[第３節]VS仙台・・・ヘリコ！ヘリコ！！ヘリコ！！！

いやあ、始まりましたね。まあ、始まってはいたんですが、やっぱり有明での試合を見ないことには頭が開幕モードに入らない。パブロフの犬状態。困ったもんだ。

さてさて、一年ぶりの有明。相手はアパッチの宿敵仙台８９ERS。過去、幾度となく節目節目での戦いを繰り返してきた相手です。対戦成績はほぼ五分五分じゃなかろうか。（うろ覚え）

＜GAME１＞
TIPOFF直後から一気に畳み掛けるアパッチ。開始５分で１０点強の点差をつけて楽勝ムードかと思いきや、じわじわと点差をつめられる。あとは、終わるまで一進一退。最後は、何とか仙台がファウルゲームに持ち込んで勝利。
最初は、スティールからの速攻、速いトランジションからの攻めで仙台にパンチを入れたんですが、トランジションに対応されると突如攻めてが無くなります。去年と違ってポストにボールが入るようにはなったんですが、そこからの攻めがない。＃２１ニックと＃４アシュビーのローポストアタックも動きを読まれているせいか、なかなか点につながらない。であれば、外にさばいてシュートでいいんですが、さばく方向にガードが待ってないというか・・・困ったときのヘリコ様がこのゲームではすべて帳消しにしてくれました。ていうかですね、

ヘリコすげー

この一言ですね。一試合44得点は歴代2位タイ。外れないスリー、豪快なダンク、アリウープ。これだけで十分おなかいっぱいでした。

＜GAME2＞
この日も、一進一退の攻防。つかづ離れずで、第4Qまで進み最後はファウルゲームで得たフリースローを確実に決めた東京が10点差で勝利。＃４アシュビーが二日間とも微妙な感じでしたが、第4Q最後のボースハンドダンクは迫力満点でしたねー。このゲームでは、昨日抑えられてた＃１１康平も３Pあり、ドライブありで18点。＃８公作以外の全選手が出場しました。＃８公作は忘れ去られていたようですorz。めげずに頑張っておくれ。

他、仙台＃１３タッカー。かなり良いです。ミドルレンジのシュートの確率がかなり良く、フェイダウェイもうまい。202cm102kgの臥体を感じさせない素軽さで得点を量産していきました。デミオンの動きが速い版？要注意です。
＃１２佐藤も怖いシューターですね。今年は完全に３Pに特化して一皮むけた感があります（ソースは河北新報）。フリーと見るや思い切りのいいシュートを打ってきます。ここまで、３Pは13/25の52.5%。要注意です。
＃５４ホルムは幅があるセンターです。ゴール下での存在感は抜群ですね。＃２１ニック、＃４アシュビーともどちらかと言うと幅のないタイプの選手なのでリバウンドは相当苦戦してました。シュートはどうですかね、去年のワーティの方がちょっと上手いかな。今年の仙台のインサイドは、＃５４ホルムにかかってると言っても過言ではないですね。
＃４１バーバーはちょっと落第。誰のバックアップをやるにしても中途半端な感じでした。今、仙台の外国人に穴があるとすればここだな。
＃４志村にスタートを奪われた＃１７日下の調子が上がってこないのがちょっと心配です。

まあそんな感じで東京アパッチ２連勝

で、まあ色々と変わった有明でしたが個人的には６５点位かな。この２戦に関して言えば、７０００人を想定したオペレーションではなかったと思います。今年は、演出に関しては外注に出しているのですが、その社の社長のブログを見ると取り合いが微妙に出来てなかったのかなと。結局、陣頭指揮は誰が取るの？ってところがあやふやになってた感じですね。
ざっと振り返る。

良かった点
・入り口ゲート。さすがに本職の人がやると一味違います。

・ゲートを越えると、選手のフラッグがお出迎え。アイデアはグー。でも、場所悪くないですかね。ワシ、帰りに気がつきました。


あと一歩
・ゴール裏３階からの選手入場はまあまあ。インパクトはありましたね。でも、後２４試合あれやるの？リピーターさんは飽きるんじゃないだろうか。一見さんは喜ぶだろうけど、うまい落とし所をつけて欲しいですね。個人的には、去年以前の入場で問題ないと思います。

・アパッチガール。アイデアはいいと思いますよ。ただ、全然目立ってない。数も少ないから、一般客と完全に同化してました。２年目の樽ガール、あの位のカラーリングで、場内どこにいても分かるような形にして欲しいです。あとは、積極的に営業して欲しいですね。

だめ
・動線。これは、本当に残念。おそらく、次回からは２０００～４０００人規模の運営になると思いますので、問題は解消されると思うのですけど、今回来た約８０００の人の半分くらいが、いらいらしたんじゃないかと思います。特に、Ｓアパッチシートの入り口付近が激混み。入りと出の人のタイミングがドンピシャリで身動きが取れませんでした。あっちは混んでるからと思って、逆側からの入り口から入ろうとすると、ビジターシートの入り口なのね。聞けば入れてくれたのかもしれないけど、こういうのをいちいち聞くのってストレスなんですよね。何よりも、過去2年の経験を生かしてないところが本当に残念。
・トイレ。場内のトイレは激混みだったんですが、再入場口を利用して外に行くとガラガラ。ワシはラッキーにもそのトイレが発見できたんですが、あれだけ列つくってるんだから案内してあげればいいのに。まさか、存在を知らないってわけでもないでしょう。
・DJ。あのですね、ルールくらい覚えてきてください。何のために、ｂｊの審判がディレクション（ジャッジのポーズ）をはっきりと大きくしてるのかって言ったら、まさにそのDJ,MCさんのためなんですよね。もちろん客だって覚えれば今のジャッジが何だったのか分かるんですが、それを一見のお客さんに求めるのは酷ってものです。ファウルとバイオレーションを間違えるなんてもっての外。審判がグーで手を挙げたらファウル。パーで手を挙げたらバイオレーション。それくらい簡単でしょう。ワシらはバスケットの「雰囲気」を味わいに来てるわけじゃないんでよろしくたのんます。umeさんもあそこの席ではマイク要らないです。ワシらはバスケを見に来たんでMC合戦を見に行ったわけじゃないです。今シーズンこの方針で行くのなら二人仲良く酒でも酌交わしてですね、よろしくたのんます。
・モニター。小さすぎて全然見えない。位置が高すぎて、ワシの席からだとかなり見上げないとさっぱり。あれなら、高い金出して借りなくてもいいと思う。

まあざっとこんな感じ。

あとひとつ、コートで乾杯について。
ワシ的には、なくして良かったかなと思ってます。選手とブースターの距離が近いのって確かにｂｊの魅力なんですけど、なんかね、最近近すぎやしないかと。選手に顔を覚えてもらえればうれしいですけど、でもブースターと選手は「知り合い」でもましてや「友達」でも無いです。距離が近いことで何が問題かって言うと、最大の問題は選手の価値が下がるって事だと思ってます。親しみやすさが増えることで、消えていくのは畏敬の念。簡単に言うとオーラ。ひとつのサインにも有り難味が必要かなと。だから、コートの内外での壁ってのはワシは必要だと思います。ああいう場は、年に２回くらいあればいいかな。

さて、来週はあき。再来週は、絶好調の埼玉と所沢で今シーズン最初の首都圏ダービー。最低でも、１勝１敗欲しいですね。

GAME5　１１月１日　有明コロシアム
東京　８９－８４　仙台
GAME6　１１月２日　有明コロシアム
東京　９８－８８　仙台
３勝３敗（イースタン３位）　１１月３日現在