セブ島移住者の本音トークⅡ

セブ島でNGO活動に従事する管理人が、フィリピン人家族との奇妙な生活や、現地での国際交流について語ります。

嵐の前の静けさ...(猛烈な台風セブを直撃す?)

2013-11-07 | Weblog

今日も予定がスッカリ狂ってしまっております。


冒頭画像は、今朝のセブ市内(ウチの事務所前)の様子を捉えたモノです。


昨日日中から雲が徐々に広がり始め、昨夜半から未明に掛けて、完全に曇りの状態になって、ほぼ無風となり、今朝は本当に静かな朝を迎えました。


しかし、実を言えば、現在、猛烈な台風30号がミンダナオの東海上にあって、北西に進路をとっているので、このまま進めばセブを直撃する可能性が非常に高まっているのです。


つまり、今の状況は、正に‘嵐の前の静けさ’であり、これまで台風や地震等の自然災害が稀であるとされて来た‘セブの常識’は既に崩壊し、これはもう、‘来るもの’として対策をする必要に迫られている感じです。


そんな中で、昨日の段階で、学校関係は今日、明日の休校が発表され、今日は今朝から、これまで、未だに雨も風も無いので、ウチの娘はお隣のお友達と休暇をエンジョイしてしまっております。


また、今日は、午後から僕の副業の日系企業の設立支援事業の用事で、MEPZA工業団地のPEZA事務所を訪問する予定になっていたのですが、‘こうした状況’に、“もしや”と思い、昼過ぎに確認の電話を入れたところ、学校のみならず、官公庁も昼から閉鎖と言う事になったようで、確認しないで出かけたなら、またしても、空振りを喰らう所でした(苦笑)


まあ、しかし、この辺り、‘休暇にする事’に対する抵抗感の無さは、もう、ここの文化と言っても良いかも知れません。日本人も、実は、その辺り、よく考えた方が良さそうですが、仕事とか学業とかは、あくまでも命あってのモノダネであり、それに固執する事で命とか身体とかの危険に晒されるなら、さっさと持ち場を放棄する…それは、ここの人々にとって当然至極の事であり、例え、軍隊であっても、非常時に本当に命をかけても持ち場を守るか否かは甚だ疑問ですね。良くも悪くも...


...話が逸れました。



今回の台風、既に猛烈な勢力になっているというのに、明日零時には、中心気圧900ヘクトパスカル前後にまで発達する見込みで、現在の中心付近の最大風速は60m(最大瞬間風速85m)で、セブへ最接近するであろう明日正午頃にも、同じ勢力を保ってやって来るようです。


地震と違って台風は、こうして備える時間があるだけマシなように思えますが、問題は、今になってから備えられる事と、そうで無い事があり、僕が一番懸念する事は、これだけの勢力の台風が、ここを直撃する事は、そもそも想定外であり、例えば、建物の強度は今から補強して間に合うものではないし、排水施設についても同じ事で、高々2時間程度のゲリラ豪雨で各地が冠水するような状況からすれば、恐らくは、今回の台風による被害は先月半ばの大地震を上回る事は想像に難くありません。


そんな訳で、今日は早朝から仕事を始め、昼前には取り敢えず、ある程度の格好は付いたので、嫁と一緒に災害対策を再チェックしました。


取り敢えず、水と食料と燃料、それに明り取りに対する備えを確認しましたが、この前の地震への対策がそのままになっているので、これらについては問題なしでした。


…が、このままで1週間程度は乗り切れそうだが、もう少し用意した方が良いかと思われるものを少々、買い足そうと昼前に近所のスーパーに出かけたら、既に、そこは、Panic buying の巷と化しており、普段はガラガラの、このスーパーで、レジ精算に1時間以上を要しました(やはり、こうした事に関しては、日本人よりもフィリピン人たちの方が余程センシティヴなようです...苦笑)


驚いた事に白米の在庫がゼロになっておりましたが、万が一に備えて、お米を買い足そうとしていた中で、僕が必要としていた玄米は、ほぼソックリ、ソノママ残っており、競合、競争し無い事はステキだなと思いました(笑)


そんな訳で明日以降、どんな展開が待つか予断を許しませんが、可能であれば、また、続報をこのブログにて御伝えできればと思っております。


 

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