栃木発「ちゃりあん」ブログ

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塩谷町で里山体験! 第2回「星ふる学校・くまの木」公開デーへ行く ①

2014年05月27日 17時55分50秒 | イベント
深緑が心地の良い季節になった。

各地で大小様々なイベントも毎週のように開催され

せっかくご招待いただきながら

お断りせざるを得ない状況が続いている。


「行きたい場所がある」


こんな嬉しく、楽しい感覚はあり得ない。


東日本大震災から3年。


当初は那須や日光の風評被害をなんとか打破させたい・・・


そんな思いで那須高原をクローズアップしてきた。


あれから3年。



僕もいろいろなイベントを参加させていただいて


たくさんの方とお話をさせていただく機会を得た。


その時感じたことは


「那須はもう大丈夫」という安心感だった。


那須の観光関係者の皆様が


多くのイベントを仕掛け


多くの成果をあげている。


風評を嘆く声はすでにない。



・・・ならば


原点に返り


「歩くこと」「好きなこと」「気になること」


自分らしさを


もう一度、見つめなおそう。



そう思った。


那須高原よりも南



塩谷地域や南那須地域に



出かけることが多くなったのは



そんな思いもある。



ずっと継続するべきものと



新しく知るべきこと。



休日に家にじっとすることはほとんどなくなった。



ゆえに


相方さんいわく「どこにでも現れると言われる」という錯覚をも生むことにはなったが



僕たちは



「好きなこと」を歩んでいるだけに過ぎない。



そんな



「好きなこと」を僕は見つけた。



独りの日は「歩きに行く」



これが



合言葉。




2014年5月24日。



この日は



僕が一度は訪れたかった場所の「公開デー」の日。



「歩き」に行ってまいりました。






塩谷町立熊ノ木小学校。


僕がこの場所を知ったのは1999年。


奇しくも「廃校」になった年だった。





現在は


NPO法人が管理運営しており


「星ふる学校・くまの木」として


体験型宿泊施設として活用されているという。





ちいさな「みんなの田んぼ」





懐かしい風景に戻ってきた。





体育館。


名称は当時のまま。





一部は改装されたそうだが


ほとんどが廃校当時のまま。





公開デーマップ。


小さな森の中の学校の


小さな小さなイベントです。





いま流行のサイクルスタンドもあります。


近くには清流「栃木の荒川」が流れており


尚仁沢湧水の湧出口もやや近いこともあり


サイクリングにはまさにおすすめのスポットです。







校舎正面玄関。






栃木SCの名前も。






僕が到着したとき


一般の人は僕以外に1人だけ(笑)


それもそのはず


イベント開始30分以上前に現地入りですから。



スタッフさんも準備で大忙し


なんとか声をかけて



校舎内を見学させていただきました。






平屋の木造校舎。


教室が宿泊の部屋。


学生の頃、部活で学校に泊まった記憶が懐かしく思い出される。







熊ノ木小学校の校章







そして校歌。






みんなで雑巾がけレース・・・


したいなぁ






となりのトトロを感じさせる森がそばに。






管理人さんはまだお休みのご様子。。。







宿泊室。


名前は「双子」の部屋。



星ふる学校という名前通り


部屋の名前は「星座名」になっている。







傷が残ったイス。






黒板の残った部屋。



畳がなんとなく違和感を感じるが


寝るときは洋室よりも


やはり落ち着くことだろう。






いくつか飾られていた額に



昔の熊ノ木の姿が。





外に出ると


「公開デー」の張り紙が大きく掲示されていた。







栃木県の学校では必ずあったであろう二宮尊徳の像。






朝礼台。






イベントの一つ「餅つき」は午後から。





10時30分のイベントスタートからは


まず「こちら」が。





「いきもの観察」会も。





暑くなりました。



けれども



清々しい青空です。







プラタナスの木の下で。





体育館と教室を結ぶ


渡り廊下。


※左の建物は、小学校当時「音楽室」だったそうです。




スタッフさんに知っている人は一人もいません。


もちろんお客さんにも。


いつものカメラ小僧が


ここでは通じるものかはわかりませんが


「歩くこと」が目的ですので

いまはただ


それが始まるのを


ただ待っているのでした。。。




続く



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