☆ 院政❗ ;
その初めな頃の、 ブリテン、への、
ノルマン征服❗ ;
歴史拾遺 ;
☆ 後冷泉天皇（ ごれいぜいてんのう 、
1025年 8月28日 〈 万寿2年 8月3日 〉-
1068年 5月22日 〈 治暦4年 4月19日 〉 、 は、 日本の第70代の天皇 ;
（ 在位: 1045年 2月5日
〈 寛徳2年 1月16日 〉-
1068年 5月22日 〈 治暦4年 4月19日 〉。 諱は、 親仁 （ ちかひと ） 陛下 。
後朱雀天皇の第一皇子。 母は、
藤原道長氏の女 ムスメ 、 な、
藤原嬉子女史 （ 贈 皇太后 ）。
紫式部の娘な、 大弐三位が、 乳母。
寛徳 2年 （ 1045年 ） 1月16日、
病床の先帝 （ 後朱雀天皇 ）から、譲位。
4月8日に、 即位。
明治元年から、 丁度で、
８百年前な、 治暦 4年 （ 1068年 ）、
の、 4月19日に、在位のまま、 崩御。
宝算 44 。
その治世下では、 荘園の増加により、
国家財政が、 危機的な状態にあり、
その整理が、 必要とされていた。
それらな、 荘園ら、への、 主たる領主が、
藤原頼通らな、 権門員ら、であった。
陛下は、 即位の早々の、 寛徳2年、及び、
天喜3年、 （ 1055年 ）、 に、
荘園整理令に着手するが、 結果的には、
権門への擁護策に終わる ;
（ 増加への抑制の成果については、
肯定的な見方もある ）。
頼通の娘な、 寛子女史を、 皇后とした。
頼通は、 一人娘の寛子女史からの、
皇子の誕生の望みをかけ、 その暁には、
皇太弟な、 尊仁親王 ;
（ 後三条帝 ）、と交代させようとして、
皇太弟を冷遇したが、遂に、
皇子は、 生まれなかった。
後冷泉帝の崩御により、 異母弟で、
藤原氏を直接の外戚としない、
後三条帝が即位することになる。
康平2年 （ 1059年 ）、に、
皇子は、 誕生したものの、 その母親が、
内裏女房で、 菅原氏の僧の娘だった、
影響か、 養子に出され、
後冷泉帝への乳母子で、 後に、
白河天皇への近臣となる、
高階為家氏への養子となって、
高階為行、 と名乗り、
一生を終えている。
☆ 院政 （ いんせい ）、 は、
天皇が、 皇位を後継者に譲って、
上皇 （ 太上天皇 ）、 となり、
政務を、 天皇に代わりに、 直に行う、
形態の、 政治のこと。
摂関政治が衰えた、平安時代の末期から、
鎌倉時代、すなわち、
武家政治が始まるまでの間に見られた、
政治の方針。
天皇が皇位を譲ると、 上皇となり、
上皇が出家すると、 法皇となる、
が、
上皇は、 「 院 」、 とも呼ばれたので、
院政❗ 、 という。
キリスト教暦での、 第千８６年に、
白河天皇が譲位して、
白河上皇となってから、
平家の滅亡の、 第千１８５年頃までの、
約 百年間 、を、 「 院政時代 」、
と、 呼ぶことがある。
「 院政 」、 という言葉自体は、
江戸時代に、 頼山陽氏が、
『 日本外史 』、 の中で、
こうした政治形態を、
「 政在上皇 」 、 として、
「 院政 」、 と表現し、
明治政府によって編纂された、
『 国史眼 』、が、 これを参照にして、
「 院政 」、 と称したことで、
広く、 知られるようになった、
と、 されている。
院政を布く上皇は、
天皇をも治める君主として、
『 治天の君 』、 とも、 呼ばれた。
本来は、 皇位は、 いわゆる、
終身制となっており、 皇位の継承は、
帝の崩御によってのみ行われていた。
皇極天皇、以降、 持統天皇、
・元正天皇、 ・聖武天皇、 などで、
皇位の生前での譲位が行われる様になった。
当時は、 皇位の継承が安定していなかった、
ため （ 大兄制 ） 、
譲位、 という、 帝の意思の表示により、
意中の皇子に、 皇位への継承させる、
ために、とられた、 方法、
と、 考えられている。
皇極・持統・元正は、 女帝であり、
皇位への継承者としての、
成人した男性の皇族員が現れるまでの、
中継ぎに過ぎなかった、
という、 事情があった。
聖武天皇に関しては、
国家プロジェクトであった、
東大寺への建立に専念するため、
という、 事情もあった。
これらが、 後年の院政への萌芽となる。
平安時代に入っても、嵯峨天皇や、
宇多天皇とか、 円融天皇、 などにも、
生前での譲位が見られる。
日本の律令の下では、 上皇は、
天皇と同等の権限を持つ、
と、 されていたため、 こうした、やや、
変則的な政体ですら、
制度の枠内で、 可能であった。
これらな、陛下らは、 退位の後も、
「 天皇家の家父長 」、 として、
若い帝を後見するとして、
国政に関与する事があった。
が、 当時はまだ、 この状態を、
常に維持するための、
政治的組織や、 財政的・軍事的、
裏付けが、 不十分であり、
平安時代の中期には、 幼く、
短命な天皇が多く、
十分な指導力を発揮するための、
若さと健康を保持した上皇が、
絶えて、久しかったために、
父系による、 この仕組みは、衰退していく。
代わりに、 帝への母系にあたる、
天皇の外祖父の地位を占めた、
藤原北家員ら、が、 天皇の、
職務・権利を代理・代行する、
摂関政治が、 隆盛していくことになる。
その頃の、 帝らや、
帝への候補員な、 皇族員ら、は、
母方の祖父の屋敷で、
祖父母らに育てられる、 ので、
馴染みの母方の身内員ら、と、相談して、
朝廷での、 政 マツリゴト 、を、成し行う、
事は、 帝らにとっても、 概ねで、
望ましい、 心地の良いものであった、
可能性も、ある。
だが、 治暦 4年 （ 1068年 ）、の、
後三条帝の即位は、 その状況に、
大きな変化をもたらした。
平安時代を通じて、 皇位の継承での、
安定性が、 大きな政治課題とされており、
皇統を、 一条天皇系へ統一する❗ 、
という、 流れの中で、
後三条帝が、即位することとなった。
後三条帝は、 宇多天皇以来の、
藤原北家 （ 摂関家 ）、を、
外戚に持たない、 170年ぶりの帝であり、
外戚の地位を、 権力の源泉としていた、
摂関政治が、ここに、
揺らぎ始めることとなる。
後三条帝の以前の天皇の多くも、
即位した直後に、 皇権の確立と、
律令の復興を企図して、
「 新政 」、 と称した、
一連の政策を企画し、実行していた、
が、 後三条天皇は、 外戚に、
摂関家を持たない、 強みも、背景として、
延久の荘園整理令 （ 1069年 ）、
などより、 積極的な政策の展開を行った。
延久 4年 （ 1072年 ） 、に、
後三条帝は、 その第一皇子な、 貞仁親王 ;
（ 白河天皇 ）、へ、 生前譲位したが、
その直後に、 病没してしまう。
このときに、 後三条帝は、
院政を開始する意図を持っていた、とする、
見解が、 慈円師により、 主張されて ;
（ 『 愚管抄 』 ） 、 以来、
北畠親房氏 （ 『 神皇正統記 』 ）、
新井白石氏 （ 『 読史余論 』 ）、
などにより、 主張されていたが、
摂関家を外戚に持たない、
実仁親王に、 皇位を継承させる、
ことによる、 皇権の拡大を意図し、
摂関政治への回帰を阻止したものであって、
院政への意図は、 なかった、 とする、
説が、 通説化している。
その一方で、 近年では、
宇多天皇が、 醍醐帝に譲位して、
法皇となった後に、
天皇の病に伴って、 実質な上での、
院政を成し行っていた事が、
明らかになった❗ 、 事や、
円融天皇が、 退位後に、 息子の、
一条帝が、 皇位を継ぐ、と、
政務を見ようとしたために、
その外祖父である、 摂政、な、
藤原兼家と対立していた、という、
説もあり、 院政の嚆矢を、
後三条帝よりも以前に見る説が、
有力となっている。
@ 白河院政❗ ;
次の白河天皇の母も、
御堂流の摂関家ではない、
閑院流の出身で、 中納言な、
藤原公成氏の娘で、 春宮大夫、な、
藤原能信氏への養女である、
女御、な、 藤原茂子女史であったため、
白河帝は、 関白を置いたが、
後三条天皇と同様に、 親政を行った。
白河天皇は、 応徳3年 （ 1086年 ）、に、
当時は、 8歳の善仁皇子 （ 堀河天皇 ）、
へ譲位し、 太上天皇 （ 上皇 ）、
となったが、 幼帝を後見するため、
白河院❗ 、 と称して、 引き続き、
政務に当たった。
一般的には、 これが、 院政の始まり❗、
である、と、 されている。
嘉承 2年 （ 1107年 ）、 に、
堀河天皇が没すると、 その皇子な、
（ 鳥羽天皇 ）、が、 4歳で即位し、
独自性が見られた、 堀河帝の時代より、
白河上皇は、 院政を強化することに、
成功した。
白河上皇の以後は、 院政を布いた、
上皇は、 治天の君、すなわち、
事実上の君主として、 君臨し、
天皇は、 「 まるで、 東宮 ;
（ 皇太子 ）、 のようだ 」、
と言われるようになった。
実際に、 院政が本格化すると、
皇太子を立てることが、 なくなっている。
白河天皇の本来の意志は、
自分の子による、 皇位への独占、 という、
意図があった。
白河天皇は、 御堂流員を、母親とし、
同じく、 御堂流員、 な、 藤原師実氏への、
養女な、 藤原賢子女史 ;
（ 御堂流とつながりがある、
村上源氏の、 中院流の出身 ） 、を、
中宮としており、 生前の後三条帝、
および、 反御堂流の貴族員ら、にとっては、
異母弟である、実仁親王、や、輔仁親王、
への、 譲位が、 望まれていた。
そうした中で、 白河天皇は、
我が子である、 善仁親王に皇位を譲る、
ことで、これらな、 弟らの、
皇位への継承を断念させる、意図があった。
これは、 再び、 御堂流員ら、を、
帝への外戚とする事であり、むしろ、
摂関政治への回帰につながる行動であった。
『 中右記 』、 などにおける、
朝廷内での、政策らの、
決定への過程において、
白河天皇が、 ある時期までは、
突出して、 政策を判断したことは、
少なく、 院政の開始期には、
摂政であった、 藤原師実氏と相談して、
政策な事らを遂行し、
堀河天皇の成人後は、
堀河帝と、関白な、 藤原師通氏が協議して、
政策を行って、 白河上皇に、
相談を行わないことすら、
珍しくなかった、 という。
これは、 当時の国政に関する情報らが、
帝への代理である、 摂関に集中する❗、
仕組となっており、
国政の情報らを独占していた、
摂関の政治力を、 上皇のそれが、
上回るような状況は、発生しなかった、
と、 考えられている。
が、 師通氏の急逝と、 若年で、
政治経験の乏しい藤原忠実氏の、
摂関職への継承に伴って、
摂関の政治力の低下と、
国政情報への独占の崩壊が、もたらされ、
堀河天皇は、 若い忠実氏ではなく、
父の白河上皇に、 相談相手を、
求めざるを得なかった。
更に、 その堀河天皇も、崩御して、
幼い鳥羽天皇が即位したために、
結果的に、 白河上皇による、
権力の集中が成立した、と、される。
一方で、 樋口健太郎氏は、
白河法皇の院政の前提として、
藤原彰子女史 （ 上東門院 ）、の、
存在があった、 と指摘する。
彼女は、 我が子である、 後一条帝を、
太皇太后 （ 後に、 女院 ）、 の、
立場から、 支え、 以後は、
白河天皇までの、 ５代の天皇にわたり、
天皇家の家長的な存在であった。
天皇の代理であった、 摂政は、
自己への任免を、 天皇の勅許で行う、
ことが、 できず ;
（ それを行うと、 結果的に、
摂政自身が、 自己の進退を判断する、
矛盾状態になる ） 、
摂関家の全盛期を築いた、
道長・頼通父子の、摂政の任免も、
彼女の令旨、 などの体裁で、
実施されていた。
師実氏は、 自己の権威づけのために、
自己の摂関への任免について、
道長氏の先例に倣って、 父院である、
白河上皇の関与を求め、
天皇の在位中の協調関係もあって、
上皇の行幸に、 公卿らを動員し、
院の御所への造営に、諸国所課を実施する、
などし、 その権限の強化に協力してきた。
また、 白河上皇も、 院庁の人事を、
師実氏に一任する、などし、
師実氏を、 国政の主導者として認める、
政策を採ってきた。
ところが、 師通・師実氏の、
相次ぐ、 急死によって、 遺されたのは、
師実氏が強化した、 白河上皇 （ 法皇 ）
の、 権威と、上東門院の先例を根拠とした、
白河上皇（ 法皇 ）、 による、
摂関の任命の人事、への、
関与の実績であり、 結果的には、
藤原忠実氏の摂政への任命をはじめとする、
「 治天の君 」、による、
摂関への任命を正当化する、
ことになってしまった。
直系員の相続による、皇位の継承は、
継承すべき男子が、 必ずしも、
確保できる訳ではなく、常に、
皇統の断絶の不安が、つきまとう。
逆に、 多くの皇子らが並立していても、
皇位への継承での紛争が絶えない、
こととなる。
院政の下では、 「 治天の君 」が、
次代や、次々代の天皇を指名できたので、
比ぶるに、安定した皇位の継承が実現でき、
皇位の継承に、「 治天の君 」、の、
意向を反映させることも、可能であった。
また、 外戚関係を媒介に、
摂政や関白として、 政務にあたる、
摂関政治と異なって、院政は、
直接的な、父権に基づくものであったため、
専制的な統治を可能としていた。
院政を布く、 上皇は、自己の、
政務機関として、 院庁を設置し、
院宣・院庁下文、 などの、
命令文書を発給した。
従来の学説では、 院庁において、
実際の政務が執られた、と、されていた、
が、 近年では、
非公式の私文書としての側面のある、
院宣を用いて、 朝廷に圧力をかけ、
院独自の側近を、 院の近臣として、
太政官内に送り込むことによって、
事実な上での、 指揮を執った、
とする、 見解が、 有力となっている。
これらな、 院の近臣らは、
上皇との個別の主従関係により、
出世し、 権勢を強めた。
また、 上皇の独自の軍事組織として、
『 北面武士 』、 を置く、 などし、
平氏員ら、を、 主とした、
武士勢力の登用を図ったため、
平氏権力の成長を促した。
そのため、 白河上皇による、
院政の開始をもって、
中世の起点とする事もある。
平安の後期以降に、 院政が定着した、
背景として、 財政面の理由、 が、
指摘されている。
公地公民制が、 実態として、
崩壊した、 この時期であっても、
法制な上では、 律令国家の長である、
天皇は、 荘園を私有できなかった。
このため、 寄進によって、
皇室領となった荘園を、
上皇が、所有・管理し、
国家財政を支えた❗ 、 という、
見解がある。
ただし、 院政の登場は、
摂政や関白の必要性を、
否定するものでは、なかった❗、
ことには、 注意を要する。
院 （ 上皇・法皇 ）、の、
内裏への、 立ち入りはできない、
慣例が、 依然として、 維持されている、
中で、
摂関は、 天皇の身近にあって、
これ補佐すると共に、
天皇と院とをつなぐ、 連絡役としての、
役割を担った。
そして、 長い院政の歴史の間には、
白河法皇と藤原忠実氏のように、
院が、 若い摂関を補佐する、
状況だけではなく、 反対に、
摂関が、 若い院を補佐する場面もあり、
院と摂関、ひいては、 天皇家と、
摂関家は、 王権を構成する、
相互補完的な関係性を成し続けもした。
白河上皇は、 鳥羽天皇の第一皇子な、
（ 崇徳帝 ）、を皇位につけた後に崩じ、
鳥羽上皇が、 院政を布くこととなった、
が、 鳥羽上皇は、 崇徳天皇を疎んじ、
第九皇子な、 近衛天皇 ;
（ 母、美福門院 ）、 へ皇位を継がせた ;
（ 近衛天皇の没後は、 その兄の、
後白河天皇 （ 母、待賢門院 ）、
が継いだ ） 。
そして、 保元元年 （ 1156年 ）、に、
鳥羽上皇が崩じた直後に、
崇徳上皇と後白河天皇との間で、
戦闘が起こり、後白河天皇が勝利した ;
（ 保元の乱❗ ）。
後白河天皇は、 保元3年 （ 1158年 ）、
に、 二条天皇へ譲位すると、
院政を開始した。
しかし、 皇統の正嫡としての意識の強い、
二条天皇は、
天皇による親政を志向しており、
後白河院政派、と、
二条親政派の対立が、もたらされた。
したがって、 二条天皇の時代は、
後白河院政は、 強固なものとは、
とうていに、 いえなかった。
しかし、 病を得た、 二条帝は、
永万元年 （ 1165年 ）、 の、
6月25日に、 幼い六条天皇に譲位、
7月28日には、 崩じてしまった。
ここで、 後白河院政には、
実質な上での、 内容が、もたらされた。
後白河院政期は、 平治の乱と、
平氏政権の隆盛、および、 その崩壊、
治承・寿永の乱の勃発、
源頼朝氏の鎌倉幕府の成立など、
武士が、一気に台頭する時代となった。
ただ、後白河法皇と、
平清盛氏とが対立し始めた後、
治承3年 （ 1179年 ）、の、
11月の、 治承三年の政変によって、
鳥羽殿に幽閉され、 後白河法皇は、
院政を停止されてしまった。
ここで、 一旦は、
高倉天皇の親政が成立するが、
高倉天皇は、 治承4年 （ 1180年 ）、
の、 2月に、 安徳天皇に譲位、
ここに、 高倉院政が成立した。
高倉院政下では、 福原への、
「 遷都 」、 などが行われたが、
もとから、 病弱であった、
高倉上皇は、 福原で、 病を得、
平安京に還御した直後の、 養和元年
（ 1181年 ）、 の、
1月14日に、 崩じてしまった。
まもなく、 清盛氏も世を去ったため、
清盛氏への後継者であった、
平宗盛氏は、 後白河院政を復活させた。
後白河院政の後は、その孫の、
後鳥羽上皇が、 院政を行った。
後鳥羽院は、 皇権の復興を企図して、
鎌倉幕府を倒そうとしたが、 失敗 ;
（ 承久の乱❗ ） 、
自身は、 流罪となった上に、
皇権の低下と、 朝廷に、
執権、な、 北条氏の介入を招いてしまった。
乱後に、 後堀河天皇が即位すると、
その父親である、 行助入道親王が、
例外的に、 皇位を経ずして、
院政を行う ; （ 後高倉院 ）、という、
事態も発生している。
院政は、 承久の乱以降も存続し、
公家政権の中枢として機能した。
特に、 乱以後に、 初めて、
本格的な院政を布いた、
後嵯峨院政期に、
院政諸制度が整備されている。
後嵯峨院は、 奏事 ;
（ 弁官や蔵人による奏上 ）、を取り次ぐ、
役職である、 伝奏の制度化、 そして、
院が、 評定衆とともに、 相論 ;
（ 訴訟 ） 、 への、 裁許に当たる、
院評定を確立し、
院政の機能らの強化に努めた。
院評定は、 当時の課題であった、
徳政 ;
≒ 借金や債務らの公式な棒引き ;
、 の興行のために、
訴訟の裁許を円滑化する役目を担った。
後嵯峨院以後の、 両統迭立期には、
実際の院政を行う、 治天の君は、
天皇への父 ; （ あるいは、
祖父・曾祖父 ） 、 であるべき、
必要性が、 特に、 強調されるようになる。
持明院統の伏見天皇が即位した際に、
実父である、 後深草 ゴフコーサ 院が、
院政を行うものとされ、
前の天皇である、 大覚寺統の、
後宇多院が、 これに抗議したものの、
顧みられず、 反対に、
後宇多院の子である、
後二条天皇が即位した際には、
同時に、 前の天皇である、
後伏見院の代で、 院政を行っていた、
伏見院の院政も停止されて、
後宇多院の院政が、開始されている。
この際に、 伏見院の皇子で、
後伏見院の弟にあたる、 富仁親王 ;
（ 後の花園天皇 ） 、が、
立太子された際に、
後伏見院への猶子とされ、
花園天皇の即位の後は、 当初は、
伏見院が、 院政を行ったものの、
正和2年 （ 1313年 ）、の、
10月17日に、 治天の君の位が、
後伏見院に譲られ ;
『 一代要記 』 、 4年後に、
伏見院が崩じた時には、 花園天皇は、
実父の崩御にもかかわらず、
祖父への喪の形式を採った ;
『 増鏡 』 。
これは、 本来は、 花園天皇の兄である、
後伏見院が、 同天皇の治世における、
治天の資格を得るために、
花園天皇と猶子関係を結んだために、
本来は、「 父と子 」、 の関係である、
伏見院と花園天皇の関係も、
「 祖父と孫 」、 の関係に擬制された、
ことによる。
建武の新政期には、 後醍醐天皇が、
親政を行い、 院政は、 一時期は、
中断したが、 数年の後に、
北朝による、 院政が復活した。
室町時代に入ってからも、
院政は、 継続したが、
永享 5年 （ 1433年 ）、に、
後小松院が崩御すると、 院政は、
事実な上での、 終焉を迎えた。
これ以降は、院政は、度々に、
執られたが、あくまで、
形式上の存在でしかなくなっていった。
次に、 上皇になった、 後花園院は、
譲位の後に、 程なく、
応仁の乱に巻き込まれ、
実質的な院政を、 ほとんど、
行う期間も無く、 崩御した。
その後は、 財務上の理由などから、
天皇の譲位自体が、
不可能な状況が続くことになる。
が、 院庁自体は、 廃止されず、
存続していたため、 江戸時代に入っても、
院政は、 残った。
江戸時代に入ると、
『 禁中並公家諸法度 』 、に基づいて、
江戸幕府の朝廷への介入は、 本格化した。
幕府は、 摂政・関白を中心とした、
朝廷秩序を求めた。
しかし、 後水尾上皇による、
院政が敷かれたため、 明正天皇が、
朝廷に於ける、 実権を持つことは、無く、
後水尾上皇に、 朝廷内の実権が集中した。
霊元上皇が院政を行うと、
親幕府派であった、 近衛基熙との間に、
確執を生んだ。
霊元院政の終了後に、
桜町天皇が、 上皇となって、
院政を行ったが、わずかに、 3年で崩御、
後桜町上皇は、 後桃園天皇、
・光格天皇が幼い時期には、
院政を行ったが、 光格天皇は、
成人後に、 親政を行っている。
光格天皇は、 その息子の、
仁孝天皇に譲位して、 院政を行ったが、
これが、 最後の院政である。
★ ノルマン征服 ;
英語: The Norman Conquest of England
、は、 千６６年、からの、
ノルマンディー公、の、 ギヨーム２世、
による、 イングランドへの征服を指す。
千６６年に、 ギヨーム２世は、
エドワード懺悔王の崩御に伴う、
後継者争いで、 王位への継承者たる、
自らをを主張❗ 、
ブリテン島に侵攻し、
ハロルド・ゴドウィンソンの勢力と、
戦いを繰り広げ、 最終的に、 これを、
ヘイスティングズの戦いで、討ち取り、
勝利した。
フランス王への臣下である、
ギヨーム２世は、 イングランド王、
ウィリアム１世として即位し、
ノルマン朝を開いた ;
（ ウェストミンスター寺院での、
戴冠式は、 同年の、 12月25日 ） 。
これにより、 イングランドは、
ノルマン人たちにより、 支配される。
イギリスの歴史において、現在に至るまで、
外国の勢力による侵攻・征服が成功した、
最後の事例だ。
ノルマン・コンクエストは、
イングランドの歴史の分水嶺となり、
デンマークの付近 ;
（ ゲルマン人の領域 ）、 の、 強い、
政治的・文化的影響から離れ、
ラテン系のフランスの、
政治性や文化性らが、 浸透していった。
なお、 北人を意味する、
ノルマンたちは、 イングランド人 ;
（ この場合は、 アングロ・サクソン人や、
デーン人を指す ） 、 と同様に、
ゲルマン系の民族らの一つ、 なので、
異民族、 というほどでもない。
ノルマン・コンクエストが、
比ぶる容易に進んだ、一因に、
双方が、 文化的に近かった❗ 、
という点が、 挙げられる。
イングランド、 以外の、
ウェールズ、と、 スコットランド、や、
アイルランドには、
ノルマン・コンクエストの支配・影響は、
あまり、 及ばなかった。
これらな、領域らは、 もとから、
ケルト人の勢力下にあり、
ゲルマン人の勢力下にはなかったので、
そういうことも、 一因となった、
ようだ。
ただし、 後になって、
これらな地域らで、
イングランドとの抗争や、
関係性、 なども発生する。
この抗争や関係性は、
ノルマン・コンクエスト自体によるもの、
ではなく、ノルマン・コンクエスト以後の、
出来事による。
第千年代な、 11世紀のイングランドは、
デーン人の王朝 ;
（ スヴェン1世・クヌート1世、 など ）
、 の後に、 ノルマンディー公国の、
支援を受けた、 アングロ・サクソン人の、
王朝の、 エドワード懺悔王が即位した。
彼は、 その統治の中で、
ノルマン人の貴族員を積極的に登用した、
が、これは、 デーン人たちとの影響力の、
脆いバランスの上に立ったものだった。
この不安定な状況が、後に、
外部の介入を招く伏線となった。
エドワード懺悔王には、
嗣子がいなかったので、 甥で、
異母兄の、 エドマンド2世の息子な、
エドワード・アシリングを、
あらかじめに、 後継者に迎えていたが、
彼が亡くなると、その幼い息子な、
エドガー・アシリングを後継者とした。
しかし、 第千６６年に、
エドワード懺悔王が亡くなると、
年少 （ 15歳前後 ） の、 エドガーは、
無視され、 代わりに、
王妃な、 エディス女史への兄で、
最大の勢力を持つ、 サクソン人の、
貴族であった、
ハロルド・ゴドウィンソン、 が、
サクソン諸侯会議によって、
王として選ばれた。
その後に、 紛糾が起こり、
ハロルドの弟な、 トスティは、
ノルウェー王の、 ハーラル3世と組んで、
王位を主張した。
一方で、 エドワード懺悔王の従甥である、
ノルマンディー公の、 ギヨーム2世は、
後継者に指名されていた、として、
王位への継承権を主張した。
さらに、 前に、 ハロルドが、
自分の後継を承認する誓い ;
（ 聖骨の誓い ） 、 をしており、
その即位は、 破誓であり、 無効だとし、
ローマ教皇アレクサンデル2世からの、
承認を得た。
かくして、 状況は、 更に紛糾し、
これを解決するのは、武力しかない、
という、 状況に陥った。
ハロルドの戴冠後の、 4月の末から、
5月の初頭にかけて、まず、
トスティが、 反旗を翻した。
彼は、 イングランドの南部を荒らした後で、
スコットランドに移り、
ハーラル3世と組んで、再び、
攻勢をしかけた。
一方で、 ギヨーム2世は、 配下の、
ノルマン公国の諸侯のみならず、
フランス中から、 領地を求める、
小貴族の次男以下を募って、 軍勢を作り、
ドーバー海峡を渡って、 9月22日に、
イングランドの南部な、
イースト・サセックスの、
ペパンゼイに上陸し、 侵攻を開始した。
ハロルドは、 北方と南方から、
挟まれる形になった。
9月25日に、 まず、 北方の、
トスティとハーラル3世が、攻勢をしかけた。
ハロルドの軍は、 激戦の末に、
これを撃破した❗ ;
（ スタンフォード・ブリッジの戦い ） 、
が、 戦力を消耗し、 疲弊した。
ギヨーム2世は、 9月の末から、
10月にかけて、 イングランドの、
南部を制圧していった。
優秀な騎兵や、相手の戦術ミスなどで、
ハロルドの軍を撃破し、 彼を討ち取った ;
（ ヘイスティングズの戦い❗ ）。
ギヨーム2世は、 さらに、 南部から、
北東部の各地に進撃した。
南部のサクソン諸侯は、
ハロルドの戦死後に、
エドガーを擁立して、 抵抗したが、
ギヨーム2世の攻勢を受けて、
王位を認めざるをえなくなった。
12月25日に、 ギヨーム2世は、
ウェストミンスター寺院で戴冠、
ウィリアム1世として即位した。
それ以前のイングランドは、
サクソン人や、デーン人の大諸侯 ;
（ earl ） 、 らが、 各地に割拠している、
状態だったが、 ウィリアム1世は、
イングランドの統一を推進した。
ノルマンディー式の封建制を取り入れて、
ヘイスティングズの戦い、などで、
戦死・追放した、 諸侯の領土を没収し、
配下の騎士たちに分け与えた。
さらに、 各州（ シャイア、shire ）、
に、 州長官 （ シェリフ ）、 を置いて、
王の支配を全土に及ぼした。
緩やかな支配に慣れていた、
サクソン諸侯は、当初は、
ハロルド2世の一族員や、
エドガー・アシリングをかついで、
各地で、 反乱を起こしたが、
各個に撃破された❗。
その後も、 第千７０年に、
デーン人、や、スコットランド王、 などの、
支援を受けて、 ヨークシャ一、などの、
北部で、 反乱が起きた。
所領を奪われた、 サクソン人や、
デーン人達は、
ロビン・フッドのモデルの1人といわれる、
ヘリワード・ザ・ウェイク氏を首領として、
ウォッシュ湾の近くのイーリ島に集結して、 抵抗したが、むなしく、鎮圧された
（ 1074年 ） 。 これ以降は、
イングランドは、 安定した。
エドガーは、 スコットランドに逃亡し、
その姉な、 マーガレット女史は、 後に、
スコットランド王の、
マルカム3世と結婚した。
2人の間の娘な、 イーディス
（ マティルダ ） 、 女史は、
後に、 サクソン人と、
ノルマン人、との、 融和の証として、
ヘンリー1世と結婚することになる。
ウィリアム1世は、 反乱諸侯らから、
領土を取り上げる、 と共に、
サクソン人の貴族員が、
後継ぎを無く、 死亡したり、
司教、や、 修道院長が亡くなると、
代わりに、 ノルマン人を指名したために、
日本で、 白河上皇による、
院政が始まった頃の、
第千８６年頃には、
サクソン人の貴族は、 わずかに、
２人になっていた。
また、カンタベリー大司教も、
サクソン人のスティガンド氏が、解任され、
イタリア人のランフランクス氏が、
就任しているが、 これは、
ローマ教皇の意向が、 働いており、
以降は、 イングランドにおける、
ローマ教会の影響力は、 強くなり、
ウィリアム2世の時代の、
イングランドにおける、
叙任権闘争につながっていく。
ノルマン・コンクエストとは、
ノルマン人の農員らが、大挙して、
イギリスへ襲来して、サクソン人の、
農員ら、が、 大挙して、 追放された、
ことでは、 ない。
サクソン人の領主らが、 追放されて、
ノルマン人の領主らが、 取って代わった、
だけにすぎない。
その意味で、ノルマン・コンクエストとは、
国民の全体から見れば、
ごく少数の、領主・貴族に限った、
征服だ、 とも言える。
当然ながら、民衆の中から、
古英語や、イングランド文化が、
消滅したわけでも、ない。
ただし、 古英語は、 ここから、
3世紀の間は、 支配者層の間で、
話されることは、なく、
庶民の間だけの言葉になった。
抗う文法学者も、いなくなった、
状態になったことにより、 英語は、
庶民の間で、 急速に簡素化されていく。
名詞の性別の消失、
語尾の複雑な変化の消失、 などは、
ノルマン・コンクエストの結果でもある。
さらに、英語は、 多くの、
フランス語・ラテン語の語彙を、
取り入れることで、
美しさも備えていくことになる。
ウィリアム1世の支配の下で、
サクソン人らは、 土地を奪われた。
サクソン人の一部は、
スコットランドや各地に逃亡し、
はるか、 東ローマ帝国に、
傭兵として雇われるものも、いた。
ウィリアム1世は、 所領を与える際に、
まとまった一地域を与える、代わりに、
各地の荘園 ; （ マナー manor ） 、
を、 分散して与えた。
征服が、少しずつに、 進んだことによる、
必然でもあるが、このために、
一地域を、 半独立的に支配する、
諸侯は、 生まれなかった ;
（ 王族員、 などに、 例外はある ） 。
諸侯は、 所領が分散しているため、
反乱を起こしにくく、 また、
支配地域の安定のために、
王の力に頼る、 必要があったため、
王権は、 最初から、 強かった❗ 。
一方で、 諸侯らは、 お互いに、
頼りあうことになるため、
王に対しても、 協力して、対抗しやすく、
後に、 マグナ・カルタや、
イングランド議会の発展につながる、
要因となっている。
また、 全国での検地を行い、
課税への基礎となる、 詳細な検地台帳 ;
（ ドゥームズデイ・ブック ） 、
を作り上げた。
当時の、 フランス、ドイツ、イタリアは、
大諸侯が割拠する、 封建制であり、
イングランドの体制は、 西欧で、
最も、中央集権化が進んでいた。
フランス王への封建臣下である、
ノルマンディー公が、 同時に、
イングランド王を兼ね、
フランス王より、 強大になった❗ 、
ことによる、 両者の争いは、
プランタジネット朝において、 さらに、
激しくなり、
百年戦争を引き起こす❗ 、
ことになる。
また、 それまでのイングランドでは、
スカンディナビア、ゲルマン文化の、
影響性が強かったが、
フランス文化が、 これに、取って代わる、
ことになり、 政治的にも、
フランスと深く関連することになる。
ウィリアム1世に従う、 北フランスの、
各地の、 貴族員たちは、 ひとまずは、
イングランドに定着したが、
その後は、 しだいに、
ウェールズ、や、 アイルランドの東南部、
とか、 スコットランドにも、
広がってゆき、
フランスの北西部と、 ブリテン諸島は、
北フランス文化圏に組み入れられる、
こととなった。
ノルマン人の子孫である、
ノルマンディーの貴族員たちは、
移住してから、 百年程度がたち、
風習、言語が、 ともに、
フランス化していたので、
イングランドでは、 それまでの、
テュートン系の、 古英語に代わり、
ノルマンディー方言 ;
（ ノルマン・フレンチ、
アングロ・フレンチ ） 、 を中心とする、
北フランスの言語が、
貴族社会の言語となった。
また、英語も、 これらの言語の影響性を、
強く受け、 中英語へと変化した。
例えば、 動物を示す英語と、
その肉を示す英語が異なる ;
（ ： 豚 - pig, swine / 豚肉 - pork;
牛 - cow, bull, ox / 牛肉 - beef;
羊 - sheep / 羊肉 - mutton 、 など ） 、
のは、
イングランドの被支配層が育てた、
動物の肉を、ノルマンディーからの、
支配層員ら、が、 食用としたために、
二重構造の言葉となったケースの、
典型、 と、 いわれている。
その他には、 yard 、と、 garden、
dove 、と、 pigeon 、 などの、
例が挙げられる。
このほかにも、文化的な語彙を中心に、
多くのフランス語が、 英語に流入した。
なお、 当時のフランス語では、
ch （ 多くラテン語の、 c /k/ に由来 ）
、 と書いて、 / tʃ / 、 と発音したが、
その後に、 転訛が進み、
現代フランス語では、 / ʃ / 、 となった。
当時の発音は、 英語の中に遺されている、
ということになる ;
（ 例： Charles 、は、 フランス語では、
シャルル❗ 、 英語では、
チャールズ 、 と読む ） 。
また、法廷や公文書なども、
フランス語で表記された。
これは、
日本では、 南北朝の争乱の頃の、
千３６２年に、
『 訴答手続規則 』 ;
The Statute of Pleading ; において、
英語を用いるように定められるまで、
続けられた。
☆ １８歳で、 軍の総長❗❓ ;
伝説の女戦士 ; 「 楯の乙女 」、
の、 顔が復元される❗ ;
Credit: National Geographic
point ;
伝説上の存在であった女戦士 ;
「 楯の乙女 」、の、 人骨を基に、
復元された、 顔の画像が公開される❗ ;
女性の年齢は、まだ、 １８か、
１９歳だったが、 隊をまとめる総長だった、
可能性もある❗ ;
スコットランド・ダンディー大学の、
研究チームにより、
「 楯の乙女 」、 と思われる、
人骨を基に、 顔の復元が行われました。
この女性は、 ９百年頃に戦死した、
ヴァイキングの女性。 なんと、 彼女は、
弱冠にして、 １８歳で、 軍の、
「 総長 」、 であった、
可能性もあるようです。
遺骨は、 千９百年に、
ノルウェーで発見され、 2017年の分析で、
女性のものであることが、
判明しています。
頭蓋骨は、 楯の上に、 寝かされており、
足元には、 馬の骨、 胴体は、
多くの剣や槍、斧、矢に囲まれていました。
そして、 頭蓋骨の額な部分には、
おそらく、 致命傷となった傷が、
刻まれており、 彼女が、 戦士として、
死んだことを示しています。
そのことから、研究チームは、 人骨が、
「 伝承な上に登場する、
楯の乙女のものではないか 」、
と、 推測しました。
また、 女性の年齢は、まだ、
18か、19歳頃でしたが、 戦士らしい、
強靭な顎を持っている❗ 、
ことが、 分かっています。
額の傷は、 剣による殴打❗ 、
と、 特定されましたが、
治癒した痕跡もあったため、
最終的な、 死因では、ない、ようです。
/Credit: ja.wikipedia
研究チームは、 「 この発見は、
ヴァイキングの戦士が、必ず、男、
という、 定説を覆すものだ 」
、と、 指摘します。
さらに、 この若き女戦士は、
屈強な男に混じって、
戦士に選ばれただけでなく、
隊をまとめる総長だった、
可能性もある、 と、 言います。
女性の人骨の隣には、当時は、
高位の軍人だけに貸与を許された、
「 チェス・ボード 」、 に相当する、
遺物が、共に、 埋葬されていた❗、
のです。
このボードは、 戦術や作戦を練る際に、
高位の軍人が使うものとして、
知られています。
確かに、 復元された精悍な顔は、
戦士としての力強さだけでなく、
理知的な聡明さも、たたえています。
まだ、 ２０歳にも満たない、
この女戦士は、一体に、
どのような人生を送ってきたのでしょうか。
「 楯の乙女 」、 の遺骨は、
今月の22日まで、 ノルウェーは、
オスロにある、
「 Museum of Cultural History 」、
に展示されています。
reference: livescience / written by
くらのすけ 記者 。
☆ 三橋貴明氏❗ ;
☆ カネには換算できない遺産
2019-12-01 08:10:55
テーマ：欧州経済
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年末特別講演会「京都大学大学院教授、元安倍内閣・内閣官房参与 藤井聡様」
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【MMT （現代貨幣理論）を学び、日本経済を展望する】
三橋TV第168回【民主制に国民国家は必須で、民主制と皇統は矛盾しない！】
英国ロンドンでまたもや痛ましいテロが発生しました。
『ロンドンで再びテロ、2人死亡 容疑者射殺、過激派と関連か
ロンドン中心部のロンドン橋で29日午後、刃物を持った男が通行人に切りつけ、2人が死亡、3人が負傷した。英警察はテロ事件と断定した。射殺された容疑者の男はイスラム過激派との関与も指摘される。金融街シティーに近い現場では2017年にも別のテロ事件が起きており、英当局の治安対策も問われそうだ。
英警察の発表によると、射殺された男は英中部に住むウスマン・カーン容疑者（28）。29日午後2時ごろ、ロンドン橋近くの建物で開かれていたイベント会場で参加者を切りつけた後、橋の上に移動したとみられる。カーン容疑者は爆弾のような物を身につけていたが、偽物だった。（後略）』
カーン容疑者は、２０１２年にロンドンの証券取引所を攻撃する計画を含むテロを計画したとして、有罪判決を受け、収監されていた人物です。カーン容疑者は１８年１２月に電子タグ着用を条件に釈放されていましたが、一年もたたずにロンドン橋で殺傷テロを起こしたわけです。
しかも、爆発に見えるものを装着していたため、警官としては射殺するしかなかったようです。
１２年に有罪判決を下したイギリスのウィルキー判事は、
「より深刻なジハーディスト」
と、カーン容疑者について評しています。
テロ事件を受け、イギリス政界は選挙活動を一時的に見合わせましたが、ブレグジット党が「保守党が勝った選挙区に候補者を立てない」と宣言した影響か、保守党がかなりリードしているようです。
調査会社ユーガブの予測モデルによると、保守党は１９８７年以来で最大の過半数を制する可能性があります。総選挙に勝利すると、イギリスの２０年１月末のブレグジットがほぼ確定することになります。
以前も書きましたが、２０１６年６月２３日の国民投票は、法的拘束力があるわけではありません。あくまで議会から国民への「お伺い」です。
今回の総選挙において、保守党は、
「ＥＵからの離脱に関連した法案の審議をクリスマス前に議会で始め、来年１月末には離脱を実現する（ジョンソン首相）」
と、ブレグジットを公約にしているため、保守党勝利の場合は「ブレグジットは英国民の付託を受けた」ことになります。
話は変わります。以前も書いたのかどうか、記憶が定かではないのですが、先日の訪英に際し、個人的に印象的だったのは、博物館に子供たちが集団で見学に来ていることです。つまりは、社会科見学ですね。
【歴史音声コンテンツ 経世史論】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※１１月５日から上島嘉郎先生と三橋貴明の対談「自虐史観はなぜ始まり、深刻化したのか」がご視聴頂けます。
日本の博物館でも普通の光景といえば、まあ、そうなのですが、博物館への子供たちの集団見学が実現するのは、いくつか条件があると思いました。
１．国家が「カネにならない」文化的な遺産や博物館であっても、伝統・歴史の保全といった観点から、予算を費やし、維持している。
２．子供たちに対する教育が重視され、「カネにならない」国家の文化、伝統、歴史を学ばせる価値について国民が共有している
３．子供たちを集団で移動させ、博物館で見学させても、治安上の問題はない
上記の一つでも成立しなくなると、「子供たちの博物館での集団見学」は実現しなくなります。
現在の日本は、カネ、カネ、カネ、ということで、緊縮財政が続いています。やがては、
「短期的にカネにならない博物館を維持するなど、ムダの極みだ！」
という声に負け、短期的利益を生み出さない（代わりに、国家が全力で維持しなければならない）文化的遺産や展示が消滅していくことになるでしょう。
２０１７年４月に、「外国人に対する文化財の説明や案内が不十分」という理由で、山本幸三地方創生担当相（当時）が、
「一番のがんは文化学芸員。この連中を一掃しないと駄目」
と、発言したのは、記憶に新しいところです。
２ですが、日本は教育支出までをも削減中です。しかも、子供たちの両親の所得水準が低下し、金銭的に「博物館を見学する余裕がない」状況に追い込まれる気がします。
そして、３ですが、露骨な書き方をすると、博物館を集団で社会科見学中の「子供たち」にテロリストを突っ込ませるほど、効果的なアピールはないのです。また、一度でもその手のテロが起きた日には、その後の子供たちは博物館を授業の一環として見学し、「教養」を身に着ける（厳密には「切っ掛け」をつかむ）機会が奪われることになります。
上記を考えると、子供たちの社会科見学を実現している日本やイギリスは、確かに「先進国」なのでしょう。
いや、先進国「だった」というのが正しい表現なのかもしれません。
特に、我が国の場合は財務省主導の緊縮財政思想がはびこり、政治家や国民が「カネ、カネ、カネ」になり、費用対効果だの、選択と集中だのばかりが叫ばれ（企業のリストラじゃないんだよ！）、短期的利益を生み出さない予算が次々にカットされていっています。
先日、日本政府が京都大学に対し、iPS備蓄事業に対する年間10億円の予算を打ち切る可能性を伝えたことが報じられました。こう言っては何ですが、ノーベル賞まで取った研究に、日本政府は年にわずか１０億円しか支出していませんでした。それすら、カット。
短期的にはカネにならない博物館の予算が消滅する日も、そう遠い日ではないでしょう。
などと書くと、今の日本政府は、山本幸三元大臣ではないですが、
「ならば、インバウンドで外国人観光客様を呼び込み、博物館をカネにすればいい」
と、狂いに狂った政策を推進しようとするわけですが、そもそも国家の文化、伝統、歴史を何だと思っているのでしょうか。
文化や伝統、歴史は、過去の先人が大切に我々に引き継いでくれた「カネには換算できない遺産」であり、失うことはもちろん、本来はビジネスの種にすることもはばかられる宝物なのです。
この手の「宝物」の価値を見誤り、「カネになる？ ならないの、あっそ。じゃあ、カット」とやっている我が国が、このまま存続できると思うほうがおかしいというものでしょう。
本当に大切なものが、何なのか。我々は今、地に足をつけて考え直さなければならないのです。
「本当に大切なもの」について考えて下さった方は、↓このリンクをクリックを！
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◆関連ブログ
日本経済復活の会のホームページはこちらです。
◆三橋貴明関連情報
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メルマガ「週刊三橋貴明～新世紀のビッグブラザーへ～」はこちらです。
☆ ガン細胞たちは、
ブドウ糖だけ、 を、
唯一の、主な、栄養分としてあり、
糖質を制限する事を含む、
ビタミン・ケトン療法は、
ガン細胞たちを兵糧攻めにする事でも、
ガン、の、あり得る度合を減らす事になる。
タンパク質たち、と、
ビタミン、たち、に、
ミネラル 、たち、を、 完全以上に、
飲み食いなどして、 摂取し続ける、 事が、
一部の人々を除いた、
ほとんどの人々の健康性を成し続ける、
代謝ら、を、
完全以上に、 成し続ける事に、 必要であり、
これら、を、 より、 欠いてしまう事は、
万病を引き起こす、 可能的な度合ら、を、
より、 余計に、 成す事を意味する。
☆ いずれにせよ、
日本人たちは、 より早くに、
日本人たちの足元の、 地下へ、
より、 どこからでも、
より、 速やかに、 落ちついて、
歩み降りてゆき得る、 避難経路ら、と、
より、 快適に住める、 避難所らとを、
作り拡げてゆく、
公共事業らを成す事により、
日本の、 財務省の役人ら、と、
与野党の、 主な政治家らとが、
英米のカネ貸しらの主張する事らを、
そのまま、自らもまた、
オウム返しにして、主張し、
実行もする事において、
日本政府の財政における 、緊縮 、
を、 繰り返し、 成す事を通して、
彼らへの、 主 アルジ の立場にある、
日本の主権者としてある、日本人たちへ、
物価だけではなく、
その労働らへの賃金らの水準へも、
より、 押し下げる向きへ圧力をかける、
要因らの系である、
デフレ不況性 、を、
押し付け続けて来てある、
その、 デフレ不況性 、を、
解消し去ってゆく、 と共に、
日本人たちの防衛性の度合いを、
飛躍的にも高めてゆくべき、
ぎりぎりの状況にも、 ある 。
地上を襲い、 地上をおおい得る、
あり得る、 災害らへ対して、
地上に、 避難所らや、
避難経路らを設定して、
日本の主権者たちを、
それらへ誘導する事は、
人食い虎どもの住む、 密林へ、
わざわざ、 人々を誘導する事に類する、
行為であり、
日本の主権者としてある、
日本人たちの一般 、へ対して、
個々の日本国民においても、
執事なり、 召し使いなりの立場にある、
公務員などの、 者らにおいても、
成す事が、 許されない 、
行為なり、 態度なり、 であり、
日本人たちの一般の、 あり得る、
福利ら、を、 より、 能くも、
最大限にも、 成す事を、 約束して、
日本の社会に、 存在し、 存続する事を、
日本国民たちの一般から、 許されてある、
筋合いにある者としての、 義務 、 に、
違反性を成す、 行為であり、
それが、 作為型では、 無く 、
無知性と痴愚性とにもよる、
不作為型の、 行為なり、 態度なり、
であっても、
それへの責めを負うべき、 筋合いを、
その主らの側に、 成すものである事に、
変わりは、 無い。
その初めな頃の、 ブリテン、への、
ノルマン征服❗ ;
歴史拾遺 ;
☆ 後冷泉天皇（ ごれいぜいてんのう 、
1025年 8月28日 〈 万寿2年 8月3日 〉-
1068年 5月22日 〈 治暦4年 4月19日 〉 、 は、 日本の第70代の天皇 ;
（ 在位: 1045年 2月5日
〈 寛徳2年 1月16日 〉-
1068年 5月22日 〈 治暦4年 4月19日 〉。 諱は、 親仁 （ ちかひと ） 陛下 。
後朱雀天皇の第一皇子。 母は、
藤原道長氏の女 ムスメ 、 な、
藤原嬉子女史 （ 贈 皇太后 ）。
紫式部の娘な、 大弐三位が、 乳母。
寛徳 2年 （ 1045年 ） 1月16日、
病床の先帝 （ 後朱雀天皇 ）から、譲位。
4月8日に、 即位。
明治元年から、 丁度で、
８百年前な、 治暦 4年 （ 1068年 ）、
の、 4月19日に、在位のまま、 崩御。
宝算 44 。
その治世下では、 荘園の増加により、
国家財政が、 危機的な状態にあり、
その整理が、 必要とされていた。
それらな、 荘園ら、への、 主たる領主が、
藤原頼通らな、 権門員ら、であった。
陛下は、 即位の早々の、 寛徳2年、及び、
天喜3年、 （ 1055年 ）、 に、
荘園整理令に着手するが、 結果的には、
権門への擁護策に終わる ;
（ 増加への抑制の成果については、
肯定的な見方もある ）。
頼通の娘な、 寛子女史を、 皇后とした。
頼通は、 一人娘の寛子女史からの、
皇子の誕生の望みをかけ、 その暁には、
皇太弟な、 尊仁親王 ;
（ 後三条帝 ）、と交代させようとして、
皇太弟を冷遇したが、遂に、
皇子は、 生まれなかった。
後冷泉帝の崩御により、 異母弟で、
藤原氏を直接の外戚としない、
後三条帝が即位することになる。
康平2年 （ 1059年 ）、に、
皇子は、 誕生したものの、 その母親が、
内裏女房で、 菅原氏の僧の娘だった、
影響か、 養子に出され、
後冷泉帝への乳母子で、 後に、
白河天皇への近臣となる、
高階為家氏への養子となって、
高階為行、 と名乗り、
一生を終えている。
☆ 院政 （ いんせい ）、 は、
天皇が、 皇位を後継者に譲って、
上皇 （ 太上天皇 ）、 となり、
政務を、 天皇に代わりに、 直に行う、
形態の、 政治のこと。
摂関政治が衰えた、平安時代の末期から、
鎌倉時代、すなわち、
武家政治が始まるまでの間に見られた、
政治の方針。
天皇が皇位を譲ると、 上皇となり、
上皇が出家すると、 法皇となる、
が、
上皇は、 「 院 」、 とも呼ばれたので、
院政❗ 、 という。
キリスト教暦での、 第千８６年に、
白河天皇が譲位して、
白河上皇となってから、
平家の滅亡の、 第千１８５年頃までの、
約 百年間 、を、 「 院政時代 」、
と、 呼ぶことがある。
「 院政 」、 という言葉自体は、
江戸時代に、 頼山陽氏が、
『 日本外史 』、 の中で、
こうした政治形態を、
「 政在上皇 」 、 として、
「 院政 」、 と表現し、
明治政府によって編纂された、
『 国史眼 』、が、 これを参照にして、
「 院政 」、 と称したことで、
広く、 知られるようになった、
と、 されている。
院政を布く上皇は、
天皇をも治める君主として、
『 治天の君 』、 とも、 呼ばれた。
本来は、 皇位は、 いわゆる、
終身制となっており、 皇位の継承は、
帝の崩御によってのみ行われていた。
皇極天皇、以降、 持統天皇、
・元正天皇、 ・聖武天皇、 などで、
皇位の生前での譲位が行われる様になった。
当時は、 皇位の継承が安定していなかった、
ため （ 大兄制 ） 、
譲位、 という、 帝の意思の表示により、
意中の皇子に、 皇位への継承させる、
ために、とられた、 方法、
と、 考えられている。
皇極・持統・元正は、 女帝であり、
皇位への継承者としての、
成人した男性の皇族員が現れるまでの、
中継ぎに過ぎなかった、
という、 事情があった。
聖武天皇に関しては、
国家プロジェクトであった、
東大寺への建立に専念するため、
という、 事情もあった。
これらが、 後年の院政への萌芽となる。
平安時代に入っても、嵯峨天皇や、
宇多天皇とか、 円融天皇、 などにも、
生前での譲位が見られる。
日本の律令の下では、 上皇は、
天皇と同等の権限を持つ、
と、 されていたため、 こうした、やや、
変則的な政体ですら、
制度の枠内で、 可能であった。
これらな、陛下らは、 退位の後も、
「 天皇家の家父長 」、 として、
若い帝を後見するとして、
国政に関与する事があった。
が、 当時はまだ、 この状態を、
常に維持するための、
政治的組織や、 財政的・軍事的、
裏付けが、 不十分であり、
平安時代の中期には、 幼く、
短命な天皇が多く、
十分な指導力を発揮するための、
若さと健康を保持した上皇が、
絶えて、久しかったために、
父系による、 この仕組みは、衰退していく。
代わりに、 帝への母系にあたる、
天皇の外祖父の地位を占めた、
藤原北家員ら、が、 天皇の、
職務・権利を代理・代行する、
摂関政治が、 隆盛していくことになる。
その頃の、 帝らや、
帝への候補員な、 皇族員ら、は、
母方の祖父の屋敷で、
祖父母らに育てられる、 ので、
馴染みの母方の身内員ら、と、相談して、
朝廷での、 政 マツリゴト 、を、成し行う、
事は、 帝らにとっても、 概ねで、
望ましい、 心地の良いものであった、
可能性も、ある。
だが、 治暦 4年 （ 1068年 ）、の、
後三条帝の即位は、 その状況に、
大きな変化をもたらした。
平安時代を通じて、 皇位の継承での、
安定性が、 大きな政治課題とされており、
皇統を、 一条天皇系へ統一する❗ 、
という、 流れの中で、
後三条帝が、即位することとなった。
後三条帝は、 宇多天皇以来の、
藤原北家 （ 摂関家 ）、を、
外戚に持たない、 170年ぶりの帝であり、
外戚の地位を、 権力の源泉としていた、
摂関政治が、ここに、
揺らぎ始めることとなる。
後三条帝の以前の天皇の多くも、
即位した直後に、 皇権の確立と、
律令の復興を企図して、
「 新政 」、 と称した、
一連の政策を企画し、実行していた、
が、 後三条天皇は、 外戚に、
摂関家を持たない、 強みも、背景として、
延久の荘園整理令 （ 1069年 ）、
などより、 積極的な政策の展開を行った。
延久 4年 （ 1072年 ） 、に、
後三条帝は、 その第一皇子な、 貞仁親王 ;
（ 白河天皇 ）、へ、 生前譲位したが、
その直後に、 病没してしまう。
このときに、 後三条帝は、
院政を開始する意図を持っていた、とする、
見解が、 慈円師により、 主張されて ;
（ 『 愚管抄 』 ） 、 以来、
北畠親房氏 （ 『 神皇正統記 』 ）、
新井白石氏 （ 『 読史余論 』 ）、
などにより、 主張されていたが、
摂関家を外戚に持たない、
実仁親王に、 皇位を継承させる、
ことによる、 皇権の拡大を意図し、
摂関政治への回帰を阻止したものであって、
院政への意図は、 なかった、 とする、
説が、 通説化している。
その一方で、 近年では、
宇多天皇が、 醍醐帝に譲位して、
法皇となった後に、
天皇の病に伴って、 実質な上での、
院政を成し行っていた事が、
明らかになった❗ 、 事や、
円融天皇が、 退位後に、 息子の、
一条帝が、 皇位を継ぐ、と、
政務を見ようとしたために、
その外祖父である、 摂政、な、
藤原兼家と対立していた、という、
説もあり、 院政の嚆矢を、
後三条帝よりも以前に見る説が、
有力となっている。
@ 白河院政❗ ;
次の白河天皇の母も、
御堂流の摂関家ではない、
閑院流の出身で、 中納言な、
藤原公成氏の娘で、 春宮大夫、な、
藤原能信氏への養女である、
女御、な、 藤原茂子女史であったため、
白河帝は、 関白を置いたが、
後三条天皇と同様に、 親政を行った。
白河天皇は、 応徳3年 （ 1086年 ）、に、
当時は、 8歳の善仁皇子 （ 堀河天皇 ）、
へ譲位し、 太上天皇 （ 上皇 ）、
となったが、 幼帝を後見するため、
白河院❗ 、 と称して、 引き続き、
政務に当たった。
一般的には、 これが、 院政の始まり❗、
である、と、 されている。
嘉承 2年 （ 1107年 ）、 に、
堀河天皇が没すると、 その皇子な、
（ 鳥羽天皇 ）、が、 4歳で即位し、
独自性が見られた、 堀河帝の時代より、
白河上皇は、 院政を強化することに、
成功した。
白河上皇の以後は、 院政を布いた、
上皇は、 治天の君、すなわち、
事実上の君主として、 君臨し、
天皇は、 「 まるで、 東宮 ;
（ 皇太子 ）、 のようだ 」、
と言われるようになった。
実際に、 院政が本格化すると、
皇太子を立てることが、 なくなっている。
白河天皇の本来の意志は、
自分の子による、 皇位への独占、 という、
意図があった。
白河天皇は、 御堂流員を、母親とし、
同じく、 御堂流員、 な、 藤原師実氏への、
養女な、 藤原賢子女史 ;
（ 御堂流とつながりがある、
村上源氏の、 中院流の出身 ） 、を、
中宮としており、 生前の後三条帝、
および、 反御堂流の貴族員ら、にとっては、
異母弟である、実仁親王、や、輔仁親王、
への、 譲位が、 望まれていた。
そうした中で、 白河天皇は、
我が子である、 善仁親王に皇位を譲る、
ことで、これらな、 弟らの、
皇位への継承を断念させる、意図があった。
これは、 再び、 御堂流員ら、を、
帝への外戚とする事であり、むしろ、
摂関政治への回帰につながる行動であった。
『 中右記 』、 などにおける、
朝廷内での、政策らの、
決定への過程において、
白河天皇が、 ある時期までは、
突出して、 政策を判断したことは、
少なく、 院政の開始期には、
摂政であった、 藤原師実氏と相談して、
政策な事らを遂行し、
堀河天皇の成人後は、
堀河帝と、関白な、 藤原師通氏が協議して、
政策を行って、 白河上皇に、
相談を行わないことすら、
珍しくなかった、 という。
これは、 当時の国政に関する情報らが、
帝への代理である、 摂関に集中する❗、
仕組となっており、
国政の情報らを独占していた、
摂関の政治力を、 上皇のそれが、
上回るような状況は、発生しなかった、
と、 考えられている。
が、 師通氏の急逝と、 若年で、
政治経験の乏しい藤原忠実氏の、
摂関職への継承に伴って、
摂関の政治力の低下と、
国政情報への独占の崩壊が、もたらされ、
堀河天皇は、 若い忠実氏ではなく、
父の白河上皇に、 相談相手を、
求めざるを得なかった。
更に、 その堀河天皇も、崩御して、
幼い鳥羽天皇が即位したために、
結果的に、 白河上皇による、
権力の集中が成立した、と、される。
一方で、 樋口健太郎氏は、
白河法皇の院政の前提として、
藤原彰子女史 （ 上東門院 ）、の、
存在があった、 と指摘する。
彼女は、 我が子である、 後一条帝を、
太皇太后 （ 後に、 女院 ）、 の、
立場から、 支え、 以後は、
白河天皇までの、 ５代の天皇にわたり、
天皇家の家長的な存在であった。
天皇の代理であった、 摂政は、
自己への任免を、 天皇の勅許で行う、
ことが、 できず ;
（ それを行うと、 結果的に、
摂政自身が、 自己の進退を判断する、
矛盾状態になる ） 、
摂関家の全盛期を築いた、
道長・頼通父子の、摂政の任免も、
彼女の令旨、 などの体裁で、
実施されていた。
師実氏は、 自己の権威づけのために、
自己の摂関への任免について、
道長氏の先例に倣って、 父院である、
白河上皇の関与を求め、
天皇の在位中の協調関係もあって、
上皇の行幸に、 公卿らを動員し、
院の御所への造営に、諸国所課を実施する、
などし、 その権限の強化に協力してきた。
また、 白河上皇も、 院庁の人事を、
師実氏に一任する、などし、
師実氏を、 国政の主導者として認める、
政策を採ってきた。
ところが、 師通・師実氏の、
相次ぐ、 急死によって、 遺されたのは、
師実氏が強化した、 白河上皇 （ 法皇 ）
の、 権威と、上東門院の先例を根拠とした、
白河上皇（ 法皇 ）、 による、
摂関の任命の人事、への、
関与の実績であり、 結果的には、
藤原忠実氏の摂政への任命をはじめとする、
「 治天の君 」、による、
摂関への任命を正当化する、
ことになってしまった。
直系員の相続による、皇位の継承は、
継承すべき男子が、 必ずしも、
確保できる訳ではなく、常に、
皇統の断絶の不安が、つきまとう。
逆に、 多くの皇子らが並立していても、
皇位への継承での紛争が絶えない、
こととなる。
院政の下では、 「 治天の君 」が、
次代や、次々代の天皇を指名できたので、
比ぶるに、安定した皇位の継承が実現でき、
皇位の継承に、「 治天の君 」、の、
意向を反映させることも、可能であった。
また、 外戚関係を媒介に、
摂政や関白として、 政務にあたる、
摂関政治と異なって、院政は、
直接的な、父権に基づくものであったため、
専制的な統治を可能としていた。
院政を布く、 上皇は、自己の、
政務機関として、 院庁を設置し、
院宣・院庁下文、 などの、
命令文書を発給した。
従来の学説では、 院庁において、
実際の政務が執られた、と、されていた、
が、 近年では、
非公式の私文書としての側面のある、
院宣を用いて、 朝廷に圧力をかけ、
院独自の側近を、 院の近臣として、
太政官内に送り込むことによって、
事実な上での、 指揮を執った、
とする、 見解が、 有力となっている。
これらな、 院の近臣らは、
上皇との個別の主従関係により、
出世し、 権勢を強めた。
また、 上皇の独自の軍事組織として、
『 北面武士 』、 を置く、 などし、
平氏員ら、を、 主とした、
武士勢力の登用を図ったため、
平氏権力の成長を促した。
そのため、 白河上皇による、
院政の開始をもって、
中世の起点とする事もある。
平安の後期以降に、 院政が定着した、
背景として、 財政面の理由、 が、
指摘されている。
公地公民制が、 実態として、
崩壊した、 この時期であっても、
法制な上では、 律令国家の長である、
天皇は、 荘園を私有できなかった。
このため、 寄進によって、
皇室領となった荘園を、
上皇が、所有・管理し、
国家財政を支えた❗ 、 という、
見解がある。
ただし、 院政の登場は、
摂政や関白の必要性を、
否定するものでは、なかった❗、
ことには、 注意を要する。
院 （ 上皇・法皇 ）、の、
内裏への、 立ち入りはできない、
慣例が、 依然として、 維持されている、
中で、
摂関は、 天皇の身近にあって、
これ補佐すると共に、
天皇と院とをつなぐ、 連絡役としての、
役割を担った。
そして、 長い院政の歴史の間には、
白河法皇と藤原忠実氏のように、
院が、 若い摂関を補佐する、
状況だけではなく、 反対に、
摂関が、 若い院を補佐する場面もあり、
院と摂関、ひいては、 天皇家と、
摂関家は、 王権を構成する、
相互補完的な関係性を成し続けもした。
白河上皇は、 鳥羽天皇の第一皇子な、
（ 崇徳帝 ）、を皇位につけた後に崩じ、
鳥羽上皇が、 院政を布くこととなった、
が、 鳥羽上皇は、 崇徳天皇を疎んじ、
第九皇子な、 近衛天皇 ;
（ 母、美福門院 ）、 へ皇位を継がせた ;
（ 近衛天皇の没後は、 その兄の、
後白河天皇 （ 母、待賢門院 ）、
が継いだ ） 。
そして、 保元元年 （ 1156年 ）、に、
鳥羽上皇が崩じた直後に、
崇徳上皇と後白河天皇との間で、
戦闘が起こり、後白河天皇が勝利した ;
（ 保元の乱❗ ）。
後白河天皇は、 保元3年 （ 1158年 ）、
に、 二条天皇へ譲位すると、
院政を開始した。
しかし、 皇統の正嫡としての意識の強い、
二条天皇は、
天皇による親政を志向しており、
後白河院政派、と、
二条親政派の対立が、もたらされた。
したがって、 二条天皇の時代は、
後白河院政は、 強固なものとは、
とうていに、 いえなかった。
しかし、 病を得た、 二条帝は、
永万元年 （ 1165年 ）、 の、
6月25日に、 幼い六条天皇に譲位、
7月28日には、 崩じてしまった。
ここで、 後白河院政には、
実質な上での、 内容が、もたらされた。
後白河院政期は、 平治の乱と、
平氏政権の隆盛、および、 その崩壊、
治承・寿永の乱の勃発、
源頼朝氏の鎌倉幕府の成立など、
武士が、一気に台頭する時代となった。
ただ、後白河法皇と、
平清盛氏とが対立し始めた後、
治承3年 （ 1179年 ）、の、
11月の、 治承三年の政変によって、
鳥羽殿に幽閉され、 後白河法皇は、
院政を停止されてしまった。
ここで、 一旦は、
高倉天皇の親政が成立するが、
高倉天皇は、 治承4年 （ 1180年 ）、
の、 2月に、 安徳天皇に譲位、
ここに、 高倉院政が成立した。
高倉院政下では、 福原への、
「 遷都 」、 などが行われたが、
もとから、 病弱であった、
高倉上皇は、 福原で、 病を得、
平安京に還御した直後の、 養和元年
（ 1181年 ）、 の、
1月14日に、 崩じてしまった。
まもなく、 清盛氏も世を去ったため、
清盛氏への後継者であった、
平宗盛氏は、 後白河院政を復活させた。
後白河院政の後は、その孫の、
後鳥羽上皇が、 院政を行った。
後鳥羽院は、 皇権の復興を企図して、
鎌倉幕府を倒そうとしたが、 失敗 ;
（ 承久の乱❗ ） 、
自身は、 流罪となった上に、
皇権の低下と、 朝廷に、
執権、な、 北条氏の介入を招いてしまった。
乱後に、 後堀河天皇が即位すると、
その父親である、 行助入道親王が、
例外的に、 皇位を経ずして、
院政を行う ; （ 後高倉院 ）、という、
事態も発生している。
院政は、 承久の乱以降も存続し、
公家政権の中枢として機能した。
特に、 乱以後に、 初めて、
本格的な院政を布いた、
後嵯峨院政期に、
院政諸制度が整備されている。
後嵯峨院は、 奏事 ;
（ 弁官や蔵人による奏上 ）、を取り次ぐ、
役職である、 伝奏の制度化、 そして、
院が、 評定衆とともに、 相論 ;
（ 訴訟 ） 、 への、 裁許に当たる、
院評定を確立し、
院政の機能らの強化に努めた。
院評定は、 当時の課題であった、
徳政 ;
≒ 借金や債務らの公式な棒引き ;
、 の興行のために、
訴訟の裁許を円滑化する役目を担った。
後嵯峨院以後の、 両統迭立期には、
実際の院政を行う、 治天の君は、
天皇への父 ; （ あるいは、
祖父・曾祖父 ） 、 であるべき、
必要性が、 特に、 強調されるようになる。
持明院統の伏見天皇が即位した際に、
実父である、 後深草 ゴフコーサ 院が、
院政を行うものとされ、
前の天皇である、 大覚寺統の、
後宇多院が、 これに抗議したものの、
顧みられず、 反対に、
後宇多院の子である、
後二条天皇が即位した際には、
同時に、 前の天皇である、
後伏見院の代で、 院政を行っていた、
伏見院の院政も停止されて、
後宇多院の院政が、開始されている。
この際に、 伏見院の皇子で、
後伏見院の弟にあたる、 富仁親王 ;
（ 後の花園天皇 ） 、が、
立太子された際に、
後伏見院への猶子とされ、
花園天皇の即位の後は、 当初は、
伏見院が、 院政を行ったものの、
正和2年 （ 1313年 ）、の、
10月17日に、 治天の君の位が、
後伏見院に譲られ ;
『 一代要記 』 、 4年後に、
伏見院が崩じた時には、 花園天皇は、
実父の崩御にもかかわらず、
祖父への喪の形式を採った ;
『 増鏡 』 。
これは、 本来は、 花園天皇の兄である、
後伏見院が、 同天皇の治世における、
治天の資格を得るために、
花園天皇と猶子関係を結んだために、
本来は、「 父と子 」、 の関係である、
伏見院と花園天皇の関係も、
「 祖父と孫 」、 の関係に擬制された、
ことによる。
建武の新政期には、 後醍醐天皇が、
親政を行い、 院政は、 一時期は、
中断したが、 数年の後に、
北朝による、 院政が復活した。
室町時代に入ってからも、
院政は、 継続したが、
永享 5年 （ 1433年 ）、に、
後小松院が崩御すると、 院政は、
事実な上での、 終焉を迎えた。
これ以降は、院政は、度々に、
執られたが、あくまで、
形式上の存在でしかなくなっていった。
次に、 上皇になった、 後花園院は、
譲位の後に、 程なく、
応仁の乱に巻き込まれ、
実質的な院政を、 ほとんど、
行う期間も無く、 崩御した。
その後は、 財務上の理由などから、
天皇の譲位自体が、
不可能な状況が続くことになる。
が、 院庁自体は、 廃止されず、
存続していたため、 江戸時代に入っても、
院政は、 残った。
江戸時代に入ると、
『 禁中並公家諸法度 』 、に基づいて、
江戸幕府の朝廷への介入は、 本格化した。
幕府は、 摂政・関白を中心とした、
朝廷秩序を求めた。
しかし、 後水尾上皇による、
院政が敷かれたため、 明正天皇が、
朝廷に於ける、 実権を持つことは、無く、
後水尾上皇に、 朝廷内の実権が集中した。
霊元上皇が院政を行うと、
親幕府派であった、 近衛基熙との間に、
確執を生んだ。
霊元院政の終了後に、
桜町天皇が、 上皇となって、
院政を行ったが、わずかに、 3年で崩御、
後桜町上皇は、 後桃園天皇、
・光格天皇が幼い時期には、
院政を行ったが、 光格天皇は、
成人後に、 親政を行っている。
光格天皇は、 その息子の、
仁孝天皇に譲位して、 院政を行ったが、
これが、 最後の院政である。
★ ノルマン征服 ;
英語: The Norman Conquest of England
、は、 千６６年、からの、
ノルマンディー公、の、 ギヨーム２世、
による、 イングランドへの征服を指す。
千６６年に、 ギヨーム２世は、
エドワード懺悔王の崩御に伴う、
後継者争いで、 王位への継承者たる、
自らをを主張❗ 、
ブリテン島に侵攻し、
ハロルド・ゴドウィンソンの勢力と、
戦いを繰り広げ、 最終的に、 これを、
ヘイスティングズの戦いで、討ち取り、
勝利した。
フランス王への臣下である、
ギヨーム２世は、 イングランド王、
ウィリアム１世として即位し、
ノルマン朝を開いた ;
（ ウェストミンスター寺院での、
戴冠式は、 同年の、 12月25日 ） 。
これにより、 イングランドは、
ノルマン人たちにより、 支配される。
イギリスの歴史において、現在に至るまで、
外国の勢力による侵攻・征服が成功した、
最後の事例だ。
ノルマン・コンクエストは、
イングランドの歴史の分水嶺となり、
デンマークの付近 ;
（ ゲルマン人の領域 ）、 の、 強い、
政治的・文化的影響から離れ、
ラテン系のフランスの、
政治性や文化性らが、 浸透していった。
なお、 北人を意味する、
ノルマンたちは、 イングランド人 ;
（ この場合は、 アングロ・サクソン人や、
デーン人を指す ） 、 と同様に、
ゲルマン系の民族らの一つ、 なので、
異民族、 というほどでもない。
ノルマン・コンクエストが、
比ぶる容易に進んだ、一因に、
双方が、 文化的に近かった❗ 、
という点が、 挙げられる。
イングランド、 以外の、
ウェールズ、と、 スコットランド、や、
アイルランドには、
ノルマン・コンクエストの支配・影響は、
あまり、 及ばなかった。
これらな、領域らは、 もとから、
ケルト人の勢力下にあり、
ゲルマン人の勢力下にはなかったので、
そういうことも、 一因となった、
ようだ。
ただし、 後になって、
これらな地域らで、
イングランドとの抗争や、
関係性、 なども発生する。
この抗争や関係性は、
ノルマン・コンクエスト自体によるもの、
ではなく、ノルマン・コンクエスト以後の、
出来事による。
第千年代な、 11世紀のイングランドは、
デーン人の王朝 ;
（ スヴェン1世・クヌート1世、 など ）
、 の後に、 ノルマンディー公国の、
支援を受けた、 アングロ・サクソン人の、
王朝の、 エドワード懺悔王が即位した。
彼は、 その統治の中で、
ノルマン人の貴族員を積極的に登用した、
が、これは、 デーン人たちとの影響力の、
脆いバランスの上に立ったものだった。
この不安定な状況が、後に、
外部の介入を招く伏線となった。
エドワード懺悔王には、
嗣子がいなかったので、 甥で、
異母兄の、 エドマンド2世の息子な、
エドワード・アシリングを、
あらかじめに、 後継者に迎えていたが、
彼が亡くなると、その幼い息子な、
エドガー・アシリングを後継者とした。
しかし、 第千６６年に、
エドワード懺悔王が亡くなると、
年少 （ 15歳前後 ） の、 エドガーは、
無視され、 代わりに、
王妃な、 エディス女史への兄で、
最大の勢力を持つ、 サクソン人の、
貴族であった、
ハロルド・ゴドウィンソン、 が、
サクソン諸侯会議によって、
王として選ばれた。
その後に、 紛糾が起こり、
ハロルドの弟な、 トスティは、
ノルウェー王の、 ハーラル3世と組んで、
王位を主張した。
一方で、 エドワード懺悔王の従甥である、
ノルマンディー公の、 ギヨーム2世は、
後継者に指名されていた、として、
王位への継承権を主張した。
さらに、 前に、 ハロルドが、
自分の後継を承認する誓い ;
（ 聖骨の誓い ） 、 をしており、
その即位は、 破誓であり、 無効だとし、
ローマ教皇アレクサンデル2世からの、
承認を得た。
かくして、 状況は、 更に紛糾し、
これを解決するのは、武力しかない、
という、 状況に陥った。
ハロルドの戴冠後の、 4月の末から、
5月の初頭にかけて、まず、
トスティが、 反旗を翻した。
彼は、 イングランドの南部を荒らした後で、
スコットランドに移り、
ハーラル3世と組んで、再び、
攻勢をしかけた。
一方で、 ギヨーム2世は、 配下の、
ノルマン公国の諸侯のみならず、
フランス中から、 領地を求める、
小貴族の次男以下を募って、 軍勢を作り、
ドーバー海峡を渡って、 9月22日に、
イングランドの南部な、
イースト・サセックスの、
ペパンゼイに上陸し、 侵攻を開始した。
ハロルドは、 北方と南方から、
挟まれる形になった。
9月25日に、 まず、 北方の、
トスティとハーラル3世が、攻勢をしかけた。
ハロルドの軍は、 激戦の末に、
これを撃破した❗ ;
（ スタンフォード・ブリッジの戦い ） 、
が、 戦力を消耗し、 疲弊した。
ギヨーム2世は、 9月の末から、
10月にかけて、 イングランドの、
南部を制圧していった。
優秀な騎兵や、相手の戦術ミスなどで、
ハロルドの軍を撃破し、 彼を討ち取った ;
（ ヘイスティングズの戦い❗ ）。
ギヨーム2世は、 さらに、 南部から、
北東部の各地に進撃した。
南部のサクソン諸侯は、
ハロルドの戦死後に、
エドガーを擁立して、 抵抗したが、
ギヨーム2世の攻勢を受けて、
王位を認めざるをえなくなった。
12月25日に、 ギヨーム2世は、
ウェストミンスター寺院で戴冠、
ウィリアム1世として即位した。
それ以前のイングランドは、
サクソン人や、デーン人の大諸侯 ;
（ earl ） 、 らが、 各地に割拠している、
状態だったが、 ウィリアム1世は、
イングランドの統一を推進した。
ノルマンディー式の封建制を取り入れて、
ヘイスティングズの戦い、などで、
戦死・追放した、 諸侯の領土を没収し、
配下の騎士たちに分け与えた。
さらに、 各州（ シャイア、shire ）、
に、 州長官 （ シェリフ ）、 を置いて、
王の支配を全土に及ぼした。
緩やかな支配に慣れていた、
サクソン諸侯は、当初は、
ハロルド2世の一族員や、
エドガー・アシリングをかついで、
各地で、 反乱を起こしたが、
各個に撃破された❗。
その後も、 第千７０年に、
デーン人、や、スコットランド王、 などの、
支援を受けて、 ヨークシャ一、などの、
北部で、 反乱が起きた。
所領を奪われた、 サクソン人や、
デーン人達は、
ロビン・フッドのモデルの1人といわれる、
ヘリワード・ザ・ウェイク氏を首領として、
ウォッシュ湾の近くのイーリ島に集結して、 抵抗したが、むなしく、鎮圧された
（ 1074年 ） 。 これ以降は、
イングランドは、 安定した。
エドガーは、 スコットランドに逃亡し、
その姉な、 マーガレット女史は、 後に、
スコットランド王の、
マルカム3世と結婚した。
2人の間の娘な、 イーディス
（ マティルダ ） 、 女史は、
後に、 サクソン人と、
ノルマン人、との、 融和の証として、
ヘンリー1世と結婚することになる。
ウィリアム1世は、 反乱諸侯らから、
領土を取り上げる、 と共に、
サクソン人の貴族員が、
後継ぎを無く、 死亡したり、
司教、や、 修道院長が亡くなると、
代わりに、 ノルマン人を指名したために、
日本で、 白河上皇による、
院政が始まった頃の、
第千８６年頃には、
サクソン人の貴族は、 わずかに、
２人になっていた。
また、カンタベリー大司教も、
サクソン人のスティガンド氏が、解任され、
イタリア人のランフランクス氏が、
就任しているが、 これは、
ローマ教皇の意向が、 働いており、
以降は、 イングランドにおける、
ローマ教会の影響力は、 強くなり、
ウィリアム2世の時代の、
イングランドにおける、
叙任権闘争につながっていく。
ノルマン・コンクエストとは、
ノルマン人の農員らが、大挙して、
イギリスへ襲来して、サクソン人の、
農員ら、が、 大挙して、 追放された、
ことでは、 ない。
サクソン人の領主らが、 追放されて、
ノルマン人の領主らが、 取って代わった、
だけにすぎない。
その意味で、ノルマン・コンクエストとは、
国民の全体から見れば、
ごく少数の、領主・貴族に限った、
征服だ、 とも言える。
当然ながら、民衆の中から、
古英語や、イングランド文化が、
消滅したわけでも、ない。
ただし、 古英語は、 ここから、
3世紀の間は、 支配者層の間で、
話されることは、なく、
庶民の間だけの言葉になった。
抗う文法学者も、いなくなった、
状態になったことにより、 英語は、
庶民の間で、 急速に簡素化されていく。
名詞の性別の消失、
語尾の複雑な変化の消失、 などは、
ノルマン・コンクエストの結果でもある。
さらに、英語は、 多くの、
フランス語・ラテン語の語彙を、
取り入れることで、
美しさも備えていくことになる。
ウィリアム1世の支配の下で、
サクソン人らは、 土地を奪われた。
サクソン人の一部は、
スコットランドや各地に逃亡し、
はるか、 東ローマ帝国に、
傭兵として雇われるものも、いた。
ウィリアム1世は、 所領を与える際に、
まとまった一地域を与える、代わりに、
各地の荘園 ; （ マナー manor ） 、
を、 分散して与えた。
征服が、少しずつに、 進んだことによる、
必然でもあるが、このために、
一地域を、 半独立的に支配する、
諸侯は、 生まれなかった ;
（ 王族員、 などに、 例外はある ） 。
諸侯は、 所領が分散しているため、
反乱を起こしにくく、 また、
支配地域の安定のために、
王の力に頼る、 必要があったため、
王権は、 最初から、 強かった❗ 。
一方で、 諸侯らは、 お互いに、
頼りあうことになるため、
王に対しても、 協力して、対抗しやすく、
後に、 マグナ・カルタや、
イングランド議会の発展につながる、
要因となっている。
また、 全国での検地を行い、
課税への基礎となる、 詳細な検地台帳 ;
（ ドゥームズデイ・ブック ） 、
を作り上げた。
当時の、 フランス、ドイツ、イタリアは、
大諸侯が割拠する、 封建制であり、
イングランドの体制は、 西欧で、
最も、中央集権化が進んでいた。
フランス王への封建臣下である、
ノルマンディー公が、 同時に、
イングランド王を兼ね、
フランス王より、 強大になった❗ 、
ことによる、 両者の争いは、
プランタジネット朝において、 さらに、
激しくなり、
百年戦争を引き起こす❗ 、
ことになる。
また、 それまでのイングランドでは、
スカンディナビア、ゲルマン文化の、
影響性が強かったが、
フランス文化が、 これに、取って代わる、
ことになり、 政治的にも、
フランスと深く関連することになる。
ウィリアム1世に従う、 北フランスの、
各地の、 貴族員たちは、 ひとまずは、
イングランドに定着したが、
その後は、 しだいに、
ウェールズ、や、 アイルランドの東南部、
とか、 スコットランドにも、
広がってゆき、
フランスの北西部と、 ブリテン諸島は、
北フランス文化圏に組み入れられる、
こととなった。
ノルマン人の子孫である、
ノルマンディーの貴族員たちは、
移住してから、 百年程度がたち、
風習、言語が、 ともに、
フランス化していたので、
イングランドでは、 それまでの、
テュートン系の、 古英語に代わり、
ノルマンディー方言 ;
（ ノルマン・フレンチ、
アングロ・フレンチ ） 、 を中心とする、
北フランスの言語が、
貴族社会の言語となった。
また、英語も、 これらの言語の影響性を、
強く受け、 中英語へと変化した。
例えば、 動物を示す英語と、
その肉を示す英語が異なる ;
（ ： 豚 - pig, swine / 豚肉 - pork;
牛 - cow, bull, ox / 牛肉 - beef;
羊 - sheep / 羊肉 - mutton 、 など ） 、
のは、
イングランドの被支配層が育てた、
動物の肉を、ノルマンディーからの、
支配層員ら、が、 食用としたために、
二重構造の言葉となったケースの、
典型、 と、 いわれている。
その他には、 yard 、と、 garden、
dove 、と、 pigeon 、 などの、
例が挙げられる。
このほかにも、文化的な語彙を中心に、
多くのフランス語が、 英語に流入した。
なお、 当時のフランス語では、
ch （ 多くラテン語の、 c /k/ に由来 ）
、 と書いて、 / tʃ / 、 と発音したが、
その後に、 転訛が進み、
現代フランス語では、 / ʃ / 、 となった。
当時の発音は、 英語の中に遺されている、
ということになる ;
（ 例： Charles 、は、 フランス語では、
シャルル❗ 、 英語では、
チャールズ 、 と読む ） 。
また、法廷や公文書なども、
フランス語で表記された。
これは、
日本では、 南北朝の争乱の頃の、
千３６２年に、
『 訴答手続規則 』 ;
The Statute of Pleading ; において、
英語を用いるように定められるまで、
続けられた。
☆ １８歳で、 軍の総長❗❓ ;
伝説の女戦士 ; 「 楯の乙女 」、
の、 顔が復元される❗ ;
Credit: National Geographic
point ;
伝説上の存在であった女戦士 ;
「 楯の乙女 」、の、 人骨を基に、
復元された、 顔の画像が公開される❗ ;
女性の年齢は、まだ、 １８か、
１９歳だったが、 隊をまとめる総長だった、
可能性もある❗ ;
スコットランド・ダンディー大学の、
研究チームにより、
「 楯の乙女 」、 と思われる、
人骨を基に、 顔の復元が行われました。
この女性は、 ９百年頃に戦死した、
ヴァイキングの女性。 なんと、 彼女は、
弱冠にして、 １８歳で、 軍の、
「 総長 」、 であった、
可能性もあるようです。
遺骨は、 千９百年に、
ノルウェーで発見され、 2017年の分析で、
女性のものであることが、
判明しています。
頭蓋骨は、 楯の上に、 寝かされており、
足元には、 馬の骨、 胴体は、
多くの剣や槍、斧、矢に囲まれていました。
そして、 頭蓋骨の額な部分には、
おそらく、 致命傷となった傷が、
刻まれており、 彼女が、 戦士として、
死んだことを示しています。
そのことから、研究チームは、 人骨が、
「 伝承な上に登場する、
楯の乙女のものではないか 」、
と、 推測しました。
また、 女性の年齢は、まだ、
18か、19歳頃でしたが、 戦士らしい、
強靭な顎を持っている❗ 、
ことが、 分かっています。
額の傷は、 剣による殴打❗ 、
と、 特定されましたが、
治癒した痕跡もあったため、
最終的な、 死因では、ない、ようです。
/Credit: ja.wikipedia
研究チームは、 「 この発見は、
ヴァイキングの戦士が、必ず、男、
という、 定説を覆すものだ 」
、と、 指摘します。
さらに、 この若き女戦士は、
屈強な男に混じって、
戦士に選ばれただけでなく、
隊をまとめる総長だった、
可能性もある、 と、 言います。
女性の人骨の隣には、当時は、
高位の軍人だけに貸与を許された、
「 チェス・ボード 」、 に相当する、
遺物が、共に、 埋葬されていた❗、
のです。
このボードは、 戦術や作戦を練る際に、
高位の軍人が使うものとして、
知られています。
確かに、 復元された精悍な顔は、
戦士としての力強さだけでなく、
理知的な聡明さも、たたえています。
まだ、 ２０歳にも満たない、
この女戦士は、一体に、
どのような人生を送ってきたのでしょうか。
「 楯の乙女 」、 の遺骨は、
今月の22日まで、 ノルウェーは、
オスロにある、
「 Museum of Cultural History 」、
に展示されています。
reference: livescience / written by
くらのすけ 記者 。
☆ 三橋貴明氏❗ ;
☆ カネには換算できない遺産
2019-12-01 08:10:55
テーマ：欧州経済
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英国ロンドンでまたもや痛ましいテロが発生しました。
『ロンドンで再びテロ、2人死亡 容疑者射殺、過激派と関連か
ロンドン中心部のロンドン橋で29日午後、刃物を持った男が通行人に切りつけ、2人が死亡、3人が負傷した。英警察はテロ事件と断定した。射殺された容疑者の男はイスラム過激派との関与も指摘される。金融街シティーに近い現場では2017年にも別のテロ事件が起きており、英当局の治安対策も問われそうだ。
英警察の発表によると、射殺された男は英中部に住むウスマン・カーン容疑者（28）。29日午後2時ごろ、ロンドン橋近くの建物で開かれていたイベント会場で参加者を切りつけた後、橋の上に移動したとみられる。カーン容疑者は爆弾のような物を身につけていたが、偽物だった。（後略）』
カーン容疑者は、２０１２年にロンドンの証券取引所を攻撃する計画を含むテロを計画したとして、有罪判決を受け、収監されていた人物です。カーン容疑者は１８年１２月に電子タグ着用を条件に釈放されていましたが、一年もたたずにロンドン橋で殺傷テロを起こしたわけです。
しかも、爆発に見えるものを装着していたため、警官としては射殺するしかなかったようです。
１２年に有罪判決を下したイギリスのウィルキー判事は、
「より深刻なジハーディスト」
と、カーン容疑者について評しています。
テロ事件を受け、イギリス政界は選挙活動を一時的に見合わせましたが、ブレグジット党が「保守党が勝った選挙区に候補者を立てない」と宣言した影響か、保守党がかなりリードしているようです。
調査会社ユーガブの予測モデルによると、保守党は１９８７年以来で最大の過半数を制する可能性があります。総選挙に勝利すると、イギリスの２０年１月末のブレグジットがほぼ確定することになります。
以前も書きましたが、２０１６年６月２３日の国民投票は、法的拘束力があるわけではありません。あくまで議会から国民への「お伺い」です。
今回の総選挙において、保守党は、
「ＥＵからの離脱に関連した法案の審議をクリスマス前に議会で始め、来年１月末には離脱を実現する（ジョンソン首相）」
と、ブレグジットを公約にしているため、保守党勝利の場合は「ブレグジットは英国民の付託を受けた」ことになります。
話は変わります。以前も書いたのかどうか、記憶が定かではないのですが、先日の訪英に際し、個人的に印象的だったのは、博物館に子供たちが集団で見学に来ていることです。つまりは、社会科見学ですね。
【歴史音声コンテンツ 経世史論】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※１１月５日から上島嘉郎先生と三橋貴明の対談「自虐史観はなぜ始まり、深刻化したのか」がご視聴頂けます。
日本の博物館でも普通の光景といえば、まあ、そうなのですが、博物館への子供たちの集団見学が実現するのは、いくつか条件があると思いました。
１．国家が「カネにならない」文化的な遺産や博物館であっても、伝統・歴史の保全といった観点から、予算を費やし、維持している。
２．子供たちに対する教育が重視され、「カネにならない」国家の文化、伝統、歴史を学ばせる価値について国民が共有している
３．子供たちを集団で移動させ、博物館で見学させても、治安上の問題はない
上記の一つでも成立しなくなると、「子供たちの博物館での集団見学」は実現しなくなります。
現在の日本は、カネ、カネ、カネ、ということで、緊縮財政が続いています。やがては、
「短期的にカネにならない博物館を維持するなど、ムダの極みだ！」
という声に負け、短期的利益を生み出さない（代わりに、国家が全力で維持しなければならない）文化的遺産や展示が消滅していくことになるでしょう。
２０１７年４月に、「外国人に対する文化財の説明や案内が不十分」という理由で、山本幸三地方創生担当相（当時）が、
「一番のがんは文化学芸員。この連中を一掃しないと駄目」
と、発言したのは、記憶に新しいところです。
２ですが、日本は教育支出までをも削減中です。しかも、子供たちの両親の所得水準が低下し、金銭的に「博物館を見学する余裕がない」状況に追い込まれる気がします。
そして、３ですが、露骨な書き方をすると、博物館を集団で社会科見学中の「子供たち」にテロリストを突っ込ませるほど、効果的なアピールはないのです。また、一度でもその手のテロが起きた日には、その後の子供たちは博物館を授業の一環として見学し、「教養」を身に着ける（厳密には「切っ掛け」をつかむ）機会が奪われることになります。
上記を考えると、子供たちの社会科見学を実現している日本やイギリスは、確かに「先進国」なのでしょう。
いや、先進国「だった」というのが正しい表現なのかもしれません。
特に、我が国の場合は財務省主導の緊縮財政思想がはびこり、政治家や国民が「カネ、カネ、カネ」になり、費用対効果だの、選択と集中だのばかりが叫ばれ（企業のリストラじゃないんだよ！）、短期的利益を生み出さない予算が次々にカットされていっています。
先日、日本政府が京都大学に対し、iPS備蓄事業に対する年間10億円の予算を打ち切る可能性を伝えたことが報じられました。こう言っては何ですが、ノーベル賞まで取った研究に、日本政府は年にわずか１０億円しか支出していませんでした。それすら、カット。
短期的にはカネにならない博物館の予算が消滅する日も、そう遠い日ではないでしょう。
などと書くと、今の日本政府は、山本幸三元大臣ではないですが、
「ならば、インバウンドで外国人観光客様を呼び込み、博物館をカネにすればいい」
と、狂いに狂った政策を推進しようとするわけですが、そもそも国家の文化、伝統、歴史を何だと思っているのでしょうか。
文化や伝統、歴史は、過去の先人が大切に我々に引き継いでくれた「カネには換算できない遺産」であり、失うことはもちろん、本来はビジネスの種にすることもはばかられる宝物なのです。
この手の「宝物」の価値を見誤り、「カネになる？ ならないの、あっそ。じゃあ、カット」とやっている我が国が、このまま存続できると思うほうがおかしいというものでしょう。
本当に大切なものが、何なのか。我々は今、地に足をつけて考え直さなければならないのです。
「本当に大切なもの」について考えて下さった方は、↓このリンクをクリックを！
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◆三橋貴明関連情報
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☆ ガン細胞たちは、
ブドウ糖だけ、 を、
唯一の、主な、栄養分としてあり、
糖質を制限する事を含む、
ビタミン・ケトン療法は、
ガン細胞たちを兵糧攻めにする事でも、
ガン、の、あり得る度合を減らす事になる。
タンパク質たち、と、
ビタミン、たち、に、
ミネラル 、たち、を、 完全以上に、
飲み食いなどして、 摂取し続ける、 事が、
一部の人々を除いた、
ほとんどの人々の健康性を成し続ける、
代謝ら、を、
完全以上に、 成し続ける事に、 必要であり、
これら、を、 より、 欠いてしまう事は、
万病を引き起こす、 可能的な度合ら、を、
より、 余計に、 成す事を意味する。
☆ いずれにせよ、
日本人たちは、 より早くに、
日本人たちの足元の、 地下へ、
より、 どこからでも、
より、 速やかに、 落ちついて、
歩み降りてゆき得る、 避難経路ら、と、
より、 快適に住める、 避難所らとを、
作り拡げてゆく、
公共事業らを成す事により、
日本の、 財務省の役人ら、と、
与野党の、 主な政治家らとが、
英米のカネ貸しらの主張する事らを、
そのまま、自らもまた、
オウム返しにして、主張し、
実行もする事において、
日本政府の財政における 、緊縮 、
を、 繰り返し、 成す事を通して、
彼らへの、 主 アルジ の立場にある、
日本の主権者としてある、日本人たちへ、
物価だけではなく、
その労働らへの賃金らの水準へも、
より、 押し下げる向きへ圧力をかける、
要因らの系である、
デフレ不況性 、を、
押し付け続けて来てある、
その、 デフレ不況性 、を、
解消し去ってゆく、 と共に、
日本人たちの防衛性の度合いを、
飛躍的にも高めてゆくべき、
ぎりぎりの状況にも、 ある 。
地上を襲い、 地上をおおい得る、
あり得る、 災害らへ対して、
地上に、 避難所らや、
避難経路らを設定して、
日本の主権者たちを、
それらへ誘導する事は、
人食い虎どもの住む、 密林へ、
わざわざ、 人々を誘導する事に類する、
行為であり、
日本の主権者としてある、
日本人たちの一般 、へ対して、
個々の日本国民においても、
執事なり、 召し使いなりの立場にある、
公務員などの、 者らにおいても、
成す事が、 許されない 、
行為なり、 態度なり、 であり、
日本人たちの一般の、 あり得る、
福利ら、を、 より、 能くも、
最大限にも、 成す事を、 約束して、
日本の社会に、 存在し、 存続する事を、
日本国民たちの一般から、 許されてある、
筋合いにある者としての、 義務 、 に、
違反性を成す、 行為であり、
それが、 作為型では、 無く 、
無知性と痴愚性とにもよる、
不作為型の、 行為なり、 態度なり、
であっても、
それへの責めを負うべき、 筋合いを、
その主らの側に、 成すものである事に、
変わりは、 無い。