HYBRID WOLFと暮らす

ハイブリッドウルフとの生活で、彼らHybridwolf特有の生態を記録した日記である。

Man Among Wolves

2007-09-22 09:13:04 | DVD・ビデオ・洋書 ライブラリー
先日アマゾンで購入したDVDです。

英語が苦手で、ジャケットの解説も読もうとしないので、どこの動物園の話なのかわからないのですが、どこかの動物園にある”狼の森”みたいな施設での話です。

飼育係のおっちゃんが狼の生態を自ら狼になりきって解説する内容。


倒れたえさの鹿に覆いかぶさり、狼と一緒に食べるシーン・・・・・

一生懸命狼のうなり声と顔を真似るわけですが、狼はまったく動じることなく横で食べ続けます。

本来アルファのオスが下位の狼に対して、餌に近づかぬよう唸る姿は一度は見たことあるかと思いますが、アルファの心情を察すれば下位の狼は尻尾を丸め、おあずけ状態になるはずなんです。・・・・・。

おそらく彼の唸りと、顔の表情を真似てる姿は、狼には伝わってないんです。

彼ら狼が察するのは、人間同士が確認する”見た目”にではなく、オーラ、気持ち、心情です。いくら顔を真似ても、本当にオーラで”近づくな”と発しなければ彼らには伝わりません。

私はよく彼の世話をしているとき誤って窓の格子に頭をぶつけます。その時どうしようもない”怒り”オーラが出ると、彼は一瞬のうちに遠くへ逃げていきます。

今近づいたらいけないと察して。

しばらくその痛みが引くまで、彼は尻尾を丸め私から逃げ回ります。

ただ食事の際下位の狼に発するのはもちろん怒りではなく、母親が子供を思って、食べ過ぎているおやつを、”もう駄目”と取り上げる時の気持ちに似ています。

しかしそういった感情を彼らに対し人間が発するのは困難です。
人間は、感情をコントロールするのが下手だからです。

彼らに学ぶのは多い。彼らは純粋な感情のまま、ほかの動物に影響されることなく生きているから、人間が無くした、言葉以外のコミュニケーションのとり方を教えてくれるように思います。

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