今年の夏、「市民薄明」 なる言葉を、池澤夏樹さんのメールマガジンで教わりました
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異国の客 036)
「薄明」とは 日が沈んでから空が真っ暗になるまでの時間(及びその日の出
バージョン)をさします
そしてその「薄明」を3段階に分ける言葉があるのだそうです
太陽高度(太陽の中心位置と地平線との角度)により、以下の3つの薄明が定義されている。
市民薄明(常用薄明) Civil twilight 太陽高度-50分~-6度。
まだ十分に明るさが残っていて、
明かりなしで屋外で活動ができる明るさ。
航海薄明 Naval twilight 太陽高度-6度~-12度。
海面と空との境が見分けられる程度の明るさ。
天文薄明 Astronomical twilight 太陽高度-12度~-18度。
太陽からの光が完全になくなり、
6等星が肉眼で見分けられるようになる明るさ。
Wikipedia:薄明
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じつはこの薄明の時間の長さは、緯度によって違ってくるそうで
日本なら、北にいけば行くほど、市民薄明の時間も長くなるのだそうです
たとえば夏の北海道では夕食後も空が明るい、らしい
ほへー 明るい時間の長さって 日の出と日没だけで決まるんじゃないんだ~と
新たな発見だったのでした
ちなみに本日の
宇都宮の場合
日没 16:25
市民薄明 16:53
航海薄明 17:26
天文薄明 17:57
というわけで
真っ赤な夕焼けは 5時には終わり
6時過ぎには星空が始まっていたのですよ
weather underground.com
上記の宇都宮の時間はこのサイトから知りました
興味のある方は
ここをクリックして
左上の「(地名を英字で入力してください)」のところにお住まいの県庁所在地などの地名を入れて検索してみてくださいませ