図鑑:花 鳥 風 月

田舎道歩いてるとなんかいいことあります

山雀

2006-04-13 | 





カエデの枝の上で
ヤマガラが跳びはねるたび
透明な水玉は
盛大にまき散らされる


濡れるのもおかまいなし
彼女はひっきりなしに
にーにー にーにーと
相方を呼びつづける


だってほら そこには
人がいるじゃない と
梢で相方が
話しかけているのに


にーにー にーにーと
彼女は踊るのに夢中



それはそうさ 空は
小糠雨の仕舞う頃
呼び出された新芽が
いっせいに萌黄色を奏で
今 世界のすべては
こんなにも 優しい




ヤマガラ
Yahoo!きっず図鑑


海猫

2006-01-05 | 
脚が黄色くて
くちばしの先に
赤と黒の模様があるのが
ウミネコです

冬なら日本中で見られます
頭がかるくゴマシオ色なのが
冬羽の特徴だそうです

よし 冬猫覚えたぞ






というわけで 
当ブログ2回目のお正月も鳥からスタート
本年もよろしくお願いいたします


今年は長年の夢が叶う年になりそうです
本当に実現するとしたら
この里山からの発信は春までの予定
その後は暫く流れ者してみる所存
昨年以上にワイルドな更新になること請け合いであります
めちゃめちゃに わくわくな
 人生の旅をしよう





どうぞ 皆様にも 美しい年でありますように


               


四十雀

2005-11-30 | 




その木に近づくと

シジュウカラたちは さーっと飛び立ってしまい

あとは 揺れる枝からひとしきり降る種の

ぱらぱらという音が残るだけなのです




2005-11-14 | 


きいろい餌をくわえて

滑空してくる鴉

風切り羽を

さらりと ひねらせ


おお おまえ

今の イイよ

イヌワシみたいで

かっこよかったよ





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小鷺

2005-09-11 | 


焦点を定めた

黒い嘴

すらりとのびた

白いうなじ




黄色い稲穂は

そよと風に揺れて

よかったね コサギ

稲刈りが  始まるね




椋鳥

2005-07-03 | 


そうね そこ
見晴らしがよくて
遠い山まで見渡せるし
川の上の風は
気持ちいいしね


そうね この時間
ここにとんびがいないなんて
滅多にないことだし
やってみる価値あるよね


てなわけで 橋の上
水銀灯をひとり占めして
太いポールをふんぎゅっと
つかんでみたムクドリくん


・・・落ちるなよ




椋鳥
Yahoo!きっず図鑑

雄鶏

2005-01-31 | 

素敵な夕日を

なぜか雄鶏と見ていました



彼も不本意だったらしく

陽が沈んだあと

ハコベを差し出したら

思いきり蹴りを入れられました



休館日の美術館の庭に

断りもなく勝手に入るなと

つまりはそう言いたかったのでしょう






ナウシカへの道は遠い

あまりにも遠い夕暮れでした




白腹

2005-01-05 | 


雪といっしょに

きらきらひかる

ピラカンサは

いつもより

おいしいですか




かわりばんこに

ごはんをつつく

仲良し三人組


メジロと

シジュウカラと

シロハラです




ことしもよろしく

お願いしますね











白腹
ついでの鳥見人のField noteさんより








雪の中のスタートとなりました新年

花と鳥と風と月と共に過ごす日々に

今年もご一緒していただければ幸いです



某検定試験と

ブロ中の療養のため

しばらくはゆっくり更新の予定です

こんなブログではございますが

これからも どうぞ

ゆるりとのぞいてやってくださいませ








              敬白






百舌

2004-08-28 | 


8月の朝は
曇天で始まります


午前七時
気温18℃*


高さ5メートルほどの
枯れた孟宗竹のてっぺんで
枝を上がったり降りたりしながら
ふとっちょモズが
秋を告げています


キキキチチチ
キキチキキチ




百舌の初鳴きです










ことりのさえずりさんより
百舌

花鳥風月【日本の伝統ミュージアム】さんでは 
日本各地の百舌の初鳴の時期を紹介しています
TOP>四季の前線>モズ初鳴前線






*イイノさんちのおばあちゃん談







百舌

2004-07-17 | 
釣り人の
竿さす姿は
微動だにしませんが


その心は
はるか頭上で
川をみつめる
かの鳥とおなじでしょう


枯れ木のうえで
尾羽をぶんぶんにふりまわす
朝から気合十分の
夏の百舌です





ついでの鳥見人のField noteさんのHPより
百舌