あれは、忘れもしない高校時代の話だ―――――
学校帰り、いつもの駅で電車を待っていた。
日が落ちかけていて、夕日が差し込んだホームは光に包まれていた。
電車は単線で1時間に4本ほど、この時間乗客は同じ高校の生徒が大半だ。
しかし、この日は何故なのか記憶は定かではないが、
人はとても少なかったのを覚えている。
いつもの、階段下で電車を待っていた時のことだ。
「先輩すいません!」
女性の声がした。
「なに?」
「あの・・・先輩の事が、好きです!!」
な、なななななんだってえええええええええええ!!!!!
っと、言っても・・・。
告白されたのは俺じゃーない。
俺の後ろにいた、顔は良く覚えてないが、
イケメンだったに違いない、同じ学校の先輩だった。
そこは、僕とその先輩二人だったのだ。
ほんの1メートルほどの距離で起きているこの異常事態。
わずか1メートルだというのに、遙か先の事にすら思える出来事に、
俺はいったいどうすればいいのか、その場で硬直してしまった。
どうやら同じ学校の女生徒で、二人いるらしく。
まぁ彼女らにしてみれば、憧れの先輩とやらに告白する千載一遇のチャンスだったに違いない。
そのチャンスに、ブ男1人が居たところでもはや計画に支障が出るものじゃなかったのだろう、
俺はと言えば、惨めに立ちつくすしかない・・・。
意味もなく、何故か負けた気持になるこの疎外感。
この領域ではすっかり空気になっている俺の存在に腹が立ちつつ、
歩いてどこか言ってしまおうかとも、思ったに違いないが、
そうすると、この事態を意識している行動のようで、
いや、しかし、電車を待っているだけなのに何でそんな目にあわねば・・・。
とかなんとか考えていると、足にすっかり蔦が絡みつき、
動くに動けない俺が居るわけで・・・。
あぁ、すっかり存在空気で場違いな俺は、沈みゆく夕日を眺めつつただ思う。
電車・・・まだかな・・・。
とは言え、当時の俺にはショッキングな出来事だった。
男性が告白されるなんて・・・。
当時の俺はそんな事ドラマの中での出来事のような絵空事で、
もちろんそんな事はないのだろうが、
それを受け入れられない、受け入れたくない俺にとっては、
世の中女性から告白されてしまうような、
そんな男も存在するのかと、まざまざと見せつけられた気がして、
その後数日意味もなく興奮状態だったのは言うまでもない。
まるで、映画に影響されたかのように・・・。
と、まぁそんな僕もヴァレンタインにチョコを頂けるようになりました。
のろけてごめんなさい。
![](http://carps.hp.infoseek.co.jp/vare.JPG)
僕がビターよりもホワイト派という事で、
ホワイトチョコを使ったクランチチョコを作ってくれました。
ホワイトチョコとクランチにイチゴが混ざっていて、
甘酸っぱい感じが美味しかったです。
のろけてごめんn
ヘンプを使った手作りストラップもプレゼントされて。
最近良いストラップが無くて適当なの付けてたんだけど、
こんな雰囲気の欲しかったのでこれまた嬉しく・・・。
のろけ(ry
と、まぁ・・・この辺にしといて・・・。
あの時の遙かに長い1メートルを10年かけて歩いた感じ。
今に感謝しつつ、クランチを噛み締める毎日。
さて、お返しどうするかな・・・。
あーそう言えば↑の女子高生ですが、
告白後、断られていました^^;;;;;;
学校帰り、いつもの駅で電車を待っていた。
日が落ちかけていて、夕日が差し込んだホームは光に包まれていた。
電車は単線で1時間に4本ほど、この時間乗客は同じ高校の生徒が大半だ。
しかし、この日は何故なのか記憶は定かではないが、
人はとても少なかったのを覚えている。
いつもの、階段下で電車を待っていた時のことだ。
「先輩すいません!」
女性の声がした。
「なに?」
「あの・・・先輩の事が、好きです!!」
な、なななななんだってえええええええええええ!!!!!
っと、言っても・・・。
告白されたのは俺じゃーない。
俺の後ろにいた、顔は良く覚えてないが、
イケメンだったに違いない、同じ学校の先輩だった。
そこは、僕とその先輩二人だったのだ。
ほんの1メートルほどの距離で起きているこの異常事態。
わずか1メートルだというのに、遙か先の事にすら思える出来事に、
俺はいったいどうすればいいのか、その場で硬直してしまった。
どうやら同じ学校の女生徒で、二人いるらしく。
まぁ彼女らにしてみれば、憧れの先輩とやらに告白する千載一遇のチャンスだったに違いない。
そのチャンスに、ブ男1人が居たところでもはや計画に支障が出るものじゃなかったのだろう、
俺はと言えば、惨めに立ちつくすしかない・・・。
意味もなく、何故か負けた気持になるこの疎外感。
この領域ではすっかり空気になっている俺の存在に腹が立ちつつ、
歩いてどこか言ってしまおうかとも、思ったに違いないが、
そうすると、この事態を意識している行動のようで、
いや、しかし、電車を待っているだけなのに何でそんな目にあわねば・・・。
とかなんとか考えていると、足にすっかり蔦が絡みつき、
動くに動けない俺が居るわけで・・・。
あぁ、すっかり存在空気で場違いな俺は、沈みゆく夕日を眺めつつただ思う。
電車・・・まだかな・・・。
とは言え、当時の俺にはショッキングな出来事だった。
男性が告白されるなんて・・・。
当時の俺はそんな事ドラマの中での出来事のような絵空事で、
もちろんそんな事はないのだろうが、
それを受け入れられない、受け入れたくない俺にとっては、
世の中女性から告白されてしまうような、
そんな男も存在するのかと、まざまざと見せつけられた気がして、
その後数日意味もなく興奮状態だったのは言うまでもない。
まるで、映画に影響されたかのように・・・。
と、まぁそんな僕もヴァレンタインにチョコを頂けるようになりました。
のろけてごめんなさい。
僕がビターよりもホワイト派という事で、
ホワイトチョコを使ったクランチチョコを作ってくれました。
ホワイトチョコとクランチにイチゴが混ざっていて、
甘酸っぱい感じが美味しかったです。
のろけてごめんn
ヘンプを使った手作りストラップもプレゼントされて。
最近良いストラップが無くて適当なの付けてたんだけど、
こんな雰囲気の欲しかったのでこれまた嬉しく・・・。
のろけ(ry
と、まぁ・・・この辺にしといて・・・。
あの時の遙かに長い1メートルを10年かけて歩いた感じ。
今に感謝しつつ、クランチを噛み締める毎日。
さて、お返しどうするかな・・・。
あーそう言えば↑の女子高生ですが、
告白後、断られていました^^;;;;;;
上手いこと言ったコレ(*^-^*)
ちなみに、今年は会社の人に義理の愛をたくさん込められたハート型のせんべいとチョコレートをもらいました。
もちろん、せんべいは割って食べてブロークンハートでs。
そんな事はクランチで砕いてしまおうと。
これまた上手いこと言ったコレ。
ハート型せんべい泣ける・・・。
僕もせんべいは割って食べる派でs
もうバレンタイン何でもアリになってきたなw