栃木発「ちゃりあん」ブログ

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新企画「街歩きナビ」・・・・第1弾は栃木県さくら市「喜連川」 2012.07.15 ①

2012年07月16日 08時30分49秒 | 日記
梅雨のジメジメ感がたまらない今日このごろ。。。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。


あまり天気がよろしくない・・・

そんな予報もあって

通常のハイキングを変更して

この日は「一度はやってみたかった」街歩きを敢行した。

まぁ、寝坊して予定が狂ってしまった・・・という裏事情もあるのですが(笑)

喜連川。

きつれがわ、である。

僕が住む「大田原市」のすぐ南。

元は塩谷郡喜連川町。

平成17年に氏家町と合併して「さくら市」となったが

氏家と喜連川の市街地は離れていて

現在もそれぞれの地域文化が残っている。


喜連川には「早乙女の桜並木」や「お丸山公園」、そして「道の駅」があり

毎年のようにさくらに季節になると僕はクルマを走らせている。


それ以外は

宇都宮や南那須方面の「通過点」に過ぎず、

なかなか喜連川を「歩く」というきっかけを持てずにいた。

・・・

よくある「いつでも来れる」心理である。


当初、喜連川には冬季に予定を組んでいた。

しかし、寝坊、という大失態。

朝になり、代替案として

「ここにしよう」と即決できたのが

喜連川、であった。



::::::::::


さて本題。


ふつう、取材、といえば「下調べ」は常識である。

ガイドブックや行政案内は欠かせない。

だが

僕にはそれは必要ない。


不必要な「先入観」はかえって邪魔になる。

1回の歩きで「すべてを網羅」することも意味がない。

町の良さは

「繰り返し訪れて、発見を喜ぶ」ほうが楽しい。

だから

今日も

突然の喜連川。

アポなしの現地取材。

さぁ

スタートはここから。



国道293号線。

喜連川地区のいまや拠点となったのが「道の駅きつれがわ」。

温泉があり、ソフトクリームがあり

なんといっても無料の駐車場がある。


ドライバーには便利。

さらには

「歩く人」にとっても大変便利である。



広場ではイベントの準備がされていた。

威勢のよい音楽とともに

「真岡花舞嬉」さんによる「よさこい」がスタート。

「栃木県民のうた」とともに踊るという斬新さが面白い。

ついつい、久しぶりに聴いた「県民のうた」に反応して鑑賞なう。

ここで少し雨が降ってきた。



同時開催の「姉妹駅物産展」。



千葉県の「大多喜」



福島県の「喜多方」



そしてご当地「喜連川」

雨はすぐ止んでくれましたが

今度は風が・・・

道の駅姉妹駅は「喜」がある3駅でつながっているのですね。



僕が到着した時点で駐車場は満車。

物産展も大いににぎわっていました。


キャンピングカーも多く

他県からの休憩立ち寄りも多いというのは

とてもうれしいことです。


さぁ時間がありません。

街へ出かけるとしましょうか・・・



道の駅入口、国道293号線の信号を直進して北上します。

お丸山が見えます。



喜連川本町。

ここに喜連川町時代に設置された貴重な案内板があります。

いまは統廃合された「喜連川高校」も記されています。



意外と小さな看板ですが、何かと目立ちます「ロックンロール」!!



「もとゆ」は昨年の東日本大震災の影響で現在も休業中。

南那須「こぶしが丘」だけではなく

ここにも「終わらない震災の象徴」があるようです。



市街地の南

荒川にかかる「連城橋」です。

喜連川の「連」と南にある、葛城の「城」で「連城」。

これはこの日に知った情報です(笑)



喜連川のこの道は奥州街道です。

歴史的にも重要な道であり

喜連川は城下町ですので

この道のカーブは意図的に「敵の侵入を防ぐ」役割であることも

「この日」に知りました。


僕が知らな過ぎるだけなのでしょうけれど

そんな些細なことでも

理由がわかると

もっと知りたくなる。

興味をもつ。それが大事。



連城橋を渡りきると

信号脇に「道標」(道しるべ)が。

左・下妻道

右・江戸

昔は江戸まで歩いたんですよね。

健脚。

クルマは便利で欠かせないけれど

歩くこと、大切です。



いまは深緑の木々。

ここが春になれば

ピンクで美しい土手の道となる。

「早乙女の桜並木」です。


昔はこの先、氏家まで

「喜連川人車軌道」という鉄道が走っていた道。


僕は4月にこの並木を歩きました。

また来年も来ることでしょう。


まずは市街地南にやってきました。

ここから

北上して市街地を歩いてゆきます。


このブログは観光案内ではありません。

下調べなしで歩いて

目に留まった素直な喜連川をお伝えしています。


そこで

いろいろな想いも生まれました。

「伝える」だけではなく

「考える」ことにも重点を置いてゆきます。

今日はここまでですが

明日もまた続きます。


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