写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

名花(1)

2014年03月15日 | 思い出

 

 

the belle(ザ・別嬪)

 

 

<序>

 笑顔でいること」で紹介していた「縁を生かす」が、

動画でアップされた。・・・文字だけ、だが。

http://p.tl/9lMu

 

さぞ、感動すると思いきや、見ているうちに、だんだんと・・・

   「ん~、たまたま、一年生からの記録が目に止まったから

  いいようなものの、その時に見ることがなかったら内申書は

  罵詈雑言で埋めてたんだろ、オレの6年生のときみたいに・・・」

  という、どこかの国民みたいな被害妄想が湧いてきた・・・・やべェ。

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50年前になる。

 

1964年10月10日、第18回オリンピック東京大会

(The Tokyo 1964 Olympics)が開催された。

 

The Tokyo 1964 Olympics Part 1(24分)

http://www.youtube.com/watch?v=JOIYgXzMSC4

 

この映像開始後9分15秒には、チャスラフスカが日本に

降り立ったときの映像が流れる。

 

11分05秒からは、感動の入場行進の様子が映し出される。

 

今どきの、ちゃらちゃらした開会式ではない。

全員が整列しながら、正面では敬意を表し、聖火のときには

走り寄って近づき、盛り上げる。

 

 

音楽(オリンピック・マーチ)も最高に いい。

 

 

下記は、公式の記録映像である。

 

The Complete Tokyo 1964 Olympics Film (125分)

https://www.youtube.com/watch?v=WHt0eAdCCns

 

1:04:40から2分間、チャスラフスカの平均台と床運動の映像が、

その後1分間ほどは、ラチニナ(ソ連)の映像も流れる。

(因みに、1:36:05からと、1:42:32から、美智子皇后が映る。

 ほんっ…とに、きれいだったんだなぁ・・・・今も気品あるけど。)

 

 

ラチニナのことも含めて、次回に書く予定だけど、

やはり、この時代というのは、大人の女性の演技だ。

「コマネチッ」と揶揄されるような、幼児体型の選手たちではない。

 

だから、アクロバティックな人目を引く演技はない。正統派の、

にじみ出てくる力量を持っていなければ勝てなかった。

 

 

東京オリンピック1964」 で、三島由起夫が書いている。

   「あんなに直線的に、鮮やかに、空間を裁断してゆく

   人間の肉体。全身のどの隅々にまでも、バランスと

   秩序を与えつづけ、どの瞬間にもそれを崩さずに、

   思い切った放埒を演ずる肉体。・・・全く体操の美技を

   見ると、人間はたしかに昔、神だったのだろうという

   気がする。」(69ページ)

 

「体操が『大人の競技』だった」のは、東京大会、メキシコ大会が

最後だったのだ。

 

 

確かに、↓を見ていても、奇をてらうような演技はない。(2分13秒)

Gymnastic Generations Collide - Tokyo 1964 Olympics

https://www.youtube.com/watch?v=xNzLEvURDeM

 

 

 

最後の名花 ベラ・チャフラフスカ

(メキシコ大会も合わせて。4分46秒)

https://www.youtube.com/watch?v=L5sywxwhgSY

 

Vera Caslavska (3分12秒)

https://www.youtube.com/watch?v=EC6vBFBilaA

 

 

しかし、チャスラフスカは、東京オリンピック後は政治問題に

巻き込まれ、メキシコ大会の出場も懸念されたりするなど、

複雑な人生を送ることになる。詳細は下記。

http://matome.naver.jp/odai/2138045929383169701

 

 

東京大会で「オリンピックの名花」「体操の名花」「東京の恋人」と

讃えられたチャスラフスカは、メキシコ大会で「メキシコの花嫁」と

呼ばれたソ連のナタリア・クチンスカヤ(Natalia Kuchinskaya)が

平均台で優勝したときの授賞式では、顔を背けることでソ連の

チェコ侵攻への抗議の意を示していた。

 

そのクチンスカヤは、根が明るく、チャスラフスカのことが好きで

尊敬もしていたようだが、そんな明るい性格が、↓を読んでいても

何か救われるような思いにしてくれる。

http://blog.goo.ne.jp/4tnhtknorms/e/7c293dc96accb192e1490d7249143f2e

 

 

その後も苦難が続いたチャスラフスカだが、最近は穏やかな日々を

送っているようだ。

 

2010年、秋の叙勲で「旭日中褒賞」を受賞している。

http://p.tl/mDGJ

 

 

(続く)

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ウクライナ南部クリミア自治共和国の検事総長に就任した

ナタリア・ポクロンスカヤ(33歳)

http://www.kotomatome.net/Natalia+Poklonskaya