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ジャンル未定、何でもありのカオスブログです。

18th選抜発表における「ナレーション」の意味。そして、Wセンターの感想。

2017年07月11日 07時01分42秒 | 乃木坂46【感想など】



<はじめに>

これだけは言っておきます。

今回の選抜には何の文句もありません。
選ばれた皆さん、本当におめでとうございます。

そして、頑張ってください。


あと、今回も長いです。

暇な人だけ読んで下さい(笑)







<本文>

さて、今回は、

「乃木坂工事中におけるナレーションの意味」

を軸に、18th選抜の感想を語ってみたいと思います。



突然ですが、

TV番組のナレーションには、大きく2つの意味があります。

1.「状況を説明する」

番組を初めて見る人や、
途中から観始めた人にもわかるように、
「今、こんなコーナーをやっています」
「この人は、こんな状況に置かれています」
など、今何が行われているのかを、説明すること。


2.「演出意図を伝える」

「ここは笑うところですよ」とか、
「感動するポイントですよ」など、
番組サイドが視聴者に、
どんな方向性で観てほしいのかを説明すること。


これらを踏まえて・・・、



僕は、

「乃木坂工事中のナレーションには、
今野君と愉快な仲間たち(運営ともいう)の
本音が詰まっている」

と、思っています(笑)


特に、
番組内でメンバーを紹介するナレーションには、

「彼らの狙いや思惑」
「今後、メンバーをどう売り出したいのか」
「ファンや観ている人たちに、どういうイメージを植え付けたいのか」
「どういう方向へ、イメージを操作したいのか」

という意図が、
ギューッと凝縮されていると思っています(笑)



ってことで、

今回、一番気になったナレーションはこれ。




伊藤万理華のナレーションの、

「すっかり選抜に定着しました」

という一文。


ここで重要なのは、
「定着しました」と「断定」したこと。

僕が覚えている限り、
これまでの選抜発表において、
ポジションについて、
これほど強い「断定的な言葉」を
使ったことはない。

例えば、

今回のような状況のメンバーがいたなら、

「このまま選抜に定着できるのか!?」

みたいに、

「この先はどうなるかわかりません」的な、

曖昧でニュートラルなナレーションをあてたはず。



選抜発表は、

「誰が選ばれるかわからない」

という、性善説にも似た、
建前みたいな大前提で成り立っている。

(実際は「超選抜」という概念と、
そういう存在のメンバーがいるけど、
選抜そのものを否定する存在を、
運営が公式に認める訳がないので・・・)


だから、これまでは、

「本人や、ファンの皆さんの頑張り次第で、
選抜常連になれるかもしれませんよ!」

的な、希望と不安をあおる、

「断定しないナレーション」

に、してきたのだ。




ってことで、

改めて、万理華の状況を確認。

01th アンダー
02th アンダー
03th 選抜
04th アンダー
05th アンダー
06th 選抜
07th 選抜
08th アンダー
09th アンダー
10th アンダー
11th 選抜
12th 選抜
13th 選抜
14th 選抜
15th アンダー
16th 選抜
17th 選抜
18th 選抜

仮に、15枚目が選抜なら
8作連続になるので「定着」と言えるだろうけど、

3作連続の選抜で
「すっかり選抜に定着しました」
と、言い切るのはのは、さすがに無理がある(笑)


ちなみに、井上の状況がこちら。



01th 選抜
02th 選抜
03th 選抜
04th 選抜
05th 選抜
06th 選抜
07th アンダー
08th アンダー
09th 選抜
10th アンダー
11th アンダー
12th 選抜
13th 選抜
14th 選抜
15th アンダー
16th 選抜
17th 選抜
18th 選抜

12th以降は、万理華と全く一緒。
それなのに、井上のナレーションはこうだ。

「これで3作連続での選抜入り。普段口数の多くない井上が語ることとは?」

これぞ、選抜発表の模範的ナレーション。
状況だけを淡々と説明している(笑)

だから、

万理華の「断定」は、異例中の異例なのだ。




で、

ここから読み取れることはただ一つ。

このナレーションは、

「運営として、この先、余程のことがない限り、
伊藤万理華を選抜から外すことはありません」

と、宣言したようなものだ!(笑)


何故なら、これを書いたのは、
乃木坂の冠番組のディレクター、もしくは構成作家で、

それをチェックしたのは、
番組プロデューサーで運営のトップでもある
今野氏だからだ。

いわば、これは、

「運営の心の声」であり「運営の本音」

つまり、

『伊藤万理華を選抜に定着させます宣言!!』

なのだ!(笑)


  


ちなみに、

今回、ナレーションに「定着」という言葉が入っている
メンバーがもう一人いる。

高山だ。




ナレーションがこちら。

「福神メンバーに、すっかり定着した高山。自身の活動の幅もどんどん広がっています」

そして、状況がこちら。

01th 七福神
02th 七福神
03th 選抜
04th 選抜
05th 選抜
06th 八福神
07th 選抜
08th 選抜
09th 選抜
10th 選抜
11th 選抜
12th 十福神
13th 十福神
14th 十福神
15th 十福神
16th 十一福神
17th 十二福神
18th 十二福神


12thから7作連続の福神。
約2年間、福神から外れたことがない。

これは愉快な仲間たちの「主観」ではなく、
誰もが認める「客観」だ。

つまり、

万理華に使った「定着」と、高山に使った「定着」は、
その意味と意図が、全く違う!(笑)






続いて、新内の状況も読み解いてみよう(笑)




ナレーションがこちら。

「最年長ながら、一番のいじられキャラ・新内。これで3作連続の選抜入りです」

そして、バナナマンとの会話で出たテロップがこちら。




『得意の小ボケ』

ん?

得意?

誰が???(笑)


この番組でそんなシーン、今まであったか???
BINGOやNOGIROOMやANN0ならわかるけど、
工事中で、そんな扱いしたことなかったじゃん!(笑)


つまり、
このナレーションの真意は、

『すみません、新内さん。
これから番組内で、最年長ネタでイジります。
あ、あと、今回みたいに「小ボケ」も拾うんで、
適当にボケてください。宜しくお願いします』

と、言っているのだ!(笑)


新内さん、おめでとうございます。

これからはイジってもらえるそうです。

頑張ってください!(笑)



ちなみに、

新内も今回で3作連続選抜。
万理華のナレーションの法則で言うなら、
新内も「定着」メンバーということになるんだけどね・・・(笑)







そして、
今回の選抜の目玉。

3期生のダブルセンター。




まずは大園のナレーション。

「つい一年前まで、ただの女子高生だった大園。ミリオングループのセンターに抜擢です」

このナレーションにも、
たくさんの狙いと意味と本音が隠されています。

もしも、客観的な状況だけを伝えるのであれば、
例えば、

「3期生初の選抜センターに大抜擢。乃木坂の未来を任された大園は何を語るのか?」

みたいな、
客観的な状況説明と、
これから大園が語るであろう
コメントに興味を持たせるナレーションで良かったはず。

それを、わざわざ、

「つい一年前まで、ただの女子高生だった大園」と、

まるでシンデレラストーリーの如く大げさに言って、

「ミリオングループのセンターに抜擢」と、

日本のトップアイドルのセンターに新人が選ばれました。
皆さん、これって、とんでもないことなんですよ!

と、大げさに煽っている。


つまり、愉快な仲間たちの真意はこうだ。

「大園は、乃木坂のシンデレラとして売っていきます。
100万枚売っている乃木坂の新センターが17才の3期生。
しかも、デビューして1年未満なんですよ!凄くないですか?」

と、言っているのだ(笑)


ちなみに・・・、

画面右の17thの項目には「3期生」と書いてある。
堀の6thの表記は「研究生」

何が言いたいかというと、

これは、

「3期生は研究生ではなく、最初から正規メンバーだった」

ということが、公式に発表された瞬間。

だと思う・・・。


思い返せば、
3期生は最初から正規メンバーと同じ衣装を着てるし、
2期生の時と比べると、

なんか・・・、

うーん・・・。

って感じです。




あと、これについても語っておこう。

大園が見せた「眼差し」と「こらえた涙」


大園といえば「泣き虫キャラ」
これは誰も異論はないはず。

去年の年末。
武道館で行われた「お見立て会」で
号泣しながら登場し、

その後も、大園は色んな場面で泣いていた。

そして、これまで何度か、
「もう泣かない」と宣言してきた。

しかし、言葉とは裏腹に、
何度も涙を流してきた大園(笑)


そんな大園が、今回は泣かなかった。






初選抜の、しかも3期生から、いきなりセンターへの大抜擢。

一番泣いていい場面だ。

でも、

そこで、大園は泣かなかった。


泣くのを必死で堪えていた。
奥歯を強く噛んで、瞬きを抑えて、
今にも溢れそうな涙を、必死に我慢していた。

僕はその姿に、
「3期生暫定センター」という、
特殊な運命を背負わされた女の子の覚悟を感じた。

そして、
そんな大園を褒めてあげたいと思った。

心からそう思った。



バナナマンを真っ直ぐ見つめる眼差し。

「人の話を聞くときは、目を見なさい」

と、誰もが子供の頃に教えられるが、
それを、大人になっても実行できる人は少ない。

ましてや、
頭が真っ白になるこの瞬間に
それが出来たという、この事実に、

「大園桃子の本質」を見た気がする。

この子は、真っ直ぐに愛され、
そして、真っ直ぐ育ったんだと思った。

あの表情の裏に親御さんの愛を感じた。

優しさと愛に包まれた家庭環境が見え、
泣きそうになった(笑)

そして、僕は、

そんな大園が好きになった。



頑張れ大園桃子。

何も心配しなくていい。

君のペースで、そのまま真っ直ぐ歩けばいい。

君の歩いた道が、乃木坂の未来になるだろう。



なんちゃって!(笑)







そして、

もう一人のダブルセンター・与田祐希。




ナレーションがこちら。

「いきなり乃木坂のセンターという看板を背負うことになった与田。小さなその体で頑張れるか?」

大園とは違い、大げさな煽り文句は無し。

ここから愉快な仲間たちの意図を読むなら、

「この与田という子は、ちっこい体がチャームポイントです。
このちっこい体で乃木坂の看板を背負っていく姿を、
そのギャップと共に楽しんでください」

と、言っているのだ(笑)



そして、

大園とは対象的に、
感情のまま、涙を流した与田。




大園が呼ばれ、
誰がどう考えても、
「もう一人のダブルセンターは3期生」
という状況になっても、
まさか自分呼ばれるとは思っていなかったのだろう。


正直、他のメンバーは、

「山下か与田のどっちかだろうな・・・」

とは思っていただろうが、与田本人は、

「最後の一人は、山下」

と、思っていたに違いない。



正直言うと、僕も山下だと思っていた(笑)

理由は2つある。


1つ目は、

「バランス」

そもそも、3期生のダブルセンターを選択した時点で、
候補は3人しかいない。

暫定センターの大園。
完成されたビジュアルの山下。
人気急上昇の与田。

その中で、
1人目を大園を選んだのなら、
バランスを考えれば誰がどう考えても、
相手は山下がベストだ。

泣き虫で喋れない、素朴な田舎娘の大園。
完成されたビジュアルと、物怖じしない都会育ちの山下。

この対象的な2人の3期生が乃木坂の未来を担う。

とてもわかりやすい構図だ(笑)



2つ目は、

「与田の性格」

与田は山下と比べてビジュアルも人気も、ほぼ互角。

でも、対象的なのは、その性格。

笑顔が「上手な」山下と、
笑顔が「下手な」与田。

アイドルにとって、この差は大きい。

最終オーディションから、もうすぐ1年。
業界にも慣れて、
最近やっと、与田の笑顔が柔らかくなってきた。
と、思ったのに・・・、

ここで、センターなんかにしたら、
また笑えなくなってしまうんじゃないか!

と、オジサンは心配してしまうのだ(笑)



この2つが、
ダブルセンターの1人が大園だとわかった瞬間、
もう一人は、与田ではなく山下だと思った理由。



一応言っておくけど、

今回が3期生の単独センターなら、
大園、山下、与田、
この3人の誰が選ばれても文句はなかった。

単独とダブルでは、その意味が全く違う。




ちなみに、

僕は、与田が上手く笑えるようになったら、
選抜のセンターになると思っていた。

時期は来年以降。

あまり前に出ない与田の性格と、
上手く笑えない現在の状況を考えれば、
今、無理やりセンターにしてしまうのはリスクが大き過ぎる。

その点、山下なら、
現時点で、人気も性格もセンターに選んでも問題ないレベル。

仮に、今回山下を選んでも、
誰も異論を唱えなかったはず。


逆に、山下を段階的にセンターまで上げていくイメージができない。

例えば、
今回、山下をアンダーセンターにしたとしよう。
(山下と久保のWセンターという選択肢もあるけど・・・)

そこから、選抜3列目、選抜2列目、選抜フロント。

と、ステップアップしていくストーリーが想像できないし、
山下には似合わない気がする。

これは、むしろ与田のためのストーリーだと思う。

与田の内に秘める「陰の魅力」と、
まだ業界に慣れない素人っぽさと、
上手く笑えない不器用な性格。

どう考えても、いきなりセンターの素材ではない。

山下と与田のストーリーが真逆だ。


僕は、

山下は、いきなり選抜のフロントへ抜擢。

ちょっと出遅れた与田をファンが押し上げ、

数枚後、

やっと、並んだ3期生のダブルセンター!

というのを想像していたし、望んでいた。

考えただけで泣けるストーリーだと思うんだけどな・・・(笑)



あと、
喋れない大園の隣に、
笑顔が上手くない与田を置く意味と、
その狙いもわからない。



仮に、

山下と与田のダブルセンターだったなら、
何の問題もなかった。

ビジュアルも、性格のバランスも完璧だった(笑)
(決して、大園が悪いという意味ではない。あくまでもバランスの問題)



僕は、

「山下は白石の系譜、与田は西野の系譜」
(ちなみに、大園は生駒の系譜)

だと思っていたし、
運営もそう考えているのだとばかり思っていたんだけどな・・・。

どうやら違ったらしい(笑)






あと、山下の笑顔について。


与田は、名前を呼ばれた次の瞬間、山下を見た。




まるで、

「え?美月じゃないの!?」

と、言っているみたいに。



この時、二人は目線を合わせたはず。

山下は、そんな与田の顔を見たはず。

そして、

その数秒後に、山下が見せたこの笑顔。




この笑顔に、山下の強さを感じた。

自分が悲しい顔を見せたら、
与田が辛くなると思ったのだろう。

その優しさに、山下の本質を見た気がする。


そして、僕は、

その心意気に惚れた(笑)







「いつの日か必ず、山下は選抜のセンターになる」

と、僕は自信を持って言っておこう。

言い切っておこう。

断言しておこう。



そして、

僕は山下が選抜センターになった瞬間、

今回の山下の笑顔を思い出して号泣するだろう。

選抜のフロントの真ん中に立って、

心の底から笑って嬉し泣きしている山下と、

その隣で、自分のように嬉し泣きしている与田を見ながら・・・。




なんてね!(笑)









<最後に独り言>


毎度思うけどさ・・・、

いくら自分の名前を呼ばれないからって、
仏頂面はやめようよ・・・。

本番中だけでもいいからさ、
無理にでもいいからさ、
嘘でもいいからさ、

カメラの前では笑顔を見せてくれよ・・・。

それが、本当のアイドルだと思うよ。





<おまけ>

乃木坂46「選抜&アンダー・フォーメーション」まとめ

に貼った、選抜フォーメーション画像のPDF版です。

高画質で見たい方用です(笑)


18thシングルフォーメーション画像(PDF・高画質版)


しかし、

与田のビジュアルって、

とんでもなく凄いな!(笑)

乃木坂のフロントに入っても見劣りしないって・・・、



そんだけ可愛いんだよ!(笑)






以上です。




ではでは。。。。







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2 コメント

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Unknown (ろっくん)
2017-07-19 22:59:49
おもしろいです
ブログ更新ありがとうございます!!
返信する
Unknown (opabinia)
2017-07-20 05:05:42
>ろっくん さま

いつもコメントありがとうございます。

そして、これからも宜しくお願いします(笑)
返信する

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