かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

Je suis japonaise.

2011年04月10日 | おんがく
今年の発表会に選曲したのは、ラヴェルの「ハバネラ形式のヴォカリーズ」。

フランスものとはいっても、ドビュッシーやフォーレとはまた違った色彩感覚の抽象画といった雰囲気の曲。
ハバネラ形式だから、ちょっとスペイン寄りだしね。

選曲も、古い着物をリメイクしたブラウスも、みんなから好評だった。


師匠の講評。

「あなたがどう弾きたいと思っているのかが僕にはわかるし、その通りにちゃんと表現できているから、素晴らしい。
あなたは、こう弾きたいっていうスピリッツが8割で、テクニックが2割だね。
普通はその逆だけどね(笑)。
でもそれがあなたの持ち味だから、これからもそのまま伸ばしていきなさい。
僕は音楽的なほころびを繕ってあげているだけ。
音楽に正しいとか間違いとかはない。
感性の違いなんだ。
だから同じ曲を色々な人が演奏し続けているんだよ」
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