図鑑:花 鳥 風 月

田舎道歩いてるとなんかいいことあります

2006-04-05 | 


疾き風の中を
進みて来し者よ
われが残せし
香玉をとれ

 


市民薄明

2005-12-11 | 




今年の夏、「市民薄明」 なる言葉を、池澤夏樹さんのメールマガジンで教わりました
 (異国の客 036
「薄明」とは 日が沈んでから空が真っ暗になるまでの時間(及びその日の出
バージョン)をさします
そしてその「薄明」を3段階に分ける言葉があるのだそうです

  

太陽高度(太陽の中心位置と地平線との角度)により、以下の3つの薄明が定義されている。

 市民薄明(常用薄明) Civil twilight 太陽高度-50分~-6度。
      まだ十分に明るさが残っていて、
      明かりなしで屋外で活動ができる明るさ。

 航海薄明 Naval twilight 太陽高度-6度~-12度。
      海面と空との境が見分けられる程度の明るさ。

 天文薄明 Astronomical twilight 太陽高度-12度~-18度。
      太陽からの光が完全になくなり、
      6等星が肉眼で見分けられるようになる明るさ。

                            Wikipedia:薄明

                                 


じつはこの薄明の時間の長さは、緯度によって違ってくるそうで
日本なら、北にいけば行くほど、市民薄明の時間も長くなるのだそうです
たとえば夏の北海道では夕食後も空が明るい、らしい

ほへー 明るい時間の長さって 日の出と日没だけで決まるんじゃないんだ~と
新たな発見だったのでした 


ちなみに本日の宇都宮の場合

日没      16:25
市民薄明   16:53
航海薄明   17:26
天文薄明   17:57

というわけで 
真っ赤な夕焼けは 5時には終わり
6時過ぎには星空が始まっていたのですよ




weather underground.com
上記の宇都宮の時間はこのサイトから知りました
興味のある方はここをクリックして
左上の「(地名を英字で入力してください)」のところにお住まいの県庁所在地などの地名を入れて検索してみてくださいませ

立冬

2005-12-08 | 




今ならば どこまでも ついてゆける

心のままに あなたが

どの道を選ぶとしても

あなたを囲み あるいは

さざ波のように先だち

出し抜けに 立ち止まっては

細かくリズムを刻んで

あなたが微笑み出すのを

待つことだってできる




ご覧 長い影を

光はもうすぐ閉じる

西空には 今日も

星が輝くだろうか

木枯らしの来た夕べ

枝を断たれた私達は

あの空から 世界を見下ろし

この旅の意味を 悟ったのだ














母なる木々は 冬芽を抱いて 静かに眠る



美しい冬が やってきました






ただいま



栗山村

2005-11-01 | 







ひたひたと 色に満ちる世界






頂上から
麓の校庭の地面すれすれに至るまで
一気に
山全体が色にうめつくされる
栗山村の紅葉がいちばん好きです


そこに暮らす人々と
ただ ひたすら
全山紅葉の山また山があるのみ









間欠泉@山王林道終点




栃木の紅葉 



Copernicus

2005-10-13 | 


秋の夜が
黒々と澄んでいるのは
きっと西空で光る
涙型の星のせい


というわけで
橋のたもと
サラを聴きながら
コペルニクスに出会う夜


空の向こうに
彼は飛んでいくから
後で 火星とおうし
天の川を渡ってごらん






with Sarah Vaughan / Embraceable You

月のクレーター:コペルニクスとティコ
大阪市立科学館さんより

そして外気はちょうど10℃
オリオンにも出会った夜でした