【プレビュー】最終節 THE LAST MATCH

いやね。こんなに緊張感がある最終節を迎えると思いませんでしたよ。いやほんと。
プレイオフに絡むチームのほとんどが未だ結論を導けていないという熱い展開。
約半年にわたる、長いシーズンの結果がこの２試合で決まる訳です。ここで手を抜いたら後悔してもしきれない闘いが今日から始まる訳ですね。

昨シーズンのプレイオフが終わってから指折り数えて待ってたシーズンも後少しで終了です。今年は、44試合と今までより4試合増えたんだけどもやっぱりシーズンが終わりに近づくともっとみてたいなあと思ってしまいます。まあでも、どこかで区切りつけて先に進まないとね。

＜ＧＡＭＥ１＞　福岡VS琉球
気が付けば、３位大分と１ゲーム差までつめていた福岡。福岡の２勝、大分の２敗で逆転ワイルドカードゲーム進出です。対戦相手は、順位の決まった琉球で、しかもホーム戦。前回は沖縄で２勝上げているだけに連勝の確率はかなり高いです。が、琉球の場合チーム力が劣っている訳じゃなく、経験値の少なさで今の順位に甘んじている訳で、ちょっとでも隙があれば福岡が思わぬ敗戦を喰らってしまう可能性もあります。去年のJ1浦和みたいな例もあるわけだし。日程的には、東京VS大分の試合前に２試合を消化してしまうので、福岡としては２勝して結果を待ちたいところでしょうね。

＜GAME２＞埼玉VS富山
図らずも世間で言うところの消化試合になってしまった両チームですけど、集ってきたブースターにはそんなの関係ねえ話なので、全力のプレイを期待したいですね。両チームのブースターにとっては今シーズンの最終戦になるわけだし、次にブロンコス・グラウジーズの公式戦を見られるのは半年先になるわけだし。ブースターにキッチリ今シーズンを戦ってきた姿を目に焼き付けてもらいましょう。

＜GAME３＞仙台VS大阪
１０チーム中唯一プレイオフ進出を決めている仙台と、予想外に最終節を前に２位に沈んでいる大阪。今シーズンの大阪は、過去２シーズンと違って下位のチームとのゲームを結構取りこぼしてて、実は全チームから勝ち星を奪われてるという事態が発生しています。昨シーズンは下位４チームに負けた試合は１試合だけだったことを考えると、＃４４ワシントンの不在を差し引いても非常事態でしょう。まあ、ベンチメンバーをほとんど使わない大阪が後半苦労するだろう事はある程度予想できたことだけども。高松はベンチメンバーを粘り強く使い続けて、何とかゲームに使えるまでに育ててること考えるとね。気になって調べてみたけど、大阪のスタート５の出場時間は全出場時間の８５％。高松で６５％。他のチームも大体それ位って事を考えると、スタート５の依存率が異様に高いです。疲労はピークに達してるんじゃないでしょうか。とは言え、シーズン1位を奪還するには２勝が欲しいところ。１勝１敗だと、２位終了の可能性が非常に高くなります。
一方の仙台も、今年は１０人と言う少数精鋭体制で挑んでるだけにかなり疲労してるとは思いますが、最後のホームゲーム、対大阪の苦手意識を持たない為にも少なくても1勝1敗くらいで終わりたいところでしょう。

＜GAME4＞新潟VS高松
さて、新潟のホームゲームでは有りますが、ウエスト１位をもぎ取りたい高松と、ホームでのワイルドカードゲームをやりたい新潟のまさに意地と意地のぶつかり合いになりそうなこのゲーム。前回の対戦は開幕戦。正直、参考にならないでしょう。ただ、新潟はオフェンスの要＃４４スミスが怪我をして前３試合ほとんどゲームに出られてません。復調具合が気がかりです。＃２ウォーレンVS＃４４スミスが実現したら、これはまた凄い争いになりそうですね。

＜GAME５＞東京VS大分
いや、何も言わない。大分の都合なんて気にしてないでキッチリ二つ勝ってくれ。二つ勝てば、東京・代々木でのワイルドカードが実現する可能性は高いんだ。普通にやれば、２つ勝てる。
ええ、ワシャ祈るしか出来ないですからね。

ともかく・・・・最後にして一番熱い最終節、熱い試合を期待して週明けを待とう！