鶴城夢芸帖

ゲームやらおもちゃやら日々の出来事やらを思いついたまま書く。その名は「鶴城夢芸帖(つるぎむげいちょう)」

ソードアートオンライン アリシゼーション最終回

2020-09-27 23:22:21 | アニメ、特撮
ソードあーどオンラインのアニメシリーズのなかで、今回のアリシゼーションは一番長いものになったのですが、
ついに最終回を迎えたわけですが、その内容がちょっと、ねえ。
ざっくりいうと前回までの伏線ぽい要素、例えば
比嘉とコピーキリトの不穏なやり取りとか、
死体が消えたのでどうやら生きているらしいヴァサゴのその後とか
そういう部分は完全にスルーして、アンダーワールドに帰還したらなぜかファンタジーの世界からSFの世界観に変わっていて
謎の宇宙怪獣?と戦っている状態になっていて、
この後もさらに戦いは続いていく、みたいな。
……これって、打ち切り漫画でよく言われる「俺たちの戦いはこれからだ」エンドじゃないの?
さすがにどうかと思ったので少し検索してみると同様の感想を持ってる人が多いのと同時に
予想通り、「原作読んでない人にはわからないよな」という意見が見られました。
とすると、原作ではこれがどういうことなのかちゃんと説明されているということだと思いますが、
アニメでは全然説明されないまま終わってしまった。
なんでも次のSAOアニメはプログレッシブとかいう、一作目のリブート物らしいので、今回の続きはもうやらないかもしれません。
ここで、「わからなかったら原作読め」などという人もいるかもしれませんが、どちらかというと今どきわからなかったら放置されることのほうが多いと思うんですね。
あれで、原作通りなのかもしれませんが、アニメはアニメでちゃんと理解できる結末を迎えないとやっぱり駄目だと思います。
多少原作と違ってもつじつまが合うように、ちゃんと描写しないと作品としては未完成でしょう。
この辺、監督だか脚本家だかあるいはシリーズ構成だかの責任なのかもしれませんが、エピソードやシーンの取捨選択を間違ってませんかね。
宅配便で裸の女の子が送られてくるとか、どこのエロゲーだよ、ってな場面を入れるくらいならほかに力を入れるべき点があったんじゃないかと。
わからないなら原作読めとか、マルチメディア展開してる作品なら一通り追いかけて当然とか、
そんなのにみんながみんな付き合うわけないじゃないですか、本当作り手が視聴者全体のことを考えてないみたいで、もったいないと思うんですよね。
作り手のほうからファンを絞ってるみたいで、ニッチなところに受けてるだけで満足なのかと
このつくりでは間違っても今の「鬼滅の刃」みたいなムーブメントは作れないよな、と思うわけです。

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