碧泉流

Hekisen-ryu 中国山東省青島発祥の中国茶道の流派です

グラスで淹れる中国緑茶

2017-05-12 08:31:54 | 青島本部
昨日は中級茶芸師講座2回目。


まずは、レッスン開始前に"利き茶"ならぬ"利き水"。
前回お伝えした矿泉水と山泉水、どちらがお茶をまろやかに美味しく入れてくれるのか。
実際に体感してもらえたでしょうか。


その後の授業では、緑茶の種類や製法を学んだ後、グラスで淹れる緑茶のお手前を練習しました。
今日のグラスで淹れるお点前は、簡単に見えますが美しい所作を目指し、指先、手の動かし方ひとつひとつを丁寧に練習します。
ベースとなる茶器の扱いに馴れてしまえば、次回からは随分楽になるはず!



こちらは今日お淹れした春の新茶3種です。
左より西湖龙井,崂山绿茶,蒙顶石花。

最古の扁形緑茶、四川省蒙山の"蒙頂石花"の名前の由来。
淹れる前の茶葉が石に生える苔のよう、そして茶湯に舞う茶葉の姿が花のよう、と形容されたことからだそうです。

全芽の茶がグラスの中で踊るように立つ姿は本当に美しい。
惚れ惚れしちゃいますね。


貴泉

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