オオヨシキリは夏鳥でヨシ原に生息しています。
「ギョギョシ、ギョキョシ」と大きな声でさえずることから、「行々子」の別名があります。
オオヨシキリはそれぞれ自分のお気に入りのソングスポットを持っています。
繁殖期のオスはヨシの茎にとまり、最盛期には夜通し鳴き続けます。
これはオオヨシキリは一夫多妻で、広い縄張りを確保しつつメスに求愛するためです。
アピールする時はヨシの茎の上の方に上がってきて、空に向かって大きな口を一杯に開けて鳴きますが、その時にオレンジ色の口の中がよく観察することができます。
鳴いている時は頭の毛が逆立ちます。また体全体が震えます。
(ごくろうさまですぅ~。)