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確定申告を考えてみる

2006年02月26日 20時56分28秒 | Weblog
堅めの内容はタイトルの通り、まぁ時事ネタって事で斜め読みでよろしk
労働・勤労・納税、国民の義務にも関わらず、
納税に関して教えてもらえる事って、とっても少ないと思う。
そんなわけで、ある程度税に関しての知識は当然知るべき事ではないかと。
誰も教えてくれないけどサラリーマンが知っておいた方が良い、
確定申告の知識を簡単に説明してみようかなっと思う。
まー堅い内容かもしれないが、興味あったら読んでみて欲しい。



と、言うわけで今年の確定申告のポスターを貼ってみた。
今年国税庁でなにかとお気に入り?にされている仲間由紀恵タンです。
昨年は長谷川京子だったらしいが記憶にない。



今年の仲間由紀恵になってからデザイナーが変わったのか、
デザインが妙に凝るようになってきた気がする。
それまではハセキョーのように只のアップ写真で、
どれもこれも代わり映えしなかったんだけど、
仲間由紀恵の国税庁関連のポスターはどれもおもしろい作りで、
ちょっと欲しくなるw
ちなみに、国税庁HPで意外に仲間由紀恵のポスターと壁紙などがDLできます。

と、まぁポスターの話はどうでも良かったw
平成17年度確定申告主な変更点だが、
老年者控除50万円の廃止が大きいか。
老年者というのは65歳以上の事なんですけどね、
この控除が無くなったせいで、税金を納める事になった老人も多くなった・・・。
可哀想な話です。
というか、年金収入は雑所得で確定申告しないといけないシステムなんだけど、
するとたいがい還付になりお金は戻ってくるのだが、
普通する人ってそんな居ないわけで・・・あんまりな話です。

それと、今年から消費税を納める個人事業者が大量に増えた。
物を買う時に消費税を払うのは当たり前だが、
それは事業者が5%の消費税を預かり、税務署に納税するシステムになっているのです。
消費税は預かり金であり、事業者の物ではない、そんな事は当たり前なのだが、
実は年間の売上が3,000万円以下の事業者は今まで、消費税を払わなくても良かったのです!
つまりー駄菓子屋とか明らかにおまえの店、年間3,000万稼いでないだろ!?
というお店で消費税払うと5%分事業者がゲットしていたわけです・・・。
それっておかしくねー?ってことで、
数年前にその払わなくてはいけないボーダーラインが1,000万円に変わりました。
そのことから払わなくてはいけない人が格段に増えたわけです。

と、ここまでは余談でありました。
確定申告で一般のサラリーマンが関わりがありそうなのは・・・。
まぁ収入が給料以外にある人はみんな対象ですけどね。
家賃収入とか、原稿料収入、保険の満期、株や土地の売買まぁ色々ある。

とは言え上記の給料以外の収入は、追加で納税の必要が出てくる可能性が高い。
やっぱり得な話、税金を還付させる方法を知りたいところだと思う。
まぁ、そんな楽には無いと言っておくw
リーマンが税金控除を増やすには、医療費控除しかないかなっと思う。
社会保険、生命保険、損害保険に関する控除は年末調整で済んでいると思う。
医療費控除は確定申告でしかできない、控除なのだ。

医療費控除とは医療費を多く払っている人に対する税額控除です。
多くとは年間の支払い金額10万円からです。

医療費の総額-100,000=医療費控除 

となる計算式です。
このマイナスされる10万は足きり金額だと思って下さい。
ただ入院などで保険給付や高額医療給付などがあると、
もらった分は引かないといけません。
医療費が20万あっても、保険会社から10万入金があったら、控除は0円になりますね。

まぁ、たいていの人は医療費が10万もいかないものですが・・・。
実はこの控除は一世帯で控除可能です。
自分1人では、無理でも家族全員なら結構いくかも。
ただこれまた難儀なのが、領収書が必要です病院にかかった。
領収書を申告書に添付しないといけないんですね。
それでいて、病院にかかった内容も治療目的でないといけません。
人間ドックとか、予防接種は対象外です。
でも、マッサージとか微妙だけど、針灸とかは結構対象内だったり。
性感マッサージはもちろん駄目でs(心の治療って言いたいけどw)
さらに、薬局で買った目薬とかもおk。
言ってしまえば、薬局で色々関係ないのも買って、
領収書の品名に医薬品って書いてもらえれば、それでもいけちゃうw
まぁ、医療費控除は全体的に税務署の検査も甘く、
あまりにも突拍子も無くない限り、突っ込まれる事は少なそうです。

とは言え、控除額=が手元に戻ってくるお金じゃないので注意。
年間の医療費15万円でも10万引いて、控除額は5万円。
控除額5万だとするとだいたいお金にしていくらぐらいになるかと言えば、
その人の所得金額による税額の違いもあるのだが、
たいがいの人は1割だと思って下さい。
つまりたったの5千円w
これが安いと思うか、もらえるなら欲しいっと思うのは個人の考え方次第か。

1年分の医療費の領収書と、源泉徴収票。
これをもって税務署に行けば署員がやってくれるでしょう。

ちなみにうちは昨年入院して手術したんで医療費控除します。
一年歯医者にもみっちり通ったんで、それだけでも結構あるし。
入院したので保険屋からいくらから給付はありましたが、
本当はそれ上記の通り引かないといけないんだけど、
知らなかった事にしてそのまま申告しようかとw
『アトルガンの秘宝』分は稼げると思うw

ちなみにうちらリーマンに関わってきそうなのは、
今年の年末調整あたりからだろうか。
数ヶ月前サラリーマン減税の廃止とか、
ニュースで言っていたがそれがまぁ、そのまま決定されまして、
今年から減税額が下がり来年19年度では完全廃止になります。
サラリーマン減税とは、正式名称は定率減税という。
年末調整や確定申告で、最終的に納めなくてはいけないその年の年間税金額を算出するわけだが、
その金額と、毎月の給料から天引されている税金1年分の合計額とを比べて、
天引された方が多かったら還付、
納めたり無ければ追加で納付って事になるわけです。
減税はその最終的に納めなくてはいけない金額に、マイナス2割の減税が出来たのです。
払った税金が90で
年末調整で出た最終的な納付額が100だった時、
このままだと10の納付だが、
減税のおかげで2割減の80になり、むしろ10手元に戻ってきていた。
それが今年1割に減、来年は0になります。
今のままの金額で給料から天引きしていては明らかに不足者が増えてしまう。
そう言うわけで今年の給料から源泉税が、平成17年度以降と比べて1割増えているはず。
源泉税は給料の金額により変化するので、
今年と同じぐらいの金額の昨年以前の給料で税金額を見比べて欲しい。
1割ほど増えているはず。

つまり来年はその1割も無くなるわけで、
また来年1月からも1割増されます・・・。
それ以外にも毎年厚生年金も増額されてるし・・・。
数年前は何かと不況という事で導入された減税処置ですが・・・、
増えたのは地味~になんだけどね、でも結構なもんですよ。

うーん、書いてみて思う。
どの辺がリーマンでも知っておいた方が良い知識なのだろうか・・・。
ここまで読ましておいて、書き手が投げましたとさw

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