業務支援に行っている自治体の集団ワクチン接種。
接種に来ている人たちには、もう高齢者はいない。
比較的接種が順調に進んでいるようで、30-40代が中心で、高校生の姿もちらほら。
休日とあって、なんとなくこれまでとは雰囲気が違うのを感じた。
平日は休みにくい職種、たとえば工場勤務の人とか、付き添いが必要な持病、たとえば精神疾患とかの人が多かった気がする。
来月、同自治体では、中学生の接種を頼まれているのであるけれど、若い人には接種直後の血管迷走神経反射と思われるめまいや動悸を訴える人が多いと、担当者から報告を受けた。
事前の説明と理解を十分してもらうこと、問診では疑問・質問にきちんと対応し、摂取時には不安をとりのぞくような声かけをし、危なそうな人にはベッドに横になって接種するなどの対策をすれば、かなり防げるはずである。
高校生の女の子が緊張している様子だったので、「何が心配?」とたずねたら、痛いのが嫌という。
「子宮頸がんのワクチンしたんですけど、生涯でいっちばん痛かった!」という。
子宮頸がんワクチンやインフルエンザは皮下注射なので、たしかに痛い。
「今回のワクチンは筋肉注射だから、びっくりするほど痛くないよ」と言って、接種ブースへ送り出した。
そういった手前、大丈夫だったか確かめに。
針を抜いた直後の彼女に「どうだった?」と聞いたら、マスクしていてもわかるくらいの笑顔で親指を立ててくれた。
仕事を終え、町で評判の釜飯をテイクアウトした。
美味しかったけれど、翌朝は体重がしっかり増えていた・・・
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