カトリック情報 Catholics in Japan

スマホからアクセスの方は、画面やや下までスクロールし、「カテゴリ」からコンテンツを読んで下さい。目次として機能します。

フェルミのパラドックスとは

2024-02-23 09:41:16 | その他
 宇宙人が存在しないことを背理法によって証明しようとしたフェルミの仮説。

 すなわち、もし地球人以外に知的生命体が存在するとしたら、既にそれは地球に来ているはずである。では、どこにいるのか?

 なぜなら、宇宙の歴史は138億年か、それ以上。確率から言って、人類と同時期に誕生することはあり得ない。宇宙の歴史のスパンを考えると、人類より前に誕生しているはずである。人類より、数百万年、もしくは数千万年、もしくは数億年前に知的生命体が発生した場合、それだけの年数があれば、銀河系全体にくまなく移住するのに十分なはずである。

 では、なぜ地球にいないのか? これは、いわゆる宇宙人が存在しないことの証明だ、という物です。

 最近、中国の小説『三体』を読んだので、いつかその書評を書きたいと思いますが、とりあえず宇宙人関連の大事なお話として、フェルミの有名なセオリーを紹介したいと思いました。



ルイ16世とか

2024-02-20 08:40:36 | その他


 ルイ16世は、どうして逃亡に失敗したのでしょうか? それは彼が重度のワイン好きで、馬車に「銀食器やワイン8樽、調理用暖炉2台など嗜好品や調度品をたっぷり載せ」、のろのろとした速度で、ゆっくりと逃亡したからでした。その為に時間をかけて、馬車を特別に改造させるなどしていました。

 この一事を見ても、彼がどんな人物だったかがわかります。節制とか清貧とか、少なくともキリスト教の美徳の何割かと彼は縁がありませんでした。当時のフランスの支配階級は、多かれ少なかれ、退廃しており、国民の窮乏をよそに贅沢と美食にふけっていました。

 私はフランス革命を支持したり、肯定するわけではありませんが、彼を聖人や殉教者のように扱うのは、間違いです。それはただの反動行為でしかありません。

 次に彼の数代前のフランス王、ルイ13世を取り上げますが、聖ヴィンセンシオ・ア・パウロはルイ13世の死を聖人の死のように手記に書いています。でも、ルイ13世が本当に天国に行ったのか、私は随分と怪しいと思っています。

 ルイ13世治世のフランスは、30年戦争で徹頭徹尾、プロテスタント陣営を支援し、莫大な援助や援軍を与え、それによって数年で終わったであろう戦争は30年も延び、ドイツは人口の数割を失い、廃墟となり、カトリック陣営も勝利することができませんでした。彼は、カトリックの利益より、宗教の勝利より、フランスの国益を優先したのでした。
 
 このような政策や決定は、宰相のリシュリューがしたのでしょうが、リシュリューを信任し続けたのは、ルイ13世です。罷免をして、別人を宰相につける権限も時間も十分にありました。とすれば、ルイ13世は大きな責任を免れることができないでしょう。

 ほんとにルイ16世やマリー・アントワネットを美化したり、そういう極端な動き(盲目的な旧体制賛美)には、うんざりしています。宗教的に、天主の道徳から見て、フランス革命が悪かったのは、疑いありません。でも、それは、ルイ16世達が正しいことにはならないのです。

 他にも、ロシア正教会がニコライ2世を聖人に列聖したりとか、似たような話が沢山ありますが・・・。

 革命が正しいとは、私は少しも思いません。でも、旧体制がそんなに正しければ、そもそも、革命は起きませんから。全ての戦争は、人々の罪がもたらす、とある聖人は預言しているでしょう。フランス革命等も、人々の罪が、特に支配者たちの罪が招いたのです。




自分が地獄に落とした人々や救った人々

2024-02-18 14:45:04 | その他
 もしかしたら、ですが、自分が地獄に落とした人々や、天国に送った人々に、裁きの場で会うことになるのかもしれません。もしかしたら、ですが。そして、そんな人がいれば、の話ですが。

 天国に友達を作ることは、大切ですね。




教会の為の資産運用

2024-02-10 18:47:59 | その他


 先日報告したカトリック教会への献金目的ではじめた資産運用です。

 335000円から34万円で購入したイーサリアム1.5ETHを35万円で売却し、運用益の一部、5000円を献金しました。

 その後、高騰の波が来て、今やイーサリアムは37万円になってしまいました。損はしていませんが、逸失利益です。

 やっぱり、短期トレードは難しいですね。もっと長期で売買した方がいいのかもしれませんね。追撃する方法、すなわち、もっと上の値で買い指値をして、さらに上で売却する方法もあるのですが、周期的に下落の波がやってきますから、その時、取り残されてしまいます。短期運用は、急騰時は置いていかれ、下落の波では塩漬けになってしまう、あまり儲からない方法なのかもしれません。

 私、個人用には、もっとはるかに長期の視点で保管しているビットコインなどが多額あり、これらは、大きな含み益を出しているのですが。



資産運用をして教会に献金

2024-01-31 03:40:34 | その他
 さきほど、3000円ほどカトリック教会に献金させて頂きました。教会の為に資産運用を行って、その上がりを献金するというのは、初めてです。

 1月23日に33万8千円でイーサリアムを買い、さきほど35万円で売りました。買った額を正確に覚えておらず、約1万円の利益と考えて、およそ3分の1の3000円を送りましたが、正確に測れば4000円はできたようですね。次回に向けての小さな反省材料です。載せた履歴の画像には、もう1ETHありますが、これはもう少しの間、売らずに持っておこうと思います。

 こんなことをわざわざ書くのは、お堅い話題ばかりでなく、時にはソフトな話も気分転換になるであろうというのと、献金には、こんな方法もありますよと紹介する為です。

 上限300-500万円でカトリック教会の為に資産運用を行い、その収益の3分の1を献金に充てようと思っています。

 拙い経験者として僅かながら注意を書きますと、教会への献金でありますので、博打の収益を送るみたいなやり方は、望ましくありません。その為のトレードは必ず現物で行い(レバレッジやFXは避ける)、投機性の低いまともな銘柄を扱いましょう。一歩間違えれば、元手を失ってしまうようなリスクを冒しての献金は、本末転倒なばかりか不道徳でさえあるでしょう。イーサリアムは、仮想通貨の中では、2番目に信用される銘柄ですし、5年前から扱いなれていますので、まあ、よかろうかな、と思いました。