HYBRID WOLFと暮らす

ハイブリッドウルフとの生活で、彼らHybridwolf特有の生態を記録した日記である。

子つくりの事

2005-04-30 00:37:07 | 
暑かった・・・今からこんなんで、夏が思いやられます

さて狼犬の子作り問題である。子狼犬をつくる方向で考えれば、当然起こる問題が”誰がその子狼犬を育てるのか?”である。当然彼ら一家族が暮らせる位の広大な所有地があり、経済的にも余裕があればこの問題は環境的な問題としては解決する。後の問題は、彼ら生態における管理者の認識と知識、経験の問題である。それは簡単に言えば、彼ら狼(犬)の世界に、管理者がどこまで介入出来るか?だ。いわばアルファの座を狼犬にするか、管理者かである。この問題は子つくり問題から話がずれるので、別の機会に。

あるいは別のオーナーを探すか。はっきりと言えるがそれは極めて難しい。はじめに言っておくと当然のことながら狼犬に限らずほとんどの動物が幸せに暮らせるのは、同じ種族の中だけである・・と思う。
どんなに飼い主が愛情を注いでも、同じ種族と暮らせる幸せにはかなわない・・・と思う。彼らは自分の意思ではなく、無理やり訳の分からぬままに連れてこられたのである。そして飼い主の愛情を信じ、そうした運命を忘れようとしてくれているのだと飼い主は考えなければならない。そして飼い主にも彼らのそうした
無償の愛に、人生の中で犠牲をはらって彼らを守らねばならない義務がある。俺もここでは書くことが出来ない犠牲を負って、彼らと暮らすことを選んだ。今の自分の環境は、彼らと暮らすことを選んだ結果として
今の環境がある。しかしこれは勿論、微塵の後悔もない。4年前、彼らを迎えることが出来た事に、誇りを感じているからだ。それに彼らを迎えるに際し、いろんな人の協力があってこそ今があるので、後悔などとんでもない話である。こうした覚悟をもてるオーナーと理解ある家族を探すのは難しい。そして彼らより上の立場に立てる人間を何人もおくのも難しい。

そして一番の問題が、彼らの子孫繁栄に対する純粋な本能とそのパワーである。彼らの子孫繁栄におけるパワーは凄まじく、ことごとく同姓を跳ね除けて、排除しようとする。

以上のように、彼らのような狼にごく近い者は虚勢手術を行うのが好ましいと考える。

ここで言っているのは、彼のような心も風貌も狼にごく近いものの事である。