写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

ひまわり

2013年08月20日 | 日記

 

ひまわり

 

 

我が家で咲いている ひまわり も そろそろ最盛期を過ぎつつある。

(自宅の ひまわり)

 

 

 

以前、お気に入りの うた (2) のサイトでも触れていたが、イタリア映画「ひまわり」は、忘れられない名画であり、実は、DVDも買い揃えていた。 (要約版YouTube はこちら5分半。)

 

 

DVDだからいつでも見ることができる、という安心感で、今まで見ることはなかったが、ふと思いついて 全編を観てみることにした。(あらすじはこちら。)

 

 

 

ウチのテレビは、一応、46インチの画面であるが、それでも、映画館のような 迫力も雰囲気も、感情移入も全くないということが よ~く わかった。。。トホっ

 

数十年ぶりに見直してみて、今まで見落としていた大事なことを知らされた。

それは、この広大なひまわり畑の下に、無数の戦死者が眠っている、 ということを、案内者が、ポツリと つぶやいていたシーンだった。それは、兵隊たちだったり、住民だったり・・・・。

記憶にあったのは、戦争で人生を狂わされたイタリア人男女と、ロシア美女の皮肉な めぐりあいがあり、たぶん、日本でも、世界の至る所ででも あり得ただろう、というくらいにしか思ってなかったが、本当に言いたかったのは、 たくさんの人たちが戦争で亡くなった、それは、この「ひまわり」の数くらい、 ということではなかったのだろうか。

因みに、撮影舞台となった、ウクライナの畑には、2,000万本以上のひまわりが栽培されているとのこと。

 

在ウクライナ日本国大使館のサイトによれば、 

  この映画が撮影された1960~70年代及びビデオが販売された時代には,

  ウクライナは旧ソ連の1つの共和国であり,外国人はクレムリンから

  80km以上離れてはいけないと言う規則があったため,多くの観光客が

  ウクライナに押しかけるのを当局が恐れたせいかもしれません。

 と記している。

 また、撮影場所が、実はスペインだったのではないか、という噂もあったようだが、

   この映画がウクライナで撮影された証拠に,ひまわり畑の中で

  ソフィア・ローレンが老婆に夫の消息を尋ねるシーンがあるのですが,

  その老婆はウクライナ語で答えています

 として、間違いなくウクライナで撮影された、としている。

 あんなに たくさんの ひまわりをどうするのか、というと、ほとんどが「ひまわり油」。ウクライナとロシアで、世界の半分のシェアである。( 世界のひまわり油(生産量、消費量、輸出量、輸入量の推移) 、 ヒマワリ油 効能 )

また、ウクライナの国旗は、上半分が青、下半分が黄色であり、まさしく 「空と ひまわり畑」 だ。

 

 

ウクライナと言えば、チェルノブイリ原発事故のほうが有名になってしまったが・・・。

ソ連時代のしがらみを 今も引きずっているんかもしれないが、政治も あまり安定していないようだ。

 個人的な好みで ひいき しているわけではないが、元首相でもあった ティモシェンコ が、牢獄で虐待を受けているらしい。終身刑との噂も・・・

 

 

 

 

日本でも、ひまわりの大規模栽培のところがいくつもあって、 「ひまわり畑ネット」なるサイトが運営されている。規模では、130万本の北海道・北竜町が日本一のようだ。、

  日本一の「ひまわり畑」。北海道・北竜町。