福島多香恵のチェアロビクス日記

椅子を使った運動チェアロビクスの創案者、福島多香恵のフィットネス日記(チェアロビクスは当社の登録商標です)

高齢者指導のための指導者講習会、ご参加ありがとうございました。

2020年02月23日 | Weblog
みなさま、こんにちは。
昨日は50名の募集枠のイベントにおいて45名の方に参加いただきました。
本当にありがとうございました。

主催者様からはウエットテッシュを配布していただいたり、
あれこれ対策をたてていただきました。
おかげさまであたたい一日となりましたので、窓をあけたまま実技ができてほっとしております。


講座のはじめに少しお話しましたが、
戦争やあらゆる感染症を乗り越えてきたご高齢の方々は、
こういったご時世でも非常にたくましく、お話をしていると勇気をもらえる存在です。
とはいっても、免疫力は低いですから、指導する立場にある方は、
あらゆる対策が必要です。

ちなみに今日のレッスンでは、
ラベンダー(殺菌効果のある)のアロマオイルをテュッシュにつけて、
ふわふわと振りまわしながらレッスンを行いました。


実はチェアロビクスの養成講座を設けておりますが、
あまりにも長い講習会でハードルが高いといった事情から、
チェアロビクスインストラクターレベル1、短時間の講座を現在企画しております。
その前に受講していただいた先生方には、
インストラクター育成や勉強会の講師等でお力添えいただければありがたいなあと思っています。
詳細が決まりましたら、HPにアップさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

また、受講者の何名かの方から、同業他社についての質問がありました。
噂してるんですね、きっと。

おなじ椅子を使うわけですから、当然かぶる部分はあるとは思います。
ただ、目指すところは違うかと思われます。

話はかわりますが、
昔、同業他社同士で相手をやっつけることだけにやっきになって、
業界自体が必要のない業界になってしまったという事例が実際にあるそうです。
どういう社会にしよう!という志やお客様のために!といった温かい感情を忘れて、
同業者の弱みばかり考えていれば、
世の中から必要がないものになってしまったって仕方ないですよね。
大勢で一人を叩きつぶすような行為をしている人が社会をつくりあげたら、
豊かな社会とは、かけはなれたものになってしまいそうです。

そういった意味で私は自分が頑張るために同業他社にも頑張ってほしい。
優秀であればあるほど、こちらは高みを目指せるんですから。
それが生徒さんのため、社会のために役立てば、それでいいんです。
目的がどこにあるか?志がどこにあるのか、そこが大事なんです。

さて、質問いただいた皆様、チェアロビクスインストラクターレベル1養成講座へのご出席、
心よりお待ちしております。

指導者交流シンポジウム「活躍する女性アスリートのために」

2020年02月13日 | Weblog
みなさま、こんにちは。
昨日は新宿NSビルで開催された、指導者交流シンポジウムに参加しました。

コーディネーターは髙尾美穂さん、パネリストは益子直美さん、井澤秀典さんです。
高尾さんは産婦人科専門医で、国立スポーツ科学センターの女性アスリート育成・支援プロジェクトメンバーです。

元バレーボール全日本代表選手の益子さんからは
「怒らないコーチングがもたらす、こころへの良い影響」についてお話をお聞きしました。
ニュース番組の特集で知っている方も多いと思いますが、
2015年から福岡で小学生のための益子直美カップを開催しており、監督は怒ってはいけないというルールです。そこで実際に感じたこと、子供たちの反応などについてお聞きしました。

女性アスリートとしては、選手たちは健康手帳をつけているそうです。
とくにセッターが手帳をよくみて、選手たちの生理の日をしっかりチェックして、トスのあげ方を変えていたそうです。

ラグビー日本代表ヘッドトレーナーの井澤さんからは、
「女性アスリートの障害の予防について」お聞きしました。
女性アスリートとしては、
チェルシーFC Ladiesの取り組みについてのお話もありました。
PMS(月経前の4日間)に生じる変化として、
・反応時間が落ちる
・神経と筋肉の間の調整力が低くなるため、ケガをする可能性が高くなる
・血糖値が下がる  等他多数

女性アスリートには怪我をしやすい時期があること、女性だからこそ怪我をしやすい部位があること、これらは指導者として知っているべきことですね。

髙尾さんの産婦人科医としてのお話は、更に深くて、
産婦人科医だからこそ、聞いている指導者たちを納得させることができるものでした。

例えば、
女性はXX、男性はXYというペアのDNAを持っていますが、
XとXは情報量が一緒なので、
女の子はお母さんのおなかの中でぼ~っとしてればいいんだそうです。

XとYは情報量に差があるので、男の子はお母さんのお腹の中で、
男の子になるために必死で努力しているんだそうです。
男の子には「出産後」お疲れさま!と声をかけてあげたいとのことでした。

遺伝子といえば、本日レッスンの帰り道、
図書館で雑誌ニュートンをペラペラと開いてみました。

遺伝子についての報告がありました。
収入に関する遺伝子は、若いころは遺伝子よりも環境の影響を受けますが、
高齢になると遺伝子の影響を受けやすくなるんだそうです。
収入に関する遺伝子?
は~?
と思いましたが、、、、
環境の影響を受けやすい若いころに老後の収入についてしっかり考えて準備しておけば問題ないのかな?と思いました。

上記講座の詳しいお話はまたレッスンのときにお話したいと思います。

ご拝読、ありがとうございました。