6月18日は「父の日」。息子と妻がおれの単身先まで来てくれて、少しおしゃれな店で一緒に夕食を取った。
食事の後、妻の車でおれを社宅まで送ってくれた。その際、息子は自分のパソコンとDSをおれに手渡した。
「身近にあると、どうしてもゲームをしてしまう。来週はテストがあるから預かっていてほしい」とのこと。
中学2年。随分と成長した。
うれしいと思う反面、保育園に送っていった際に「離れたくない」とおれの足にしがみついて大泣きしていた幼い日の姿を懐かしくも思う。
いかん、いかん。子離れしなくては。
明けて19日の朝、5年前に亡くなった従兄の息子からメールが来ていた。
来年の春から新聞記者になるという。メールは、青雲の志に満ちていた。
燃えろ、燃えろ、と焚きつける返信を送った。
高校在学中に父親を亡くし、葬儀場の家族控室のすみっこで中学生の妹と二人で泣きふけっていた少年は、たくましい青年に成長した。
従兄にとっても、いい「父の日」だったに違いない。
今どきの若いやつは、ほんっと、立派だ。
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