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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

完走冬ドラ(2)『問題のあるレストラン』

2015-03-25 22:50:25 | 風間俊介
共感できたりできなかったり、不快なところもあったり、
…様々な感情が喚起される作品だったと思います。
途中ぐらいまで男はバカでどうしようもないから女だけのユートピアを作ろうよ!
的な話になるのかな?それはそれで短絡的なんじゃ…。
という不安は杞憂に終わり、どうしようもない人のどうしようもない部分はどうにもならないこと多いけど、
ダメはダメなりに成長できるという優しさを感じられたラストだったなと。
なんでもかんでも性別で分け対立を煽る社会構造になっているのは誰の幸せにも繋がらないのに、
それを許さないのは誰にとって都合が悪いことなのでしょうか?
…とくに今の日本は世界と逆行して悪いほうへ悪いほうへと向かっているのがただただ憂鬱にさせられます。

セクハラ問題の帰結の仕方はあれで良かったのかも?
もっと現実に寄せるとセクハラ問題は揉み消され、
金にものを言わせてマスコミを抱き込んで被害者を社会的に抹殺するとか救いがないにも程がありますから。
記事によって雨木社長は制裁を受けることになりましたが、
自分のほうこそ被害者であるという意識が肥大した結果は、
五月さんが望んだものとはかなり乖離していたはず…。
でも、完璧な解決なんてないですもんね、何事も。
ビストロ・フーがたった1人のクレーマーに閉店に追い込まれたことと、
雨木社長の追放劇はきっと同じことで…あぁ、上手く言語化できない(;´Д`)

後半、突然現れた風間演じる高村くん。
自殺ENDを心配された五月さんの救済キャラとしての役割だったと思われるので、
素敵ではあったけど深みはなかったかな~なんて。
クズ男だらけだったのと、風間の悪役イメージで高村くんもクズなんじゃ!?
と最後まで不安にさせるためのキャスティングだったとは思いたくありませんが。
…なんでしょうかね、悪役イメージだけで判断する人はたしかに多いのですが、
やっぱり深く描かれない都合の良いチート王子様キャラが作品と合ってなかったことが大きいような…違うかなぁ。
でも五月さんには幸せになってほしいので高村くんが支え、
ともに歩んでいってほしいと心から願うばかり。

高村くんのキャラが深く描かれてないと強く感じたのは、
チカちゃんや若手女子3人の丁寧さとどうしても比べてしまうからかも。
まぁ、チカちゃんに感情移入しまくってしまったので冷静な比較は難しいのですが。

主人公のタマコの温かくて人当たりの良い優しい女性の抱える冷めた部分に惹かれるものがありました。
寒がり設定は心の冷えを表現していたとか!?←どうだろう(^_^;)

きゃりーちゃんの主題歌もドラマに合っていてGood♪
やっぱり音楽は大事です!
先日のヒトカラでチャレンジしてみたものの、
自分の声との不釣り合いさに絶望したとか…大袈裟なんですが。

素敵なドラマに風間が参加できて本当に良かったと思うと同時に、
次はもっとガッツリと!と望んでしまうというの…欲望は際限がありませんなぁ。




ではでは

2 コメント

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高村くん (きんぎょ)
2015-03-29 03:23:05
もし私があのタイミングで「今すぐ結婚しよう。二人で分けよう」なんて言われたら、うれしいどころか、「この人何もちゃんと考えずにカッコいい自分に酔ってるだけんじゃないの?信用できないな。」と思ってお断りしちゃいますね。
やっぱりあそこは、結婚とかそういうことを言う前に、訴訟をしたらどうなることが想定されるのか、一緒に訴訟をしたら高村くんにもどのような社会的リスクがあるのかということを、きちんと話をしてこそ、真摯で誠実な感じが出たと思うんですよね。
あの結婚とかのセリフの薄っぺらさでは、裏があるのでは?と思っちゃいますよね f^_^;)

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Re:高村くん (カイン)
2015-03-29 22:55:13
<きんぎょさん

たしかに、あのタイミングでのプロポーズは強引でしたよね。
ほんとに彼女の苦しみとかわかってんの?と言いたくなるというか…。
あと、五月さんを幸せにする=イイ男と結ばれるという方法が安易といえば安易?
「それ生き」と同じ坂元作品だからこそのあの反応もあったであろうとはいえ、
他の作品では普通の役でも「あやしい」「裏が…」と言われなくなってきているので、
やっぱり高村くんの描かれ方に問題があったとしか…。
そう思うともったいないなぁ…となってしまうのでした。
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