。
知り合いのアマチュア写真家さんは・・・
確か
茶臼岳を背に
ミネザクラを写していたっけ・・・
・・・
ということは・・・
・・・
まだ
歩くってことですね(笑)

雲海は観られなかったけれど
下界がはっきり見えたということで
・・・
さぁ行きますか。
サクラを追って
さらに奥、
南月山の手前
日の出平を目指します。
しかしながら
今日は
ここまで。
では
続く!
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