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「紅茶とお菓子の甘い日々」

帝国ホテル レジェンドたちとのディナー その2


帝国ホテル、ラブラッセリーにて、
田中総料理長のディナーの会。

シャンパンを傾けながらの次の前菜は
「ずわい蟹のエフィロシェと根セロリのファンダン ポロ葱とキャビアを添えて」
根セロリにクリームを加えピューレにしたフォンダンに
ほぐしたずわい蟹、キャビアを添えた華やかな一品。

「クープグラスに重ねた三種の冷製スープ」
美しい三色の色合いとゼリー、ヴィシソワース。
何度も何度も試作をし、たどりついたそうです。
(ちなみに撮影のため、お隣の紳士がグラスを持ってくださいました☺️)

ムッシュは自身の「伝統と革新」のお料理の真髄をさりげなく語られていました。
けれどその口調は大変力強く、
揺るぎない自信を感じました。

獺祭で知られる旭酒造の桜井会長も見え、
獺祭が振舞われました。
お酒があまりいただけない私でも、
いただけるほど、甘くてデザートみたい。

「鮮魚のムースを包んだ舌平目のポーピエット
ほうれん草添え オマールエビのソース」
魂を注いで仕入れからこだわったお料理は
ツヤツヤと輝いて、食べ物の域を超えているように見えました。
舌平目は水揚げしてすぐ、生きたまま帝国ホテルに運ばれ調理されるそうです。

「和牛フィレ肉の網焼き 夏野菜添え
ボルドレースソース」
ムッシュがおっしゃるには、このお肉は本当に特別で、とてもこのお値段では出せないもの
だそうです。
おっしゃる通り、柔らかくて、コクがあって
添えられた夏野菜のハーモニーは、素晴らしい脇役を務めていました。

伝説の初代村上料理長の貴重な思い出もお話し下さいました。
神のような柔らかい温かいオーラ、
誰にでも敬語を使って人を敬った優しいお人柄。
あんな方は滅多にいらっしゃらない。
生まれながらに圧倒的な才能をお持ちの方だったと。
村上ムッシュの思い出を語る時、
うっすらと涙を浮かべていらして、
どんなに素晴らしい関係でいらしたか、
胸が熱くなりました。

デザートは「白桃のスープに浮かべたベリーのミルフィーユ、ベルベーヌの香り広がるアイスクリームとともに」
メレンゲ、カスタード、ホワイトチョコレートとベリーのムース、香り高いハーブのアイスとともに、白桃のスープの海で踊っていました。
そして、帝国ホテルのダージリンティー。

最後に田中ムッシュと獺祭の桜井会長と個別にお話しさせていただき、
自身の本をお渡しさせていただきました。

獺祭、旭酒造の桜井会長と。

このディナーで、私はたくさんの素晴らしい出会いと学びをいただきました。

世界一の美味しい紅茶と
世界一幸せなティータイムのために
また新たな気持ちで力を尽くしたいと思います。

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