さてさて、最近では、左手首の方も、ほぼ全快したのですが、(…と、自分は思っているのですが、ここのところ、本当に忙しくて、最終検査はまだ受けていない状態です)少々、色んな事が重なり、ただでさえ、忙しい仕事が更に追い討ちをかけるようになっているのは、何時も通りで、こんな僕でも、やはり、ストレスは溜まるので、時には、その解消が必要なのです。
…と、言っても、ウチでは、家族でレジャーを楽しむような余裕はないので、女房と子供を連れて、ちょっと外食を楽しむとか、子供が寝た後で、コンビニの店頭で、お酒を飲んだりしています。…これ、日本では、ほぼあり得ない事ですが、実は、ここフィリピンでは庶民の一般的な楽しみ方です。お酒のおいてあるサリサリやコンビニでは、場所にもよりますが、店頭に簡易テーブルとイスがあって、お店で買ったスナック菓子やら、ピーナッツや、バロット(フィリピン名物アヒルの胎児入りゆで卵?)も売りに来るので、それらをツマミに、そこで‘簡易ビアガーデン’を楽しむ格好で、ここでは酒税の関係で酒類が安い上、居酒屋他とは異なり、一般的な売価(席料ナシ)で買ったお酒を飲めるので、これは、結構、安上がりな楽しみ方になりますね。
また、最近、プライベートでは、全く行かなくなったものの、日本人関係者の方々他のお付き合いの場として、結構、重宝しているのが、日本式のカラオケ屋さんです。現地人が行くレベルのカラオケ屋さんに比べれば、かなり値が張りますが、日本でPPへ行く事を考えれば、恐らく、4分の1未満の支払いで済むと思われ、こうした場所は、やはり、旅行者レベルの方々には結構人気が高いようです。そして、僕自身も、そうした中で、歌って、飲んで、楽しむ事は、嫌いではないのです。(と、いうか、元来、そうした場所は、結構、好きな方で、独身時代には、身近で手頃な娯楽として頻繁に出入りしていました…笑)
…が、しかし、こうした、‘クラブ’的な要素を持つ、女性エンターテイナーが、男性のお客さんに付いて、カラオケを楽しむというスタイルのお店は、フィリピンの中でも、特に、保守的な色の強い、ここセブ周辺の比人奥様方の間では、(特に、これが、直接的または間接的な売買春行為に繋がる事も少なくは無い為)‘毛嫌い’される傾向にあり、ウチの女房殿も、以前は、僕が比人の知り合い(ガイドのD君)とプライベートで、そうしたお店に出かける事も、‘日本語のカラオケを楽しみたいだけなら構わないわ’と、容認して来たのですが、最近、色々あって、僕には、少々、風当たりの強い状況になって来たのです。(…因みに、現地で日本人駐在員と結婚している比人奥様方の中には、旦那さんの日本人同士の仕事の‘付き合い’と言うことを、全く理解しようとせず、‘カラオケ行くなら離婚する’とまでの仰る‘極端な方’も少なくはないと聞きます)
…書いていて気がついたのですが、‘色々あって’…なんて、言いますと、恰も僕が浮気または、それに準ずる行為をしたとも解釈されかねないのですが、決して、そう言う事ではなくて、実は、昨年から、僕の友人たちの中で、こうしたお店(…と言うか、お店の女の子に)嵌ってしまった、自称‘小鴨さん’がおりまして、その方、セブへ平均2ヶ月に一度来られまして、一度来られたら、最低1週間程度は滞在されるのですが、その間、過去1年以上に渡って、僕が、ほぼ毎日のようにカラオケにお付き合いをする事になってしまって来た背景があるのです。
そして、一番酷かったのは、昨年の9月だったか、‘小鴨さん’が来訪されていた間、僕は、1週間連続、そして、その後、ちょっと‘中休み’を挟んで、延べ10日間程、午前様になり、僕のみならず、女房も睡眠不足に陥り、決して暇ではない毎日の中、仕事にも影響を及ぼしかねないと、そうした事に、嫌気が差した女房の態度がちょっと変わり始めて、結果として、最近では、‘余り気持ちよく送り出してはくれなくなった’と言う事なんですね。(女房もそのように発言していましたし、僕も、そのように信じていたのですが…苦笑)
そんな状況の中で、数週間前の休日前夜、僕は、当地セブに住み、当地でリタイヤメント生活を楽しむ日本人Kさん宅を久々に訪れ、‘レッドホース’(世界最高のアルコール度数を誇るビール系飲料)の‘グランデ’(1リットルサイズ)を一人1本空けて、更に‘ピルスン’(最も一般的なビール)の330ml瓶を4本ほど空けた後、かなり出来上がって、何処からとも無く、上記のカラオケの御話が出て、Kさんが、‘行った事がないから紹介して欲しい’なんて御話になったものだから、その時点で、時間的にあまり遅くもなかったので、僕は、つい、安請け合いをしてしまい、一緒に出かけて行ったのです。
しかし、僕もKさんも結構、酔いがまわっていて、(上記に加えて、カラオケでも、‘ピルスン’を1時間当たり3本以上のペースでがぶ飲みしていたので)時間の感覚が飛んでしまったのか、つい、3時間も、その‘カラオケ’に居座ったモノだから、その時点で、既に‘午前様’確定でした。(苦笑)
…で、具合が悪かったのは、Kさんも、大の酒豪で、彼と一杯やる時は、とことん深酒して、場合によっては朝までになってしまうので、時に女房は、チェックを入れる訳ではないが、‘帰れコール’(一種の助け舟)をする為に、12時過ぎになると電話を入れて来る事があるのですが、偶々、それが入った時、僕は、‘カラオケの大騒音’の中に居て、僕が出るなり、女房は、“あなた、何処にいるのよ?!Kさんのお宅じゃなかったの!!”…と、自分の期待(?)とは、違うところ、よりによって、最近、心象を悪くしている‘カラオケ’に僕がいた事に加えて、体調その他の問題から、少々、虫の居所が悪かった事もあって、激しく噛み付きました。(苦笑)
…が、正直なところ、僕は、かなり酒が回ってしまった状態の中で、頭脳もまともに回転せず、女房の言う事は、最早、‘騒音’と化してしまい、“うるせーなぁ!”…と電話を切ったものだから、火に油を注ぐ結果となって、実際のところ、その時、既に帰り支度に入っていたのですが、その直後、Kさんをご自宅まで送り、タクシーに乗っている最中にも、(女房から)携帯が鳴り、出たら(折り悪く)回線状況が悪くて切れ、女房は更にシツコク電話をかけて来た…そんな状態を繰り返して、こちらも、スッカリ頭に来た状態で帰宅したのでした。
実を言えば、かなり酩酊していた僕の記憶は非常に曖昧なのです。…が、覚えている範囲では、女房は既に、ベッドで横になっており、当然、娘(3歳)もその横で眠っていたのですが、僕が、女房の横に転がると、双方の‘剥き出しの感情’がぶつかり合って、小競り合いになり、その後、それがエスカレートして、かなりの大声での言い合いになった事から、娘を起こしてしまいました。また、僕が、頭に来て、横になった状態で、僕の脚を女房の脚にぶつけたのを、‘蹴ったとか、蹴らないとか’の言い合いになり、‘完全に切れてしまった’女房が、“あんた、うるさいし、酒臭いから、私たちは階下で寝るわ!!”と言い残して、部屋を出て行った直後、僕も殆ど気を失うようにして眠りに落ちたのでした。
こうした後で、記憶が完全に消えてしまっていれば、別段、何でもないのですが、一応、何となく、覚えがある状態で酔いが醒め、目が覚めると、‘経験者’の方々は、皆、同じだと思いますが、本当にバツが悪いんですよね。(苦笑)
明け方になって、僕は、のどが渇いて目を覚まし、女房と子供が横にいない事を確認し、‘あ~あ、やっちまった’と、独り言を呟きました。そして、階下へ水を飲みに下りると、居間のカウチの上で寝ている女房と娘の姿を見ました。
仕方が無いので、水を飲んで、階上へ上がって、しばし、ベッドの上で、ボーっとしていたのですが、いつの間にかまた、眠りに落ちていました。
そして、かなり陽が高くなってから(多分、10時前だったと思います)、娘が、日本語で、
『おとうさん、おはよ』
…と、僕を起こしに来ました。そして、続けて、英語と日本語を混ぜ合わせて、
“Mama cooked hot dogs. いっしょに、たべよ”
(要は、ママがホットドッグを焼いたから、一緒に食べよう…と。因みにここで言うホットドッグとは、日本で言う、フランクフルトソーセージの事)
…これは、女房からの‘停戦協議’の呼びかけだと思ったので、僕は、深酒のせいで、胃が荒れて、物が食べられるような状態ではなかったのですが、直ぐに、娘について階下へ下りてゆきました。
しかし、取り敢えず、‘フランクフルトソーセージ’を焼く準備をしてあったのは確認したモノの、‘出来た’状態ではなかったので、その辺りを女房に聞くと、
『…私は、この子に、‘パパ、おはよう’って、挨拶していらっしゃいって言っただけよ...』
…との事で、どうやら、‘ホットドッグが出来たから、一緒に食べよう’は、娘の創作だったようです。(苦笑)
その事で、僕ら夫婦が理解したのは、娘が、僕らに何とか‘仲良くして貰いたい’という気持ちから、状況を観察して、娘なりに知恵を絞ったのだろうという事で、こうなってしまうと、とてもではないが、親としては、娘の前で、くだらない言い争いを続ける事なんて出来ないですね。(苦笑)
まあ、そんな訳で、その後、女房とは務めて冷静に話をしたのですが、そこから分かった事は、女房の本音の本音で、以前、女房が、何の抵抗もなく、僕を、‘そうした場所’へ送り出していたのは、彼女自身に‘絶対の自信’(つまりは、僕が‘他の女’に気持ちが奪われる事は、あり得ないという自信)を持っていたのが、最近、彼女も20代後半に差し掛かって、20代前半までの若い子の‘絶対的な若さ’には敵わないと、変に自信喪失をしてしまった事と、僕と娘との幸せな家庭生活を誰にも脅かされたくは無いという、母親としての‘防衛意識’が過剰に働いている事でした。
そして、こうした気持ちへと傾く引き金を引いたのが、‘小鴨さん’と毎日‘お店’へ出て歩くような状況で、以前には、こうした事(毎日連続で出て歩く事)は皆無だったのに、実は、‘小鴨さん’に託けて、僕がお気に入りのホステスさんにアプローチをしているのではないか…そんな事をも、どうやら周囲から、吹き込まれたような感触があります。(苦笑)
まあ、詰まる所、女房も‘フィリピーナ’であり、日本人独特の‘付き合い’と言うことに関しては、やはり100%の理解は不可能なんですね。それと、ここにいる限り、周囲の環境が環境で、貧困生活から抜け出したいばかりに、色んな仕掛けをする、‘そうした場所’にお勤めの若い女性も決して少なくは無くて、どうしても警戒せざるを得ない状態にあるのだと言う事も再確認したような次第です。(苦笑)
今回の一件に対応する格言(?)として、
1.夫婦喧嘩は犬も喰わぬ
2.女房妬くほど、亭主もてもせず
3.子は鎹
…以上3つを思い出したのですが、僕としては、‘3’は絶対なモノとして、捉えられます。
しかし、今回の一件における、1と2は、実は、ここフィリピンにおいて、切実な問題を孕んでいて、決して、額面どおりの評価(?)は出来ないかも知れないのです。
要は、僕などは、日本の標準からすれば、車ももっていないし、明らかに平均以下の暮らしをしておりますが、ここフィリピンの庶民層からすれば、それでも、‘経済的に安定している’と見られる訳で、本当に食うに困った人には、場合によっては、他人の幸せを奪ってでも、(そんな‘さえない男’を奪ってでも)自分がのし上がりたい(略奪婚?)…こうした事もあり得る事なんですね。
つまり、‘そうした事’は、日本でもその他先進国においても、存在しうることなんですが、その根拠になるものが、フィリピンにおいては、感情よりも、もっと実利的なモノを根拠にする事が多いから、僕自身がもてるとかもてないとか、或いは、年齢が既に40歳を超しているとか、そんな事に関わらず、そうした危険は巷に満ち溢れているので、女房が、徒に、そうした‘悪しきモノ’に僕が出会う確率を下げたい…こうした‘防衛意識’を持つ事を否定する事は出来ないのです。つまりは、日本の常識だけを根拠にして、こうした事を決して馬鹿にしてはいけないと言うことですね。(苦笑)
まあ、しかし、手前味噌になりますが、そうした経済的な根拠だけを頼みにした形式上の婚姻においては、今回のお話のような、下らない事とは謂えども、‘お互いの正味を剥き出しにした衝突’も出来ないでしょうし、子供が両親の間を取り持つように自らの意志で動くような事はあり得ないでしょうし、何は無くとも、僕らは、結構、幸せなんじゃないか…そんな気がしております。
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やっぱり、食わねぇかな。。。
あっ、でも、こっちのお姉さまに食われる鴨です。(爆!)
自分に自信がないから・・・・ いいですね~
お前が考えるほど亭主はモテない! まさしく!です
現場帰りで無精髭でもってメタボ モテる要素が有りません。
…これは、実は、比国内だからこそ、適用できる御話なのであり、日本国内では通用しない事ではないか…僕も嫁の‘過剰反応’を見て、そのように思っています。
要は、日本国内で、例えば、お店関係の若い女性が、僕にアプローチして来たとて、あらゆる意味で、‘ビジネス’でしかないんですよね。(苦笑)
…と、なると、僕の場合、‘現生’は無いから、例えば、偽装結婚用の‘戸籍使用’程度のモノしかないのかな…まあ、そんな風に考えられれば、‘騙した騙された’のお話は随分減るんでしょうね…(苦笑)
後は、本当の意味での愛情をきちんと感じられるかどうか…これが問題解決の糸口かも知れません。頭よりもココロの問題かも知れません。
いろんな理由があり、当事者間のことを、他人がアレコレ言うことではないのですが、生まれた子供に対する親の責任は、しっかりしてほしいものですね。
ところで、話題は変わりますが、
わが田舎県の田舎市のとある病院にも、比看護師候補2人が「看護助手」として働き始めたようです。ぜひ国家試験に合格して、日本で活躍してもらいたいものです。でも一つ意外に思ったことは年齢が37歳・38歳だったことです・・・
38歳・39歳でした。
そうですね。。比国には日本人との子供をかかえて一人で頑張るフィリピーナもたくさんいると聞きます。
同じ女性として、そういった日本人男性にはせめて子供が一定の教育が終了するまでは責任をとってあげて欲しいと願います。
子供に罪はないし、そういった状況のシングルママが比人の恋人を作った時、虐待されるケースもあり子供がドラッグに走るケースを身近に見ています。
そして同じ境遇の友達と若い頃に食事を分け合い絆を深め、喧嘩、泥棒や強盗をやってみたりする。若いときは若気の至りでもそこから自力で更生するタイプと生活がかかって強盗を繰り返すタイプに分かれてくる。。。
大きな悪循環の始まりのひとつです。。。
最近は老人保健施設や病院などで比人介護士が働いているのを見かける機会が増えましたね。
ですが、私が見かけたときは比人介護士は、院内の掃除をしていました。
いつも掃除をしているのだそう。。。
夢をもって日本に来ているでしょうから、ちゃんと介護の仕事ができているか、派遣先の調査等はどうなっているんでしょうか。。。
いたたまれません。。。
日本は介護においてたくさんの課題を抱えている国です。この不況においても介護の人材不足は深刻です。
そして介護保険上の財源ももう限界で介護保険制度の存続自体危ういのです。
日本のこの課題を解決できる道は途上国のの人材に頼るほかないと私は考えます。
スウェーデンやノルウェーも移民により介護問題が救済された国です。
ただ日本文化的に質と安心を求めるのでなかなか雇用側が外国人を受け入れしにくい状況があるという壁がありますね。。。
日本はこの分野では人材が必要、比国では仕事が必要なのでお互いにwinwinの関係が築けると思うんですが。。。
この分野には私は非常に関心があり、いつか何かできることがないか探しています。。。
奥様の過剰反応。。。可愛いですね。。。
愛があればそういった過剰反応は自然なことだと同じ女性として思います。
女はいくら信頼してても男性の心理は完全には理解できませんから不安が生じるのは仕方ないです。
でも後でちゃんと冷静に話し合える。。。すばらしいです。奥様がとても聡明な女性と感じとれました。なぜなら権兵衛様だけが冷静でも相手も冷静になれなければ話し合いなんてできませんから(笑)
私は最近思うのですが、比人との恋愛って何かお互いの人間としての質を問われるような感じがしているんです。。。(比人に限らないかもしれませんが)
愛とは何かみたいなすごく深いものを考えるきっかけにもなり、なおかつその愛をどういった形で注ぐのかを考え実行する人間としての質。。。
よくフィリピン人に騙されたというのを聞きますが、私はそんなにフィリピン人って根っから悪い人いないと思うんです。。。
例えば、悪人、善人、ニュートラル人がいたとしたらニュートラル人が多い。
最初はお金目当てだったけど、付き合ううちに情がわいたりお互いの魅力を知ってホントの愛に変わることもあるし、
最初は愛はあったけど、考え方が差別的とか(文化の違いを尊重できない)、愛するあまりどんどん貢いでしまい自ら物質を絡めてしまった結果お金目当てに変わったりとか。。。
だから日本人側が一方的に騙されたというのは私にとってはおかしい。シンプルにその恋愛のお互いの行動の結果なだけだと思う。。。
継続してお互いに誠実に大切にして交際して、慣れてきてもちゃんとリセットできるような関係作れればその関係を壊すような不誠実なことをしませんもの人間って。
40代以降の日本人男性ってとても魅力的。経験もあり思慮深くて余裕もある。
なのにそんな人たちが冷静でいられなくなるほど比人女性は魅力的ってことかな。。。(笑)
幸せなカップルが増えて比国のイメージが
良くなることを願います。
日本の年配の男性と若い比人女性のカップル…凄く多いですよね。
皆が皆とは言えませんが、多くの場合、お互いの利害関係の結果としての結婚が多くて、必ずしも、うまく行っていないケースも少なくはないですね...
また、悲しい事に、そうした方々が、日比結婚では、多数派を占めているので、‘そうした観点’から、このブログにも随分とネガティヴな、時にはトンでもなく、嫌味なコメントを残される方も居られるのは、何とも遺憾です。
まあ、ただ、私が、ここへやって来た際にお世話になったご隠居さんは、既に亡くなって3年以上になりますが、後に遺されたご家族(まだ40台の奥様と小学生のお子さん)の事を第一に考えて、ちゃんと備えをされておられましたから、これは、本当にご立派な事だと思います。
看護師さんの件…非常に難しいですね。
今の日本側の受け入れ体制では、欧米へは優秀で若い人材が流れるでしょうが、日本にはハッキリ言って、狭き門のワリには、(特に言語のバリアは想像を絶するモノがあります)移民のオプションもないし、結局は一時的にカネを稼ぐだけ…これでは、誰が日本へ行こうとするのかは疑問ですね。
…まあ、何と言いますか、普通の形で、ちゃんとしたコミュニケーションに基づいた形での関係が基本なんですよね。
逆に言えば、‘そうじゃない’物質的なモノだけによった関係が多すぎるが故に、問題なんですね。
僕の場合は、おかげさまで、現地に住み、一定以上のコミュニケーション能力を持った中で、何とか、‘精神’の部分での繋がりを強くして来ましたが、悲しい事に、こうした日比カップルは圧倒的少数なので、様々な先入観から、特に、‘精神的なもの’が全く分からない人には、全く理解されないで、変なお話だけに尾鰭がついて一人歩きしてしまうんですね。
何とか、そのイメージを壊したいモノです...