推察

以前、一緒に働いていたナースＣちゃんのご主人が、他の病院の緩和ケア病棟に入院して、最期の日々を送っていると、主治医だった先生から聞かされた。

病気がみつかったときに、「自分が患者の家族の立場になってみたら、不安だらけで、どうしたらいいのか全然わかりません」と、相談にきてくれた。


まだ30代。
手のかかる双子ちゃんもいる。

手術後、あっという間に再発してしまったらしい。
主治医の先生も、とても残念がっていた。


彼女からは何も連絡がない。
ここは、彼女の気持ちを推し測るべき時だ。


なるべく、身も心も穏やかな日々をすごすことができますように…と祈るのみ。