12年前、のら母さんが生まれて3~4日の子猫を3匹、玄関の前に連れてきた。
胎児のようにまだ毛も生えていない、かなり弱っていて危険な状態だった。
妻が2週間ほど昼夜、3時間ごとにスポイトでミルクを飲ませた。
昼間はのら母さんもオッパイを飲ませに来ていて、日ごとに元気になってきた。
3匹は、ちゅうじ、ごえもん、さくら、と命名され、初めて我が家で猫を飼う事になった。
1ヶ月後、一番元気でやんちゃだったごえもんは、友人の所へ養子に行った。
その後はみんな元気に育っていったが、さくらだけはその時の影響か体が弱く、病院通いが続いた。
さくら0.5ヶ月
さくら1ヶ月
ごえもん1ヶ月****
ちゅうじとさくらはいつも一緒
今月5日、そのさくらが逝ってしまった。
昨年3月、癌と診断され余命1~3ヶ月と宣告されていた。
それからさくらは頑張って頑張って、1年7ヶ月あまり生き抜いて・・・力尽きた。
澤田家の長男、ちゅうじ。
外に出たがっていたので、気晴らしに出してやろうと
したが、今日の気温は-1度。
風除室で戸惑っている。
出てはみたが寒くて慌てて家に逃げ込んでしまった。
もう12歳のおじいちゃん。寒さには勝てないようだ。
家に入って速、ストーブの上で温まって、うとうと・・・
去年6月のさくら。この時はまだ元気そうだったが、今年
の夏ごろからは痛々しくて、とても写真は撮れなかった。
享年12歳