光栄にも、
現代の名工、帝国ホテル名誉顧問、田中健一郎総料理長とのお食事会に出席させて頂きました。
場所は、ラ-ブラッセリー。
1960年に作られた格式あるブラッセリー。
個室は全てメープルの木の壁とフランスから取り寄せた最高級のタイルで埋め尽くされています。
田中総料理長はこの7月で名誉顧問になられました。それを記念して900食限定での特別料理だったのです。
そう、もう田中総料理長の直々に作られたメニューは最後となるということ。
同じテーブルにムッシュも着いて下さり、大変貴重な時間をいただけることになったのです。
新しく帝国ホテルの総料理長になられるシェフもご挨拶にいらっしゃいました。
極々少人数の会でしたので、
各界のレジェンドたちがご参加されました。
私のお隣りはフランス、テーブルセッティングの重鎮。
この美しいシャンパングラスは彼の会社のものだそうで、美味しいシャンパンがいっそう美味しくなるのでした。
ちなみに、シャンパンは
ピエールモンキュイブラン ドゥブラン。
田中総料理長の「伝統と革新」のお料理が始まりました。
料理長は大変気さくでユーモアのある方で、
「僕の料理は変な料理なんですよ」
などとゲストたちを和ませて下さりながら、
丁寧にお料理の説明をして下さいました。
まずは、アミューズ。
スモークサーモンと白アスパラのタルタル、ういきょうを香らせて。
爽やかで、優しくて、シャンパンにぴったりの品のあるお味でした。
宴はこうして始まりました。
お料理はもちろん、私の一番のご馳走は田中ムッシュのお話でした。
一流の人の胸に響くの言葉。
感激しました。
続きはまた^_^
